高山線 活性化 社会 実験 〜富山市〜

JRの 盲腸線を もらいうけて、15分 間隔で 運行する 富山ライトレールを つくったり、富山地方鉄道富山市内軌道線の 一部を ループ化して、しんがた 車両 セントラムを はしらせたり して、まちづくりの ために 鉄道を 活用せらあと しとる 富山市だ。

2006年 10月から 2011年 3月に かけては、高山線の 活性化に とりくんだ。

高山線 活性化 社会 実験
富山市の コンパクト シティー 構想
高山線 活性化 社会 実験 412 × 553 富山市の コンパクトシティー構想 (さんけい)
富山市
(さんけい)

高山線 活性化 社会 実験

  • 実験の 経緯
    • 高山線は、合併 まえの 旧 5市町村を むすぶ 富山市の 南北 交通 軸だけど、近年 利用者の 減少で 減便が つづき、2006年 4月 時点で、富山−越中八尾 (えっちゅうやつお)間の 運行 本数が 1日 34本、越中八尾−猪谷 (いのたに)間の 運行 本数が 1日 21本にまで おちこんどった。
    • 富山市では、鉄軌道の 利便性 向上と 鉄道駅 周辺の まちづくりを 同時に おこなう ことで、公共 交通を 活用した コンパクトな まちづくりを すすめて おり、富山ライトレールに つづく 第2の 鉄軌道 活性化 事業と して、2006年 10月 21日から 高山線 活性化 社会 実験を 実施。
  • 実験の 目的
    • 高山線は、利用者の 減少が 減便を まねき、サービス レベルの 低下が 利用者の 減少を ひきおこすって いう 悪循環に おちいっとった。その ような 悪循環を たちきる ため、公共 補助に よる 増便を おこない、サービス レベルの 向上が 利用者の 増加に つながる ことを 確認する ことが 第1の 目的だ。
    • さらに、利便性の たかい サービス レベルの 実現に より、鉄道駅 周辺に 都市 機能や 居住の 集積を はかり、コンパクトな まちづくりを 推進する ことが 最終的な 目標と なる。
  • 実験の 内容
    • 2006年 10月 21日から 2008年 3月 じゅうよっかまでの 1年 半が 第1期 社会 実験で あり、増便に より 利用者が 増加に 転じるなど 一定の 効果が 確認できた。
    • 第2期 社会 実験は 2008年 3月 15日から 2011年 3月 11日までの 3か年で あり、効果が おおきかった 富山−越中八尾間に 実験 区間を しぼりこみ、さらなる 増便や 新駅 設置に よる 利用 動向を 検証。

最終 年度で ある 2010年度の 実験 結果

  • 2010年度は 富山−越中八尾間の 運行 本数を、実験 まえの 34本から 25本 ましの 59本に しただけど、乗車 人数は 13.5% ふえて 101万 4千人に なった。
  • 増収が 2,023万円 あるだけど、増便に かかった 経費 1億 3,274万円には とおく およばん。増便に かかった 経費を 回収するには 乗車 人数が 5わり ましに ならんと いかんかった。

2011年度 以降

  • 2010年度の 運行 本数より 18本 すくない 41本に なっただけど、実験 まえよりは あさゆうの 7本 だけ おおくて、富山市は ほの ぶんの 経費 3,150万円を 負担する。

高山線 富山−越中八尾間 時刻表 (平日) 605‐551
高山線 越中八尾−富山間 時刻表 (平日) 602‐572
高山線 富山−越中八尾間 時刻表 (平日)

  • 実験の 一環と して 2008年度に 新設し、乗車 人数が 順調に のびつづけとる 婦中鵜坂駅 (ふちゅううさかえき)は、今後 3年間は 設置を 継続する。駅 新設の ために 富山市が 全額 負担した 1億円に ついて、JR西日本が かいとるか どうかは 今後の 協議で きまる。

いや〜 しかし、運行 本数が 往復で 1日に 41本しか ないってのは じつに すくないね。1日 59本を まあ ちょっと つづけて、利用者を ふやして いって ほしかったな。せっかく 鉄道に のる ように なった ひとも はなれて いっちゃうかも しれんしね。増便の ための 1億円の もちだしって いっても、「つかえる」 交通 手段の 確保の ためなら たかいとは おもわんだけどな。



(ねたもと、さんこう)