復興に むけて すすむ 山元町 (やまもとちょう)

宮城県の 太平洋 ぞい、いちばん みなみに あるのが 山元町だ。ほの みなみは 福島県の 新地町 (しんちまち)に なる。面積は 64.48平方キロメートルって いうで、わが 安城市 (あんじょうし)の 86.01平方キロメートルと だいたい おんなじだ。海岸 ぞいを 常磐線 (じょうばんせん)が 南北に はしり、山下駅、坂元駅と 駅が ふたつ ある。県都 仙台駅まで 山下駅から 35.0キロ、坂元駅から 39.5キロって いう 距離だ。これも、わが 新安城駅から 名鉄名古屋駅までの 29.7キロや、安城駅から 名古屋駅までの 32.3キロより ちょこっと とおい ぐらいで、仙台の 通勤 圏内に ある。また、山元町には 高校が なく、鉄道は 通学の たよりでも ある。最後に 人口だけど、これは 安城市 18万人の 10分の 1の、1万 7千人しか ない。


こんな 山元町も 新地町 ともども、2011年 3月 11日 ひがしにほん地震の つなみで おおきな 被害を うけた。人口は 3千人 へって、2012年 11月 末で 13,817人にまで なったって いう。山元町から 新地町に かけての 常磐線も 破壊され、内陸 移設が きまった。らいねん 2014年 はるに 着工して、2017年 はるに 開業の 予定だ。




ここで、鉄道を ふくめた 山元町の 復興 計画を しめす。


山元町 (やまもとちょう) 震災 復興 計画 案 (2011年 11月)
山元町 (やまもとちょう) 震災 復興 計画 案 (2011年 11月)

山元町 (やまもとちょう) 震災 復興 計画 (2011年 12月)
山元町 (やまもとちょう) 震災 復興 計画 (2011年 12月)

ポイントは 居住 地区を 「あたらしい 山下駅を 中心と した 地区」、「あたらしい 坂元駅を 中心と した 地区」、「ふたつの 駅の 中間に ある 宮城病院を 中心と した 地区」の みっつに 集約するって いう とこだ。おおいに 賛成。かたまってこそ 活力も うまれる。いっそ 宮城病院の とこにも 駅 つくっちゃやあ、だれもが 鉄道の べんりさを うけれて いいじゃん。




こんな 復興 計画の 実現に むけた あゆみを おうと、こう なる。

  • 2011年
    • 3月 11日、ひがしにほん地震が おこり、つなみに より おおきな 被害を うける。
    • 7月 下旬から、山元町 やくばが プレハブの かり 庁舎に 移転。
    • 11月、山元町 復興 計画 案 できる。
    • 12月、山元町 復興 計画 できる。
  • 2012年
    • 4月、やくばに 職員 5人の 用地・鉄道対策室が できる。
    • 5月、JR東日本と 山元町で 鉄道 復旧 協力の おぼえがきを かわす。
    • 10月 30日から 2013年 3月に かけて、もとの 庁舎を とりこわし。
    • 11月、山元町 復興 計画が くにの 復興 整備 協議会で 同意を える。
  • 2015年
    • はる、山元町 復興 計画が 完了の 予定。
  • 2017年
    • はる、あたらしい 山下駅と 坂元駅が 開業の 予定。



用地・鉄道対策室に 職員を 5人しか あてれんって とこが くるしい とこ みたいだけど、復興 計画の 実現に むけて、住民 ともども がんばって ほしいね。




(さんこう)