利用 促進に むけて いごきだした 大鰐線 (おおわにせん)

ひろまえって かいて ひろさきって よむ。人口 18万人の この 弘前 (ひろさき)は 青森と ならぶ 県内の 2大 都市で、県庁こそ 青森に ゆずる ものの、国立 大学は 弘前の ほうに ある。また、人口も 周辺を あわせた 都市圏では 33万人に なるって いい、人口 29万人の 青森に まけとらん。

さらに 青森に なくて 弘前に あるのが 私鉄だ。弘南鉄道 (こうなんてつどう)って いう 鉄道で、弘前の まちから 郊外に むけて 2本の 路線を もっとる。1本が  東北 方向、黒石 (くろいし)まで のびる 弘南線で、まあ 1本が 東南 方向、大鰐 (おおわに)まで のびる 大鰐線だ。

弘南鉄道 路線図 (あきひこ)
△ 弘南鉄道 路線図 (あきひこ)

で、きょうの 話題は 大鰐線の ほう。まず、不思議なのが この 線の 起点 中央弘前だ。弘南線の 起点でも ある、JR 奥羽線 弘前から にしに 1キロ ぐらい はなれとるだ。ぎゃくに 終点 大鰐で 奥羽線と くっついとる。理由は、この 大鰐線の 開業が、弘南鉄道とは べつの 弘前電鉄って いう 会社に よる もんだったって ことだ。大鰐線弘南線は べつの 会社だっただで、起点が はなれとっても おかしく なかった わけだ。地図を みると 中央弘前の すぐ ちかくに おしろが あるし、こっちの ほうが 繁華街に ちかい。

大鰐線 (おおわにせん)
中央弘前-大鰐 13.9キロ
狭軌、全線 単線、直流 1500V 電化
開業 1952年
運行 ひんどは 1時間に 1本 (※ あさゆう 1時間に 2本の 時間帯 あり)
平日 1日の 運行 本数は 中央弘前で 20本 (※ 奥羽線 弘前の 大鰐 方面は 平日 1日 19本)

ところで 利用 状況だ。ピークの 1974年度に 389万 8千人だった 利用者数も、2010年度には 62万 5千人、2011年度には 56万 2千人と、7分の 1にまで へっちゃった。こいじゃあ やって いけんわ!って ことで、弘南鉄道が 路線の 廃止を 表明しただけど、ほいじゃあ こまちゃうわ!って ことで、じもとで 路線の 活用や 支援を かんがえて いく ことに なって、廃止は とりあえず たなあげに なっとるらしい。

ダイジェスト】弘南鉄道の旅 ~ゆるキャラ&三味線メンズ『大黒様切符』で珍道中~

【フル バージョン】弘南鉄道の旅 ~ゆるキャラ&三味線メンズ『大黒様切符』で珍道中~

とりあえず みんなの めが 鉄道に あつまった ことを よろこぶよ。

がんばれ、大鰐線
がんばれ、弘南鉄道


(さんこう)