2014年5月むいか、飯田線(いいだせん)にのりにいった。
いいだ
出発は伊那谷(いなだに)の首都、飯田から。定刻より1分おくれの12時6分、豊橋いきの電車がはいってくる。わが愛知県でもみなれた313系の3両編成だ。かなりのかずのひとが電車からおりてくる。かいさつはすぐよこで、ほんとにべんりだ。はんたいの辰野(たつの)方面はこせんきょうをわたったしましきホームになる。出発まえの車内はかなりすいとる。
△ うえ=12.06.34 豊橋いきふつう △ なか=12.07.17 かいさつ △ した=12.14.07 車内
定刻の12時19分、飯田を出発。
きりいし
電車はのろのろとすすむ。速度計をみると40キロぐらいだ。まがってくだってかわをわたったとこが、さいしょの停車駅、切石(きりいし)だ。
かなえ
飯田をでてからきのまくらぎがつづく。電車はあいかわらずゆっくりゆっくりくだって、鼎(かなえ)に到着。1年まえに無人化になった駅だ。
しもやまむら
まんだまんだくだる。下山村(しもやまむら)に到着。駅のなまえに村がつくってのもへんなもんだ。
△ 12.27.26 豊橋いきふつう - しもやまむら(下山村)
いなやわた
下山村をすぎると、ところどころにコンクリートまくらぎがあらわれる。ほいでも最高速度は60キロぐらいだ。相対式ホームの伊那八幡(いなやわた)に到着。ここで、はんたい電車まち。きたのは特急ワイドビュー伊那路1号。やっぱりかんろくがある。10時8分に豊橋をでて、12時40分に終点の飯田につくやつで、所要時間は2時間32分。豊橋発と飯田発が1日に2本づつある。ワイドビュー伊那路1号の到着おくれにともなって、定刻より2分ほどおくれて伊那八幡を出発。
△ うえ=12.29.59 豊橋いきふつう - いなやわた(伊那八幡)
△ した=12.35.04 伊那八幡 - ワイドビュー伊那路
けが
毛賀(けが)。2分おくれになっとるとの車内放送あり。
だしな
70キロぐらいの速度で電車はすすみ、駄科(だしな)に到着。この駅ぐらいから飯田線は天竜川(てんりゅうがわ)にそう。
ときまた
とちゅうでちいさなトンネルをくぐって、はんたい電車のまつ時又(ときまた)に到着。はんたい電車はひとむかしまえの211系だ。時又をでてちゃいろの鉄橋をわたるとしばらくかわぞいをはしる。かわは天竜川で、なんだかのんびりしたかんじだ。まくらぎはコンクリートまくらぎで、速度は80キロ。
△ うえ=12.43.54 豊橋いきふつう - ときまた(時又)
△ した=12.46.31 豊橋いきふつう - 時又-川路間の鉄橋
かわじ
川路(かわじ)に到着。どういうわけか、駅舎もホームもあたらしい。いまヰキペディアをみたら、天竜川の改修にともなって改築されたとある。なるほど。
てんりゅうきょう
りょうがわに留置してある211系のあいだをぬけて、天竜峡(てんりゅうきょう)に到着。飯田から13.1キロ。ようけおりて、またなんにんかのってくる。飯田発のおおくの電車はここ天竜峡どまりで、こっからさきはだいぶ運行本数がすくなくなる。まあはい駄科(だしな)から天竜川にそってきた飯田線だけど、こっからさき静岡県にはいってふたえきめの大嵐(おおぞれ)っていうとこまでは、完全に「天竜川の渓谷(けいこく)をいく鉄道」となるだ。
△ うえ=12.49.13 てんりゅうきょう(天竜峡)てまえ △ した=12.49.23 てんりゅうきょう(天竜峡)
ちよ
天竜峡をでるとすぐにトンネルだ。トンネルをぬけて鉄橋をわたったとおもったら、またちいさなトンネルだ。ぬけたところで千代(ちよ)となる。みぎしたに天竜川がみえる。時又のへんみたいな、のんびりした天竜川ってかんじじゃなくて、渓谷っていうかんじの緊張感がある。
△ うえ=12.52.12 天竜峡-千代間の鉄橋 △ した=12.53.05 ちよ(千代)
きんの
金野(きんの)に到着。ホームはかろうじて急斜面にたつ。
からかさ
金野をでた電車は無数のトンネルをぬけて唐笠(からかさ)に到着。まったく山岳鉄道だ。つぎの門島(かどしま)までもトンネルの連続で、きょねん2013年の台風ではきょうりょうが土砂でうまっちゃって、ひとつきちかく運行休止になっとる。
飯田線 - からかさ(唐笠)からかどしま(門島)まで - YouTube|2014.5.6 12.59.17
かどしま
門島(かどしま)に到着。ここはちょっとばしょがとれたみたいで、すれちがいのできるしましきホームになっとる。
たもと
田本(たもと)に到着。斜面にへばりつくはばのせばいホームに、ひとりこの電車をとっとるひとがおる。酔狂(すいきょう)なひともおるもんだ。
ぬくた
おんなのひとがホームでひとりまつ温田(ぬくた)に到着。あたりはちょっとひらけとって、ホームもしましきになっとって、すれちがいができる。
してぐり
万古川きょうりょうで天竜川の支流をわたって、為栗(してぐり)に到着。あいかわらず天竜川はみぎてにあるだけど、なんだかみずをまんまんとたたえとる。いま地図をみてみると、あんのじょう、つぎの平岡(ひらおか)のてまえに平岡ダムってのがある。
△ うえ=13.18.11 温田-為栗間の鉄橋 △ した=13.18.50 してぐり(為栗)
ひらおか
あいかわらずトンネルだらけの線路をすすむ。ちょっとひらけたとこで、平岡(ひらおか)に到着。地形のとおりの地名だ。しましきホームりょうがわに線路があるほか、ほのそとがわにもそれぞれ側線のあるひろい構内だ。乗客ののりおりもそこそこある。
うぐす
鶯巣(うぐす)に到着。みぎにおりていくと天竜川になるだけど、線路とかわのあいだに多少の集落がある。
いなこざわ
相対式ホームの伊那小沢(いなこざわ)に到着。「おざわ」じゃなくて「こざわ」だ。ここで岡谷(おかや)いきふつうとすれちがい。
なかいさむらい
中井侍(なかいさむらい)に到着。どこにもさむらいはみあたらんかったけど、みぎした斜面ちゃばたけのちゃつみおんながてをふってくれた。ここが長野県でいちばんみなみの駅になる。
△ うえ=13.36.08 なかいさむらい(中井侍)
△ した=13.36.38 なかいさむらいのちゃつみおんな
こわだ
静岡県にはいって小和田(こわだ)に到着。「おわだ」じゃなくて「こわだ」だ。もともと相対式ホームだったみたいだけど、ひだりの線路はもぎとられて、のこったみぎがわホームだけの棒線ホームになっとる。線路をもぎとられたひだりがわホームがないとった。みぎしたにながれる天竜川のむこうぎしは愛知県だ。
おおぞれ
小和田からトンネルをぬけ、天竜川支流にかかる鉄橋をわたり、またトンネルをぬけたとこが大嵐(おおぞれ)だ。駅のむこうはまたすぐトンネルになる。こんな秘境の駅なのに、しましきホームにはおおぜいのひとがまつ。ゴールデンヰークだでか。ここも天竜川のむこうぎしは愛知県になる。
△ うえ=13.44.33 小和田-大嵐間の鉄橋 △ した=13.46.44 おおぞれ(大嵐)
みさくぼ
大嵐(おおぞれ)をでた電車はすぐにながーいトンネルにはいる。トンネルはさいしょひだりにまがったあと、ほとんど直線となってすすむ。このトンネルのなかでいちばんの速度がでとるじゃないかっておもえるぐらいはやい。これまで天竜川ぞいにはしっとったときは、こんなながい直線なんかどこにもなかっただ。トンネルをでて、鉄橋をわたって水窪(みさくぼ)に到着。しましきホーム1面2線のひだりに側線が2本ある。
△ うえ=13.52.25 大嵐-水窪間 トンネルでぐち
△ なか=13.53.08 大嵐-水窪間 鉄橋
△ した=13.53.47 みさくぼ(水窪)
みぎてにあるかわは天竜川じゃなくて、ほの支流で天竜川と平行して南北にながれる水窪川(みさくぼがわ)だ。大嵐(おおぞれ)からほのまま天竜川ぞいにくだっていっても、ほのさきの中部天竜(ちゅうぶてんりゅう)、佐久間(さくま)にいけるだけど、いったん水窪川流域にとおまわりしとる。駅は水窪川のひだりがわ、まちはみぎがわと、はなればなれにある。天竜峡の駅をでて以来、ここにきてはじめてまちらしいまちをみかけるだけど、ここ水窪から相月(あいづき)までの水窪川ぞいは、武田信玄が遠江(とおとうみ)ぜめ、三河(みかわ)ぜめにとおった秋葉街道にもそったばしょなだ。
むかいちば
向市場(むかいちば)に到着。
しろにし
向市場(むかいちば)をでてしばらくして、鉄橋をわたってかわのみぎがわにいくのかとおもいきや、ブーメランのようにひだりがわにもどる。こんなのみたことない。またちょっといって、こんどこそ鉄橋をわたってかわのみぎがわにいき、城西(しろにし)となる。ホームはもともとしましきホームだったものを、みぎがわの線路をとりはらってひだりがわの線路だけつかうようにした、棒線ホームだ。
△ うえ=13.59.22 城西てまえカーブ鉄橋
△ なか=13.59.59 城西てまえ鉄橋"
△ した=14.00.22 しろにし(城西)
あいづき
相月(あいづき)に到着。駅の前后はトンネル、まわりはやまで、かわはみあたらず、となりに1、2軒、たのものがあるだけだ。いま地図をみると、ここも水窪川のひだりがわにある。
さくま
相月(あいづき)をでた電車はまたみぎに進路をかえ、ながーいトンネルをぬけて、天竜川ぞいにもどる。やっぱりトンネルのなかは直線になっとって、電車もはやくはしる。トンネルをでてちょっとして、佐久間(さくま)に到着。天竜川のひだりがわにあたる。ただし、ここはかわがにしからひがしにむかってながれとって、電車の進行方向はにしむきであり、天竜川をさかのぼるかたちになる。ホームはしましきホーム1面2線のみぎがわの線路をもぎとって、ひだりがわの線路だけをのこした棒線ホームだ。ほかに、もとのみぎがわの線路のそとがわに側線がある。
ちゅうぶてんりゅう
佐久間(さくま)から鉄橋をわたって天竜川のみぎがわにでると、中部天竜(ちゅうぶてんりゅう)となる。へんななまえの駅だ。中部天竜の「中部(ちゅうぶ)」は付近のあざめい「中部(なかべ)」からとったってきいたことがある。
△ うえ=14.10.53 天竜川鉄橋
△ した=14.11.32 ちゅうぶてんりゅう(中部天竜)
飯田からここまで66.9km、1時間49分、36.8km/h。のりものったり、まあはい2時間ちかくものっとるってわけだ。8分とってある停車時間をさいわいに、きばらしにホームにおりる。あ~、空気のうまいこと。運転士さんも交代。
14時16分、中部天竜を出発。ここまでおおまかにみなみにすすんできた電車は、こっからは西南にすすんでいく。佐久間から中部天竜まで天竜川をさかのぼったことはさっきかいたとおりだけど、中部天竜とつぎの下川合(しもかわい)とのあいだからは、天竜川の支流をさかのぼっていくかたちになる。くたびれたこともあって、中部天竜からしばらくは、シートにすわっていくことにした。
しもかわい
下川合(しもかわい)に到着。たしか中部天竜で野球少年がなんにんかのってきたとおもっただけど、ここでひとりがおりていく。ホームはみぎて。ひだりてにはちゃばたけがみえる。
はやせ
早瀬(はやせ)に到着。ホームはひだりて。まわりは集落になっとる。
△ ひだり=14.22.33 はやせ(早瀬) △ みぎ=14.23.32 早瀬-浦川間でかわをわたる
うらかわ
早瀬(はやせ)を出た電車は、かわを2回わたって浦川(うらかわ)に到着。ホームはみぎて。また、野球少年がなんにんかおりていく。
かみいちば
上市場(かみいちば)に到着。ホームはひだりて。まわりには集落がある。
いずんま
出馬(いずんま)に到着。ここまでが静岡県。ホームはみぎて。ここもまわりは集落になっとる。天竜川本流ぞいよりも、水窪川(みさくぼがわ)ぞいや、中部天竜からのこの支流ぞいのほうがずっと人口密度がたかいみたいだ。
とうえい
東栄(とうえい)に到着。こっから愛知県になるだけど、まんだここは天竜川の支流ぞいになるみたいだ。しましきホームからは、なんにんかのってくるわ。
いけば
池場(いけば)に到着。ホームはきりとおしのなかだ。
みかわかわい
池場(いけば)をでた電車はながいトンネルにはいる。ながいトンネルをでても、左右にもり、またトンネルをくりかえして三河川合(みかわかわい)に到着。池場からここ三河川合のあいだで分水嶺(ぶんすいれい)をこえて、こっからは豊川(とよがわ)水系になる。三河川合の駅はだだっぴろく、しましきホーム1面2線のそとがわりょうがわに側線がある。ひだりてに集落がある。
かきだいら
柿平(かきだいら)に到着。もりのなかの駅でまわりにはなんにもない。
みかわまきはら
三河槇原(みかわまきはら)に到着。いまはしましきホーム1面1線をつかっとるだけだけど、むかしはみぎがわにかいさつに直結するかためんホームがあったみたいだ。みぎがわの側線のみぎがわのいしがきが、ほういうふうにみえた。
ここでまたなんにんかのってくる。構内ふみきりもあり。すれちがいにやってきた電車は天竜峡いきふつう。
△ うえ=14.49.40 みかわまきはら(三河槇原) △ した=14.53.20 天竜峡いきふつう
ゆやおんせん
湯谷温泉(ゆやおんせん)に到着。ひだりにホームがあるだけのちいさな駅だけど、ようけのってくるぞ。みんなハイキングがえりか。いや、ハイキングのあと温泉にはいってきただよな。
みかわおおの
三河大野(みかわおおの)に到着。また、なんにんかのってくる。ここまででだいぶ乗客もふえとったじゃないかな。しましきホーム1面2線のひだりに側線あり。かいさつにでるには、ホームのむこうのはしから階段をおりて地下通路をとおっていくようになっとったみたいだ。ここまでで、はじめてみる構造だ。三河大野をでてからも、なんか電車はおっそい。
ほんながしの
本長篠(ほんながしの)に到着。しましきホーム1面2線のりょうがわに側線あり。みぎがわ側線は国鉄配線なごりの駅舎直結ホームのようにみえた。
ところで、ここ本長篠からは豊橋鉄道の田口線っていう線がでとって、こっから田口っていうとこまでの22.6キロをむすんどっただけど、まあはい半世紀もまえのはなしだ。
△ うえ=15.05.40 ほんながしの(本長篠) △ した=15.07.07 「鳳来寺山登山ぐち」
駅のまわりは「まち」のふぜい。構内ふみきりを駅舎のあるみぎがわにわたったとこに、「鳳来寺山(ほうらいじさん)登山ぐち」のたてかんばんあり。あー、小学校5年生のとき、やまの学習で鳳来寺山にのぼっただけど、ほういやあこの駅からおりていっただったかな~。ってか、これも半世紀まえのはなしだで、ひょっとしたら廃止直前の田口線にのりかえていったのかな。おもいだせるはずもない。
車内をみると、やっぱりだいぶようけのっとるわ。本長篠をすぎると、たんぼもあらわれる。飯田をでてからはじめてみるたんぼか。
ながしのじょう
長篠城(ながしのじょう)に到着。もともと相対式ホームだったものが、ひだりがわの線路がはがされとる。
とりい
高速道路をくぐって鳥居(とりい)に到着。なんというかわいらしいホームだ。
△ うえ=15.15.38 長篠城-鳥居間 △ した=15.16.31 とりい(鳥居)
ほれにしても速度のおそいこと。天竜川ぞいとくらべて条件もいいはずなのに、合点がいかん。
おおみ
大海(おおみ)に到着。ひだりにしましきホーム、みぎにかためんホームプラス駅舎の国鉄がた配線の駅だけど、しましきホームそとがわの線路はつかわれとらんのかもしれん。
△ うえ=15.19.12 おおみ(大海) △ した=15.21.50 大海-三河東郷間
みかわとうごう
大海(おおみ)をでた電車は、また高速道路をくぐって三河東郷(みかわとうごう)に到着。しましきホームのなんとほそながいことか。駅舎はしましきホームのむこうがわにある構内ふみきりをわたって、ひだりにでたとこにある。はんたいからくる211系電車をまって、出発。三河東郷をでて、やっと電車の速度があがる。やっとひらけた地形のとこにでただ。こっから東三河平野がはじまるのか。
△ うえ=15.23.42 みかわとうごう(三河東郷) △ した=15.26.28 はんたい電車
ちゃうすやま
茶臼山(ちゃうすやま)に到着。女子高生がなんにんかのってくる。
やまの茶臼山は愛知県でいちばんたかいやまで、長野県とのさかいにあるだけど、こことはぜんぜんべつのばしょだ。なんでこの駅のなまえになっとるのかふしぎだ。
ひがししんまち
東新町(ひがししんまち)に到着。ここもなんにんかのってくる。ホームうわやのかんじとか、Aコープのかんばんがみえることとか、だいぶ都会になってきたかんじだ。もちろん名古屋の繁華街、東新町(とうしんちょう)とはおおちがいだけど。
しんしろ
新城(しんしろ)に到着。ひだりがかいさつ直結、みぎがしましきホームの国鉄がた配線の駅だ。ここも9分の停車時間があり、ホームにおりてひといきつく。車内はほとんど満席となり、出発。だいぶ平野にでたってかんじだけど、やけにゆっくりはしっとる。
△ うえ=15.33.25 しんしろ(新城) △ した= 15.34.45 豊橋いきふつう
のだじょう、とうじょう、えじま、ながやま、みかわいちのみや
新城(しんしろ)のつぎは、しましきホームの野田城(のだじょう)で、313系とすれちがう。ヰキペディアをみると、こっからあるいて15分で駅とおんなじなまえのおしろにつけるらしい。戦国時代のおしろだ。
つぎが、相対式ホームの東上(とうじょう)で、ここをすぎると左右にたんぼがひろがる。
つぎは、江島(えじま)っていう駅のはずだっただけど、みのがした。ヰキペディアでみると、みぎがわかためんホームの駅だ。グーグルマップでみると、すぐひだりを豊川(とよがわ)がながれとる。
つぎが、相対式ホームの長山(ながやま)。電車は快調にはしる。
つぎも、相対式ホームの三河一宮(みかわいちのみや)。ひだりのホームに駅舎がある。ここで、本長篠(ほんながしの)いきの313系電車とすれちがい。三河一宮をでた電車は快適にはしる。っていっても80キロだけど。
とよかわ
ついに豊川(とよかわ)に到着。ひだりにしましきホーム、みぎにかためんホームの国鉄がた配線の駅だけど、もともとかためんホームに直結するかたちであった駅舎は橋上にうつっとる。電車はしましきホームのみぎがわにはいる。よこに名鉄のあかい電車がみえ、うちにかえってきただな~ってかんじになる。飯田線豊川駅のとなりは名鉄豊川線の終点豊川稲荷駅で、名鉄で東岡崎、名鉄名古屋、名鉄一宮方面に直行することができるだ。
豊川をでると線路は複線になる。まくらぎもコンクリートのまくらぎで、レールがびゅーんとのびる。また、豊川からはトイカがつかえる区間でもある。
うしくぼ
相対式ホームの牛久保(うしくぼ)に到着。駅舎はみぎがわホームにある。ひだりがわホームはしましきホームかとおもったけど、いまヰキペディアをみてみたら、ひだりそとがわの線路は待避線とあった。
こざかい
とちゅうで211系電車とすれちがって、国鉄がた配線の小坂井(こざかい)に到着。ひだりがかいさつ直結のかためんホームで、みぎがこせんきょうでわたっていくしましきホームだ。
△ うえ=16.08.06 牛久保-小坂井間 △ した=16.09.33 こざかい(小坂井)
(名鉄名古屋本線との合流)
小坂井(こざかい)をすぎると線路はひだりにまがって、みぎからくる名鉄名古屋本線と合流する。こういう順番だ。まず、飯田線のひだりがわ線とみぎがわ線がわかれる。つぎに、飯田線のひだりがわ線と名古屋本線のひだりがわ線が合流する。合流したひだりがわ線が豊川放水路きょうりょうをわたる。飯田線のみぎがわ線と名古屋本線のみぎがわ線が合流したみぎがわ線が、みぎからちかづいてきて、両線がならんではしる。
△ うえひだり=16.11.40 左右の線が分離 △ うえみぎ=16.11.51 ひだり線がひだりにまがる
△ なかひだり=16.12.29 名古屋本線のひだり線と合流 △ なかみぎ=16.12.45 豊川放水路きょうりょう
△ した=16.13.28 みぎ線とならぶ
しもじ
しましきホームの下地(しもじ)を通過し、豊川(とよがわ)をわたる。下地は飯田線専用の駅なだけど、飯田線のふつう電車もなんぼんかはここを通過するだ。
△ ひだり=16.13.55 しもじ(下地)を通過 △ みぎ=16.14.05 とよがわ(豊川)
ふなまち
飯田線の313系電車とすれちがい、船町(ふなまち)を通過。ホームで電車見物をするこどもたちとてをふりあう。下地を通過する電車はここ船町も通過する。
△ ひだり=16.14.15 新城いきとすれちがい △ みぎ=16.14.27 ふなまち(船町)を通過
とよはし
△ うえ=16.15.49 豊橋てまえで名鉄名古屋本線パノラマスーパーとすれちがい
△ した=16.16.15 とよはし(豊橋)に到着
定刻の16時16分、終点の豊橋(とよはし)に到着。飯田からここ豊橋まで129.3km、3時間57分、32.7km/h、2,590円。のりものったり。
(さんこう)
- 飯田線と名古屋本線の線路共用について
- きょうは中部天竜(ちゅうぶてんりゅう)を出発。|いわせ あきひこ|フェースブック|2014年5月12日 23:48
- ふーうっ、こないだのりにいった飯田線の…|フェースブック|いわせ あきひこ|2014年5月11日 21:15
- これが飯田線だ! からかさからかどしままで!|いわせ あきひこ|フェースブック|2014年5月6日 16:13
- 豊橋駅の飯田線のホームは、つきあたりがたのりょうがわホーム。みぎがわホームはしましきホームになっとって、はんたいがわが名鉄名古屋本線の発着ホームになっとる。この便利さはすてがたいともいえるけど、飯田線と名古屋本線が線路を共用しとることによる不自由はおおきい。