肥薩おれんじ鉄道、ブルートレインで 往年の 栄光を 再現!






肥薩おれんじ鉄道で 試運転する 寝台特急はやぶさ」=2月 むいか、阿久根駅 (南日本新聞
はやぶさ

肥薩おれんじ鉄道 (ひさつおれんじてつどう)を ブルートレインが はしる。


と いっても わかりにくい。もともとは 門司港から 鹿児島まで 1本の 路線で つながっとった 鹿児島本線だけど、九州新幹線 八代−鹿児島中央間が 2004年 3月 13日に 開業した ことに ともなって 途中の 区間が 三セクに 移管され、鹿児島本線は 分断されちゃっただ。分断された 区間は 八代−川内 (せんだい)間 116.9キロで、これが 肥薩おれんじ鉄道だ。ちなみに あの 悪名 たかい ブログ市長の 阿久根市 (あくねし)も、この 肥薩おれんじ鉄道の 沿線に ある。と いうか、沿線の 都市で 九州新幹線が とおらず、肥薩おれんじ鉄道しか たよる ものが ないのが ゆいつ 阿久根市だ。


優等列車を 新幹線に もって いかれ、ほそぼそと した 旅客需要しか のこっとらん 肥薩おれんじ鉄道 区間は、電化路線で ありながら 気動車を はしらせざるを えんと いう かなしさだ。とうぜんの ことながら 経営は くるしく、車両ひとくちオーナーの 募集で 資金の 確保に つとめたり しとる。


ところで こんかい、JR九州との 合同企画で 往年の 鹿児島本線の 栄光を 再現すべく、ブルートレインを はしらせると いう。


門司港・小倉・博多・熊本〕 ⇒ 〔鹿児島中央〕
2010年 3月 はつか(ど) 発
2010年 3月 27日(ど) 発
〔鹿児島中央〕 ⇒ 〔門司港
2010年 3月 21日(にち) 発
2010年 3月 28日(にち) 発


で、2月 むいかには 企画列車の 試運転も おこなわれた。



肥薩おれんじ鉄道ブルートレインはやぶさ」、「なは」が 疾走

ブルートレインが 2月 むいか、約 6年ぶりに 鹿児島県内の 鉄路を 疾走した。JR九州肥薩おれんじ鉄道が 3月に 企画する 九州縦断の たびを まえに、肥薩おれんじ鉄道 八代−川内間を 試運転で 1往復。JRを 引退した 寝台特急 「なは」と 「はやぶさ」の 雄姿が みれると あって、鉄道ファンらが 沿線での 撮影など たのしんだ。


東シナ海を のぞむ JR 旧鹿児島線ブルートレインが はしるのは、九州新幹線 一部開業で 西鹿児島 発着から 熊本 発着に なった 2004年 3月 以来。三セク肥薩おれんじ鉄道には JR貨物が のりいれるけど、客車の けん引は とだえた。この ため 3月の 本番まえに 肥薩おれんじ鉄道の PRを かね、各駅の 停車位置など たしかめる 試運転を おこなった。


ヘッドマークは くだりが 「なは」、のぼりは 「はやぶさ」に かえ 運行。見物客は 肥薩おれんじ鉄道の 車両と ブルートレインが 離合する 薩摩大川 (さつまおおかわ)、薩摩高城 (さつまたき) 両駅などで 撮影。阿久根駅でも のべ 約 60人が 「寝台特急に ゆめ気分」の ようすだった。


鉄道ファンや 沿線の ひとたちも うれしいだらけど、もともと 優等列車を はしらせるだけの 能力を もっとる 「線路」が だれよりも よろこんどるだらな。




(さんこう)







肥薩おれんじ鉄道 路線図
肥薩おれんじ鉄道 路線図 (熊本県内) 肥薩おれんじ鉄道 路線図 (鹿児島県内)