ひたちなか海浜鉄道 延伸 計画!

2011年 3月 11日の ひがしにほん地震の 被害から、4か月 あまりの 7月 23日までに 全線 復旧を はたした ひたちなか海浜鉄道だけど、利用客が もどりきらず、原油 価格の たかどまりや 予定される 電気料 ねあげも あって、また 苦境に たっとるって いう。

ところで、ひたちなか海浜鉄道って どんな とこ はしっとるのか。

きいろい 線で ひいて ある とこが いまの 路線、湊線 (みなとせん)だけど、旧 那珂湊市から 内陸に むけて 旧 勝田市常磐線 勝田駅に つなぐ 一方、海岸 ぞいには 海水浴場で 有名な 阿字ヶ浦 (あじがうら)までを むすぶって いう ことで、エル字がたの 路線に なっとる。いまの ひたちなか 市域から みると はしっこの ほうを、おおまわりに ほそぼそと はしっとるって いう かたちだ。最高 速度も ことし 3月 17日に 改善されて やっと 60km/hに すぎん。これは これで 評価せにゃ いかんだけど、ほれまでは 50km/hだった。

ひたちなか海浜鉄道 延伸 計画 (あきひこ)
ひたちなか海浜鉄道 延伸 計画 (あきひこ)

ほこで、延伸 計画だ!

ももいろの 線で ひいて ある ように 湊線を 延伸し、勝田駅 東部の 市街地や ひたちなか 地区と つなぐ。さらに、勝田駅から 水戸駅まで のりいれを する。

これで、市内の おおきな 部分が 鉄道 沿線に なり、移動 手段が 鉄道 だけで すませる ひとが 格段に ふえる。市役所の ひがしに ある みっつの 高校にも、鉄道で かよえる ように なる。また、市内 各所から 県都に 直結する ことで、通勤者にも つかえる 鉄道に なる。

すばらしい 案だけど、かねが かかる。延伸するのに かかる だけじゃ なくて、既存の 路線を 改良するのにも かかる。最高 速度 120キロとは いわんけど、せめて わが 名鉄 西尾線 なみの 100キロ ぐらいには もって いきたい。いま みたいに 60キロじゃ おそすぎて ほかの 列車の じゃまに なるで、常磐線に のりいれさせて もらえんだ。車両も もちろん 高性能なのが いるだけど、非電化の ひたちなか海浜鉄道と 電化の 常磐線の りょうほう はしれる ハイブリッド 電車も いいかも しれん。いま JR東日本が 開発中の やつだ。

どこに ほんな かねが あるだ?

ひたちなか海浜鉄道に ほんな かねが ある わけ ない。ひたちなか市茨城県や くにが だすしか ない。

けど、鉄道への 理解が なきゃ、ほれも むりだ。

大半の 住民が 鉄道 利用から マイカー 利用に きりかえちゃっとる いま、ほの 理解を えるのは 至難の わざだ。鉄道を 生活の あしに つかっとる ひとが どいだけ おる。マイカー もっとるのに、いまさら 鉄道なんか いらんわ!ってのが ふつうの かんがえだ。ほれより、おんなじ おかね つかうなら、市の 施設とか まっと 駐車場 ふやすのに かね つかえよ!って いわれちゃう。

あるいて くらせる 生活の 快適さ。駅と 目的地との あいだを たくさんの ひとが あるく ことで、まちに にぎわいが もたらされるって いう こと。クルマの 運転に 神経を つかったり、いきかう クルマに びくついたり する ことの ない すばらしさ。

ほういう ことを おれは ひとびとに つたえたい。



(さんこう)