トヨタモーターじゃなくてトヨモーターだ。灼熱地獄まっさかりの2018年7月22日、このトヨモーター展をみに刈谷市美術館までいってきた。
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いき
古井12時55分のしんあんじょういきふつうにのる。車両は6046編成2両の6000系鉄仮面。みなみあんじょうで吉良吉田いき急行といきちがい。車両は3513編成4両の3500系きんぎょばち。13時2分、しんあんじょうにとうちゃく。西尾線ホームから名古屋本線あがりホームに移動。
(2) しんあんじょう - 犬山いきふつう(3番のりば)、(3) 一宮いき急行(4番のりば)
3番のりばに犬山いきふつうがまちあいをするうちに、4番のりばに一宮いき急行がはいってきて、でていく。車両は、犬山いきふつうが3513編成4両の3500系きんぎょばちで、一宮いき急行が3150系2両編成のぎんいろ電車と3705編成4両の3700系きんぎょばちの混成車。
まんだ3番のりばに犬山いきふつうがまちあいをするうちに、4番のりばにしんあんじょう13時12分の岐阜いき特急がはいってきて、これにのる。車両は1112編成6両のあたらしい塗装のパノラマスーパーで、車両番号1512の先頭6号車にのっていく。ところでガラスがきたないことにいやけがさして、さいしょの停車駅、知立で電車をおりる。名古屋方面にいく予定を変更して、刈谷市美術館で開催中のトヨモーター展をみにいくことにする。三河線にのりかえだ。
岐阜いき特急がついたおんなじホームのはんたいがわにまっとった、知立13時17分の碧南いきふつうにのる。車両は6002編成4両の6000系かんつうがたで、車両番号6202の最后尾の車両にのっていく。車内はベンチシートにカーテンなだけど、このあつさでカーテンはぜんぶしめきりだ。いや、しかし、UVカットガラスやスライド式のブラインドよりこのカーテンがあったかみがあっていい。
重原をすぎたとこで、「つぎは刈谷です。JR線はのりかえです」っていう自動放送がはいる。三河線は車掌さんがおらんくて、ワンマン運行しとるだ。すぐに電車は東海道線をのりこえていく。
(7) 碧南いきふつう - 刈谷てまえ、(8) 刈谷 - 碧南いきふつう
13時23分、刈谷にとうちゃく。電車をおりる。
かいさつにあがったとこで、小学生のこらが「刈谷交通公園ってどっち?」っていっとるのがきこえる。あー、なつやすみにはいっただ。みんなであそびにいくだな。
トヨモーター展
さて、刈谷のえきから見当をつけてみなみのほうにあるく。刈谷市美術館の位置をはっきりしらんだ。いや、ほれにしてもかげがない。炎天のあつさをさけるためにちょっとでもかげになっとるとこをあるいていきたいだけど、なにぶんおひさまがまうえにあって、どこにもかげがないだ。15分ぐらいはあるいたか、やっとのおもいで刈谷市美術館にとうちゃく。とりあえずつべたいのみもんがのみたい。館員のおねえさんにきいたら自販機はなく、となりの図書館でペットボトルをかって美術館にもどる。おちついたとこでトヨモーター展をみる。
まずもってトヨモーターってきいたことがない。展示資料をよむ。戦后すぐ、全国的なオートバイブームになって、愛知県にもオートバイメーカーが数十社もあって、刈谷のトヨモーターもほのうちのひとつとのこと。工場があったばしょは、刈谷のえきからひがしにちょこっといったとこの三河線のみなみがわだ。さっき電車でとおってきたとこか。会社が存続したのは1950年ごろから1960年ごろまでのおよそ10年間。
オートバイをみてまわる。
キャブトンRTS=600cc/1955年/みづほ自動車製作所/犬山市
4サイクルエンジン、2気筒600cc、28馬力。キャブトンの最大排気量車。陸王、メグロとならぶ国産のおおがたオートバイの代表である。キャブトンは、国産オートバイが量産化されはじめた戦前の1935年にたんじょうした。スタイルはイギリスのアリエルをモデルとし、エンジンはアメリカのインディアン社のアローエンジンをコピーしとる。販売価格は当初300,000円だったけど、全国均一価格としてなんと215,000円までねさげして世間をおどろかせた。
(10) キャブトンRTS、(11) 説明がき
ナイトリーキャブトンRBH=350cc/1954年/みづほ自動車製作所/犬山市
CABTONとは「Come And Buy To Osaka Nakagawa」=「大阪中川商店に(オートバイを)かいにきてください」っていう意味である。イギリスのアリエルを販売しとった中川商店が、みずほ自動車製作所にアリエルににた国産オートバイの制作を1935年に依頼したことにはじまる。戦后、みずほ自動車製作所の内藤社長は、キャブトンの車名を変更して「MIZUHO」にせえってかんがえたけど、おおてディーラーにはんたいされた。ほこで、RBHを内藤とKNIGHT(騎士)のごろあわせしたナイトリーキャブトンにしただ。
(12) ナイトリーキャブトンRBH、(13) 説明がき
さつえいは実車以外は不可。オートバイとむかしのまちなみ、オートバイとむかしの俳優さんやモデルさんっていうなつかしい写真もいっぱいあっただけど、さつえいがゆるされんくてざんねん。
かえり
また、炎天のなかを刈谷のえきまであるいてもどる。ドトールでいっぷくのあと三河線のかいさつをはいる。
ホームにおりたとこで、となりの東海道線ホームから「レールがのびちゃって、名古屋方面で運行に支障がでとる」っていう構内放送がきこえてくる。いや、レールがのびちゃってもおかしくないあつさだわ。
さて、刈谷16時7分の知立いきふつうがはいってきて、これにのる。車両は6040編成4両の6000系かんつうがたで、車内はベンチシートにスライド式のブラインド。
16時13分、知立にとうちゃく。名古屋本線さがりホームの6番のりばに移動。ちょこっと電車見物。
さいしょに16時17分の吉良吉田いき急行がはいってくる。車両は6413編成4両の6500系鉄仮面。
つぎに16時21分の東岡崎いきふつうがはいってくる。車両は6049編成2両の6000系鉄仮面。
(18) 知立 - 豊橋いき特急(まえ)、(19) (うしろ)
3番めに16時24分の豊橋いき特急がはいってくる。車両は1703編成6両の1700系貴婦人。うしろすがたは2200系こおろぎといっしょ。ところで、さっきからずーっとホームで駅員さんがとうちゃく電車の案内放送をしとるだけど、このあつさんなかほんとにたいへんだわ。
(20) 知立 - 豊川稲荷いき急行(まえ)、(21) (うしろ)
4番めに知立16時27分の豊川稲荷いき急行がはいってきて、これにのる。これをのがすとしんあんじょうで西尾いきふつうにのれんくなっちゃう。車両は、3308編成4両の3300系ぎんいろ電車と3164編成2両の3150系ぎんいろ電車の混成車。3300系と3150系は実質おんなじ車両の4両版と2両版だ。
16時31分、しんあんじょうは5番のりばにとうちゃく。西尾線にのりかえ。
地下通路をとおって2番のりばに移動。しんあんじょう16時37分の西尾いきふつうにのる。車両は6820編成2両の6800系きんぎょばち。
16時45分、古井にとうちゃく。このひのたびをおえる。
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- 乗車記録 - 2018年7月22日、にちようび
(さんこう)
- 三河高浜まで - 2018年7月ふつか - あきひこゆめてつどう|2018/07/23
- きょうの1枚=電車もあっちっち|いわせあきひこ|フェースブック|2018年7月22日19:15
- 16時19分、知立に停車中の吉良吉田いき急行
にしびをうけてあっついこと、あっついこと
ホームで案内放送をする駅員さんもたいへんだ
- 16時19分、知立に停車中の吉良吉田いき急行
- 東海道線、レールがのびちゃって…|いわせあきひこ|フェースブック|2018年7月22日16:12
- キャブトンっていう…|いわせあきひこ|フェースブック|2018年7月22日14:53
- キャブトンっていうバイクしっとる?
刈谷市美術館トヨモーター展
(9あ) 刈谷市美術館 - トヨモーター展、(13あ) ナイトリーキャブトンRBH
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