2018年度の名鉄の設備投資計画

2018年3月26日に公表された2018年度の名鉄の設備投資計画について、きわめておおざっぱに要約してみた。

  • 2018年度の名鉄の設備投資計画
    1. ホームの安全対策(内方線つき点状ブロック、ホームドア、危急しらせ灯) 詳細
    2. 高架化(知立(ちりゅう)、喜多山(きたやま)、布袋(ほてい)) 詳細
    3. ふみきり(ふみきり障害物検知装置、ふみきり遮断機) 詳細
    4. 災害対策(高架橋柱などの耐震補強=大曽根詳細
    5. 土木施設(コンクリートまくらぎ化=津島線ロングレール化=名古屋本線本宿-名電長沢詳細
    6. 電気施設(電力設備、き電線、転てつ機と信号機の動作を制御する連動装置、列車無線基地局詳細
    7. 車両の新造、改装(2200系1編成新造3300系4編成新造1200系3編成改装) 詳細
    8. 外国人旅行者うけいれ環境(車内案内表示・自動放送の4か国語化、無料Wi-Fiサービス、えきトイレの洋式化) 詳細
    9. えき改良・バリアフリー化(バリアフリー化=みなみあんじょう、新羽島、新那加、小牧口|曲線改良・ホーム改良=神宮前|駅舎たてかえ=碧南、木田) 詳細
    10. 異常時対応力(おりかえし設備(わたり線)(下小田井)) 詳細
    11. 女性従業員用宿泊施設の整備 詳細
    12. 開発事業(商業施設=常滑えきまえ、大曽根、江南みなみぐち|賃貸マンション=太田川大曽根詳細
    13. ほのほか(名駅再開発計画、IT機器・システム更新) 詳細

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きになるとこはまず車両の新造。特急車両の2200系こおろぎが1編成、通勤車両の3300系ぎんいろ電車が4編成新造されるだけど、やっぱりあっかい電車の新造はない。つぎに知立の高架化。名古屋本線三河線で上下2層のホームになるだけど、上下ともしましきホーム2面4線になるっていう巨大なえきをつくるもんで、2023年度の完成がたのしみだ。みなみあんじょうのバリアフリー化はエレベーターがつくっていうもんだけど、はよ着工してほしいもんだ。ほいから名古屋本線本宿-名電長沢間のロングレール化もきになる。いまのうちに現地にいって着工まえの状態をかくにんしといて、完成后の状態との比較をしてみたい。あとは女性従業員用宿泊施設の整備。これから名鉄もおんなの運転士さん、おんなの車掌さんがふえていくだな。

さいごに名駅再開発計画。これから具体化にむけた計画の推進をはかっていくっていうことだけど、将来の改軌にそなえること、近鉄との連絡線をもうけること、複々線にしとくこと、っていうみっつのことはぜひ実現させてほしい。名鉄のつぎの100年のためだ。

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(さんこう)