湯の山線に のって きた

近鉄 名古屋線近鉄四日市駅から 2本の 支線が でとる。みなみの ほう 7時 方向に のびて いく 内部線 (うつべせん)と、にしの ほう 10時 方向に のびて いく 湯の山線 (ゆのやません)だ。内部線の ほうは 廃線が とりざたされはじめた ことや、にほんでも めずらしい ナロー ゲージを 採用しとるって ことも あって、きょねんに なって 3回 のりに いった ことが あるだけど、湯の山線の ほうは 去年度の うちに 駅が いっきに 無人化に なった こととかで きには なりつつも、まんだ のった ことが なかった。

ところで ゴールデン ウィーク さいごの ひの、おとつい 2013年 5月 むいか、この 湯の山線に のりに いった。

いき

名古屋線の 急行で 9時 56分に 近鉄四日市に 到着。湯の山線の 電車が 10時 2分に でるって いうで、すぐに 湯の山線の ホームに 移動。まあはい 3両 編成の 湯の山温泉 いき ふつう 電車が まっとる。 

20130506_0959 湯の山線 09 近鉄四日市 湯の山温泉 いき ふつう
20130506_0959 湯の山線 09 近鉄四日市 湯の山温泉 いき ふつう

湯の山線の 運行は すべて ふつう 電車の 線内 往復で、ひるまの 時間帯で 1時間に 2本の 電車が ある。

ちなみに、名古屋線や 湯の山線の ホームが おんなじ 高架に あるのに たいして、内部線の ホームは いったん かいさつを でて 地平に おりた とこに ある。レール はばも 名古屋線や 湯の山線が 1435ミリの 標準軌なのに たいして、内部線は 762ミリの ナロー ゲージの ため 互換性が ない。

10時 2分、近鉄四日市を 出発。ひだりに ぐいーんと カーブしながら 高架を すぎ、きたむきから にしむきに むきを かえると すぐに 地平に おり、さいしょの 停車駅 中川原 (なかがわら)と なる。

つづいて 伊勢松本、伊勢川島と すすむ。スピードは せいぜい 70キロ。標準軌とは いえ カーブが おおいだ。

20130506_1005 湯の山線 10 中川原 (なかがわら) 1005 湯の山線 10 中川原 (なかがわら)

相対式 ホーム
20130506_1006 湯の山線 11 伊勢松本 1006 湯の山線 11 伊勢松本

しましき ホーム
20130506_1010 湯の山線 12 伊勢川島 1010 湯の山線 12 伊勢川島

相対式 ホーム (もとは くだりは しましき ホームだった)

高角 (たかつの)に 到着。ここで はじめて 対向 電車と すれちがい。車内は そこそこの ひとが のっとる。

20130506_1012 湯の山線 13 高角 (たかつの) 1012 湯の山線 13 高角 (たかつの)

相対式 ホーム
20130506_1014 湯の山線 14 高角 (たかつの) すれちがい 1014 湯の山線 14 高角 (たかつの) すれちがい

対向 電車が はいって くる
20130506_1015 湯の山線 15 高角 (たかつの) すぎ 電車内 1015 湯の山線 15 高角 (たかつの) すぎ 電車内

電車内の ようす

つぎが 「2012年度に いっきに 無人化」の あとも、中間駅の なかでは ゆいつ 有人の まま のこる 桜。ほの わりには なんの へんてつも ない 駅だ。つぎが ひだりに カーブする とこから 分岐が はじまる 菰野 (こもの)。こっちの ほうが りっぱな 駅だ。この あたりから、前方に みえる 鈴鹿の やまなみが だんだんと おおきく なって くる。つぎが 中菰野 (なかごもの)。菰野町 (こものちょう) やくば もよりの 駅だ。

20130506_1017 湯の山線 16 桜 1017 湯の山線 16 桜

相対式 ホーム
20130506_1020 湯の山線 17 菰野 (こもの) てまえ 1020 湯の山線 17 菰野 (こもの) てまえ

てまえの カーブ とちゅうに ある 分岐
20130506_1020 湯の山線 18 菰野 (こもの) 1020 湯の山線 18 菰野 (こもの)

くだりは しましき ホーム
のぼりは 単式 ホーム
20130506_1021 湯の山線 19 菰野 (こもの) 1021 湯の山線 19 菰野 (こもの)

鈴鹿の やまなみが 
むこうに みえる
20130506_1023 湯の山線 20 中菰野 (なかごもの) 1023 湯の山線 20 中菰野 (なかごもの)

しましき ホーム

つぎが 湯の山線 ゆいつの ぼうせん 駅、大羽根園 (おおばねえん)。この 駅 だけが 「2012年度に いっきに 無人化」に なる まえから 無人駅だった 駅だ。ほの わりに なんにんかの ひとが おりる。

20130506_1025 湯の山線 21 大羽根園 (おおばねえん) 1025 湯の山線 21 大羽根園 (おおばねえん)

ぼうせん ホーム
20130506_1025 湯の山線 22 大羽根園 (おおばねえん) 1025 湯の山線 22 大羽根園 (おおばねえん)

やけに なんにんかの ひとが おりる

大羽根園を でると いよいよ 鈴鹿の やまなみが まぢかに せまって くる。

20130506_1026 湯の山線 23 大羽根園 (おおばねえん) すぎ
20130506_1026 湯の山線 23 大羽根園 (おおばねえん) すぎ

10時 28分、終点の 湯の山温泉駅に 到着。この さき レールは ない。ホームは ふたつ あるだけど、むかって みぎがわの 駅舎が ある ほうの ホームしか つかわれとらん みたいで、はんたいがわの ホームは レールが さびついとった。

近鉄四日市から 湯の山温泉駅まで 15.4km、26分、35.5km/h、370円。表定 速度が 40km/hに およばんのは いまの 線形では しょうが ないとも いえるけど、改良を のぞみたい。

20130506_1027 湯の山線 24 まあじき 湯の山温泉 1027 湯の山線 24 まあじき 湯の山温泉駅
20130506_1028 湯の山線 25 湯の山温泉に 到着 1028 湯の山線 25 湯の山温泉駅に 到着

相対式 ホーム

駅員さんの おる かいさつから、たくさんの ひとたちが でて いく。おれは かいさつ よこの 簡易 改札機に マナカを タッチして でる。

20130506_1028 湯の山線 26 湯の山温泉
20130506_1028 湯の山線 26 湯の山温泉駅

リュックを しょった なんにんかの ひとは、えきまえに やって きた バスに ほの まま  のりかえて 湯の山温泉を めざす。駅は 「湯の山温泉」を なのる ものの、ほんものの 湯の山温泉は まんだ ちょっと さきなだ。バスの 終点 三交湯の山温泉からは、また ロープウェイに のりかえて 御在所岳 (ございしょだけ)に のぼれる。

20130506_1034 湯の山線 27 湯の山温泉駅 三交湯の山温泉 いき バス 1034 湯の山線 27 湯の山温泉駅 三交湯の山温泉 いき バス

バスが でて いって ひっそりと した えきまえに、1軒の 喫茶店を みつけて いっぷく。これ 以外に えきまえに あるのは 2、3軒の みやげものやさん だけだったか。

かえり

11時 33分、湯の山温泉駅を 出発。こんども 3両 編成の 電車で、いきよりも ひとが ようけ のっとる。

20130506_1128 湯の山線 28 湯の山温泉に くる ふつう
20130506_1128 湯の山線 28 湯の山温泉駅に くる ふつう

菰野で また ひとが ようけ のって きて、車内も 活気づく。やっぱり ここが 菰野町の 代表駅って かんじだ。

桜で すれちがい。

20130506_1144 湯の山線 29 桜
20130506_1144 湯の山線 29 桜
20130506_1144 湯の山線 30 桜

中川原を すぎ 高架に あがって 近鉄四日市に もどる。

20130506_1156 湯の山線 31 中川原 (なかがわら) 1156 湯の山線 31 中川原 (なかがわら)
20130506_1158 湯の山線 32 高架を あがって 近鉄四日市え 1158 湯の山線 32 高架を あがって 近鉄四日市え
20130506_1159 湯の山線 33 高架を みぎに まがって 近鉄四日市え 1159 湯の山線 33 高架を みぎに まがって 近鉄四日市え

11時 58分、近鉄四日市に もどる。

湯の山温泉から 近鉄四日市まで 15.4km、25分、37.0km/h、370円。

20130506_1159 湯の山線 34 近鉄四日市に 到着
20130506_1159 湯の山線 34 近鉄四日市に 到着

近鉄四日市駅の ホームは ひがしから 名古屋線 のぼり ホーム、名古屋線 くだり ホーム、湯の山線 ホームの 順に みっつの しましき ホームが ならんどるだけど、電車が 到着した 湯の山線 にしがわ ホームの レールは ここで いきどまりに なっとる。きっと いつかは 内部線も 標準軌に 改軌して 高架に あがって、この レールが ほのまま 内部線の レールに つながる ひが くるさ。

20130506_1200 湯の山線 35 近鉄四日市 1200 湯の山線 35 近鉄四日市

筆者

乗車 データ (2013年 5月 むいか げつようび ふりかえ 休日)


(さんこう)