名鉄 豊田線 開業 30周年 〜速達化も して ほしい〜

名鉄 豊田線 地下鉄 鶴舞線 相互 直通 運転 30周年

1979年 7月 29日、梅坪(うめつぼ)-赤池(あかいけ) 間が 豊田新線と して 開業してから、まもなく 30周年を むかえる。おなじ ひに 地下鉄 鶴舞線との 相互 直通 運転を 開始しとるので、これも 30周年だ。

名鉄 豊田線 地下鉄 鶴舞線 30周年

ことし 2009年 7月 29日 すいようびには 豊田市駅で 「記念 発車 式」、赤池駅で 「記念 引継 式」が 開催され、また、その ひから 2009年 8月 31日まで、豊田線鶴舞線を 運行する すべての 電車が 先頭 車両に 「名鉄豊田線・地下鉄鶴舞線相互直通運転30周年」の 記念系統板 または ステッカーを かかげる。

豊田線鶴舞線の 歴史〕
名鉄 豊田線の 歴史 1979年 7月 29日、豊田新線と して 梅坪-赤池 間が 開業。同時に、名古屋 市営 地下鉄 鶴舞線と 相互 直通 運転 開始。
地下鉄 鶴舞線の 歴史 1977年 3月 18日、伏見−八事 間が 開業。
1978年 10月 ついたち、八事−赤池 間が 開業。
1979年 7月 29日、名鉄 豊田新線 開業に より 相互 直通 運転 開始。

この ように めでたい 豊田線だが、じつは なやみが ある。

中部 地区 はつの 地下鉄との 相互 のりいれを 実現させ、都心まで のりかえ なしで いけるのは いいのだが、料金の 面と 速達性の 面で 不満が ある。

豊田から 名古屋え
豊田から 名古屋え

この 地図で、あおい 線で 「豊田市赤池 → 伏見」と あるのが 豊田線鶴舞線 ルートで、あかい 線で 「豊田市知立 → 神宮前 → 金山 → 名鉄名古屋」と あるのが 三河線名鉄 本線 ルートだ。距離で 30.0キロ たい 40.6キロと 豊田線 ルートの ほうが 有利で あるにも かかわらず、所要 時間は 47分 たい 51分で それほどの アドバンテージが ない。と いうか、三河線 ルートの のりかえ 時間が ない ものと すれば 逆転して しまう。料金も 740円 たい 770円と ほとんど アドバンテージが ない。

まず、料金の 面だが、豊田線 ルートは 他社線 のりつぎに なるため わりだかに なる もので、相互 のりいれには つきものだが、同一 会社と みなした 料金 設定を のぞむ。

速達性に ついて、豊田線 ルートは すべての 電車が 各駅 停車で ある ことに より、表定速度 38.3km/hと いう おそさに なっとる。とりわけ 赤池−伏見 間の 地下鉄 区間が 32.3km/hが いたい。もう 一方の 三河線 ルートは 表定速度 47.8km/hと 豊田線 ルートを 10km/h ちかくうわまわるが、知立名鉄名古屋 間の 名鉄 本線 区間の 74.7km/hは 快適 そのものだ。名鉄では 現在、豊田線 ルートの 速達化を またず、三河線を 複線化する ことで、こちらの ルートの 速達化を すすめとる。

ただし、根本的には 豊田線 ルートの ほうが 距離も みじかいので、こちらを 速達化するのが 王道だが、その ためには 急行 運転を おこなう 必要が あり、その ための 待避 設備を 地上 区間、地下 区間ともに 建設する 必要が あるが、これから 名鉄名古屋市 交通局で 検討を すすめて いって ほしい。



(ねたもと、さんこう)