きのう、ってってもひづけでいうとまあはいおとついのことになるけど、2014年3月19日はやすみをとって、ぶらっと電車ででかけた。
まずは碧海古井(へっかいふるい)9時25分発の新安城(しんあんじょう)いきふつうにのる。南安城(みなみあんじょう)で吉良吉田(きらよしだ)いき急行とすれちがい、9時32分に終点の新安城に到着。ここでホームを移動し、新安城9時42分発の名鉄岐阜(めいてつぎふ)いき特急にのりかえる。10時3分に金山(かなやま)に到着、下車。
碧海古井 |
南安城 |
金山 |
しばらくまちをぶらついたあと、金山駅ひがしの大津通(おおつどおり)をみなみにくだったとこにみつけた、万珍館っていうなまえの中華りょうりやさんでひるめし。たのんだのはとんこつラーメンとにんにくチャーハン。これぞサラリーマンのひるめし!ってかんじだ。やっとるのはもろこしのくにのひとで、無料サービスのコーヒーもついてきた。あじはまろやかにこってりってとこか。
とんこつラーメン |
にんにくチャーハン |
無料サービスコーヒー |
駅にもどって、えきまえひろばに面する名古屋ボストン美術館にはいって、北斎展をみる。入場者8万人達成!とかでとったけど、たしかに館内は見学者でいっぱいだ。ひとりだけでひとつのえをみるってのはなかった。浮世絵(うきよえ)ってもの自体が大衆文化であるだけに、富岳三十六景の『神奈川おき-なみうら』とか『凱風快晴(がいふうかいせい)』とか有名なのもおおく、芸術にうといおれでもたのしむことができた。葛飾北斎は1760年にうまれ、1849年になくなったひとで、富岳三十六景は1831年ごろの作品とのこと。けっこう江戸時代も晩期にかつやくしたひとだっただ。
北斎展-展示室のそとのようす |
名古屋ボストン美術館からみおろす金山駅 |
浮世絵のつぎはまた電車だ。金山15時14分発の東岡崎(ひがしおかざき)いきふつうにのる。つぎの神宮前(じんぐうまえ)までのかんは名鉄ゆいつの複々線区間で、あかい電車、パノラマスーパーと2本の電車とすれちがう。神宮前で常滑線とわかれ、わが電車は名古屋本線をいく。乗務員も交代。ここ神宮前が東西の分岐点なだ。こっからひだりにカーブしあかい電車とすれちがいながら高架をあがると堀田(ほりた)となる。待避線にだけホームのある駅だ。ただ、どの電車にもぬかれることなく、わが電車はすぐに出発。ぎんいろ電車とすれちがい、みぎカーブしながら高架をおりると目的の呼続(よびつぎ)がみえてくる。ふつう停車駅の呼続でおりてみたかっただ。
金山-東岡崎いきふつう |
あかい電車とすれちがい |
パノラマスーパーとすれちがい |
神宮前に到着 |
あかい電車とすれちがい |
堀田に到着 |
ぎんいろ電車とすれちがい |
みぎカーブ |
まあじき呼続 |
呼続-さがりホーム |
15時21分、呼続に到着、下車。いきなりのきのベンチのおむかえに、うるうる。あじのあるこせんきょうをわたって、はんたいホームがわにあるかいさつをでる。駅の豊橋がわのふみきりからりょうがわにとおりがのびとるだけど、これがまた時代がとまったようなおもむきがある。かんかんとなるふみきり。電車がとおりすぎるのをまつひと、自転車、クルマ。えになる。
ふみきりまち |
ふみきりまち |
ひとしきりあたりをぶらついたとこで、えきまえにちいさな喫茶店を発見。なかにはいっておどろき。有線がながれ、うでたまごつきのコーヒーがでてくるこのみせ、めっちゃにぎわっとるじゃん。これってなんじゅうねんまえのふうけいだん。浮世絵をみて、ひなびた駅かいわいをみて、とってもみちたりたきもちになって、いえじについたよ。
コーヒー |
店内 |
(さんこう)