大糸線、復旧みとおしたたず-長野県神城断層地震で

2014年11月22日午后10時8分、最大震度6弱の長野県神城断層地震(※ 神城はかみしろってよむ)がおこり、全長105.4キロの大糸線(おおいとせん)も運行休止になった。きのう2014年11月25日のうちに信濃大町(しなのおおまち)から白馬(はくば)の24.6キロが運行を再開し、きょう2014年11月26日から南小谷(みなみおたり)から平岩(ひらいわ)の14.9キロが運行を再開し、のこるは白馬から南小谷の10.4キロになっただけど、このかんにはおおきく土砂くずれしたとこがあって、まんだ復旧のみとおしがたっとらんらしい。

大糸線-2014.11.26
大糸線-2014.11.26

【きょうのちゅうにちから】

・白馬と平岩のあいだで運休しとるJR大糸線は2014年11月26日から南小谷(みなみおたり)と平岩のあいだで運行を再開する。土砂が流入した白馬と南小谷のあいだはJR東日本が復旧をいそいどるけど、再開のみとおしはたっとらん。

地震で校舎にひびがはいった長野市鬼無里中学校(きなさちゅうがっこう)は2014年11月25日の授業をとりやめ、安全が確認されるまでちかくの長野市鬼無里小学校で授業をおこなう。

【きのうのあさひから】

JR東日本長野支社によると、地震のあとに不通となった大糸線(おおいとせん)の信濃大町(しなのおおまち)から糸魚川(いといがわ)までのあいだのうち、線路の一部でゆがみが確認された信濃大町から白馬(はくば)までのあいだは2014年11月25日中の復旧をめざし作業をすすめとる。


(しゃしんせつめい)JR大糸線の線路が土砂におおわれたげんばでは、重機による復旧工事がつづいとった=2014年11月にじゅうよっか午前11時、小谷村(おたりむら)滝の平

JR東日本長野支社によると、小谷村(おたりむら)の白馬大池(はくばおおいけ)から千国(ちくに)までのあいだで、線路わきの斜面がはば28メートル、たかさ50メートルにわたってくずれ、一部が線路上に流入した。2014年11月23日よるから土砂の撤去作業をはじめたけど、平行する道路の復旧状況もみながら作業をすすめるため、明確な復旧のめどはたってない。おもに通学客むけに2014円11月25日からあさゆう、「地域救済バス」を1本づつはしらせる。

南小谷(みなみおたり)以北の大糸線について、JR西日本金沢支社は長野県がわの線路の安全が未確認として当面運行をみあわせとる。新潟県がわの糸魚川から平岩(ひらいわ)までのあいだは2014年11月にじゅうよっか、列車を5往復にへらして運行を再開した。

・また、国道148号線の白馬村(はくばむら)北城(ほくじょう)通(かよう)地区でははば10メートル、たかさ20メートルにわたって土砂がくずれたままで通行どめがつづく。長野県大町建設事務所は「こんごの余震やあめなど天候をみながら、崩落ばしょのどどめ措置など万全な安全対策をほどこし、はやめに復旧させたい」ってしとる。

◇◇◇ ◇◇◇

地震の被害にあわれたかたがたの社会資本として、国道148号線ともども大糸線がはよ復旧することをのぞむ。



【さんこう】

2014.11.26 ちゅうにち 1面

長野)JR大糸線の復旧はじまる - 国道148号線は検討中:朝日新聞デジタル松本英仁さん)|2014年11月25日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASGCS5JTJGCSUOOB00S.html

長野北部地震:41人重軽傷、47棟全壊 - 「神城断層」活動指摘 - 毎日新聞東京朝刊(稲垣衆史さん、巽賢司さん、八田浩輔さん)|2014年11月24日
http://mainichi.jp/shimen/news/20141124ddm001040195000c.html

長野県をはしるリゾートビューふるさと♪ - あきひこ ゆめてつどう|2014/09/28
http://iwase-akihiko.hatenablog.com/entry/2014/09/28/201609
リゾートビューふるさと」はJR長野駅からきたアルプスのげんかんぐち、南小谷駅(みなみおたりえき)間を往復する2両編成の行楽列車。