2020年1月21日、藤枝までいってきた。もともとのまちからはなれてえきができちゃったってことで、きになっとった藤枝だ。2年まえにとちゅうまでいってひきかえしてきちゃったことがあるだけど、こんどこそはいってきた。愛知県から静岡県へと東海道をひがしにすすんでいくかたちになるだけど、名鉄、新幹線、東海道線ってのりついでいったようすを以下に紹介する。
◇ ◇
さいしょは名鉄西尾線のきたいき電車。ふるい7時ちょうどのしんあんじょういきふつうにのる。車両は6009編成2両6000系かんつうがたのあっかい電車。座席はベンチシートでまどにはぬのカーテン。乗客はたちきゃく9わりのこみよう。みなみあんじょうで、ぎんいろ電車の西尾いき急行といきちがい。きたあんじょうでまたなんにんかのってくるだけど、女子高生らもふくめておりるひともなんにんかおる。ぐいーんってひだりにまがってにしむきに方向をかえて、7時10分、しんあんじょうは2番のりばにとうちゃく。のってきた電車はむかいの1番のりばにはいりなおして、さきにとまっとった6046編成2両6000系鉄仮面と連結して西尾いきふつうになるのをかくにん。ほんなことならさいしょから1番のりばにはいやよかったじゃんかっておもうかもしれんけど、地下連絡通路がホームのいちばんにしにある関係で、ほうするとおりた乗客が2両分よぶんにあるかにゃいかんくなるだ。名鉄はこういうことにきをつかってくれる鉄道事業者だ。つぎは、西尾線をきた2両編成鉄仮面の弥富いき急行が3番のりばにはいってきて、さきにとまっとった、名古屋本線をきたきんぎょばちの弥富いき急行と連結するのをかくにん。あさのしんあんじょうは連結作業がいっぱいみれる。
5番のりばに移動。しんあんじょう7時18分の豊橋いき特急にのる。車両は、2203編成6両2200系こおろぎのうしろに2両増結したやつで、先頭の特別車1号車5Bにすわっていく。ひだり通路がわはしらまえ。座席はほぼ満席で、名鉄ネット予約サービスでまえのばんに予約するときには、通路がわしかあいとらんかった。となりの5Aは、わかいおんなのひとがねとる。こっからはずーっとひがしにすすんでいく。東岡崎に停車。ちょこっとだけすく。ひだり15度からあさひをうけて電車はすすむ。となりからはねいきがきこえてくる。本宿(もとじゅく)を通過。みぎの国道1号線といっしょに、分水界をこえて西三河から東三河にはいっていく。平野にでて国府(こう)に停車。ひだりに豊川線が分岐するえきだ。「つぎは伊奈にとまります」っておんなのこえの自動放送がはいる。伊奈は特急停車駅じゃないだけど、あさの通勤時間帯の特別停車だ。伊奈をでるとすぐに車掌さんがまわってきて、発券のない名鉄ネット予約サービスのひとをのぞいて、特別車両券を回収していく。つぎは終点豊橋。不要になる券を処分するてまをはぶいてくれるだ。飯田線との共用区間にはいって、下地(しもじ)で2両編成313系の飯田線電車とすれちがい。すぐにとよがわをわたって、7時48分、豊橋は3番のりばにとうちゃく。いったんかいさつをでる。
自動券売機で豊橋から浜松までの新幹線きっぷをかって、12番ホームにおりる。
豊橋8時2分の東京いきこだま632号がはいってきて、のりこむ。
5分の停車中に便所にはいって喫煙所でいっぷくしてから、自由席15号車9Eにすわる。ひだりふたりがけのまどがわ。
ひがしにすすんで、浜名湖をわたる。8時16分、浜松にとうちゃく。たった14分でついた。いったんかいさつをでる。
マナカでかいさつをはいって、4番のりばでしゅっぱつまちの浜松8時28分の興津(おきつ)いきふつうにのりこむ。ここ浜松始発の電車だ。興津って、われわれ愛知県民にはなじみのないなまえだけど、静岡のむこう、清水のひとつむこうのえきだ。車両は3両編成と2両編成を連結した5両編成で、まえ3両313系の先頭クモハ313-2515のかぶりつきにじんどる。座席はベンチシート。
乗客が座席に5わりの状態になって、浜松をしゅっぱつ。ひだりひだりへと転線していく。電車はひだりがわ通行なのにいちばんみぎののりばからしゅっぱつしただ。こういうのを逆線発車っていうだけど、静岡方面からついたときのままおりかえし発車するでこういうことになるにちがいない。ほんとなら、乗客をおろしたあと、いったん豊橋方面にひきあげてひだりがわののりばにはいりなおすべきなだ。逆線発車するために、ここでのりついでいくひとは階段をのぼりおりしてのりばを移動せにゃいかんくなる。ばかなことだ。2年まえにとちゅうまでいってひきかえしちゃったっていったけど、このことをはらだたしくおもったことが原因だ。こんかいはほんなおもいをせんですむようにここまで新幹線できた。
高架を時速110キロでひがしにすすむ。新幹線がみぎにならんですすむ。地平におりる。
天竜川(てんりゅうがわ)に停車。上下ともりょうめんホームのえきだ。ただし、はんたいホームそとがわののりばは柵でふさがれとる。
天竜川鉄橋をわたる。
豊田町(とよだちょう)に停車。ここで211系5両編成の浜松いきふつうとすれちがい。
すすんで、左右たんぼ。またすすんで、左右市街地。
磐田(いわた)はりょうめんホームのひだりがわに停車。みぎがわははんたい電車がとまる。ほかに、ひだりにかためんホームとみぎに側線がある。ジュビロ磐田の本拠地だ。
時速105キロでひがしにすすむ。
えきを通過。いや、ふつう電車なのになんで通過するだっておもっただけど、あとでしらべたらこの2020年3月じゅうよっかに開業する御厨(みくりや)だった。ほれと、このえきが、ジュビロ磐田の本拠スタジアムであるヤマハスタジアムのもよりえきになるだった。
ひだり10度、やまごしに富士山を発見。
左右にホームみたいなごっつい鉄骨ぐみのあるガーダー橋をわたる。
211系の浜松いきふつうとすれちがい。
袋井(ふくろい)はりょうめんホームのひだりがわに停車。みぎがわははんたい電車がとまる。ほかに、左右にかためんホームがある。
時速110キロでひがしにすすむ。
みぎ新幹線とすれちがって、すぐに愛野(あいの)はりょうめんホームのひだりがわに停車。みぎがわははんたい電車がとまる。
時速110キロでひがしにすすむ。この110キロが静岡地区東海道線の最高速度だ。線形はよくて、名古屋地区東海道線とおんなじ120キロはだせるっておもうだけに、はがゆい。
めがねばしっていうふぜいのレンガづみの高御所(こうごしょ)トンネルをくぐる。きわめてみじかいトンネルだ。
掛川(かけがわ)はりょうめんホームのひだりがわに停車。みぎがわには、ちょうど313系と211系の混成の浜松いきふつうがとまっとる。ほかに、ひだりにかためんホームとみぎに側線がある。さらにこれらのひだりに、こっからひだりうしろに飯店分岐する天竜浜松鉄道のりょうめんホームがあって、りょうめんとも列車がとまっとる。ここで、「静岡でうしろ2両をきりはなします」っていう車内放送がはいる。
すすんで、みぎ曲線で新幹線をみぎにくぐる。
みじかいトンネルをくぐる。
ひだり曲線のとこで、みぎにちゃばたけがあらわれる。静岡だ。
菊川(きくがわ)はりょうめんホームのひだりがわに停車。みぎがわには、ちょうど211系の浜松いきふつうがとまっとる。ほかに、ひだりに側線とみぎにかいさつ直結のかためんホームがある。むかしながらの地平駅だ。ここで運転室うしろの3枚のブラインドのうちのひだり2枚がおろされる。やまごえ区間にはいる予告だ。さらにわるいことに、ここでのりこんできた作業員のひとが、あいとるブラインドのとこにたつ。まえがみえんじゃんか。
あんのじょう、やまんなかにはいっていく。すすんで、ひだりした線路にそってかわがながれる。左右にちゃばたけ。ごく一部だけどちゃばたけじゃなくてソーラーパネルになっとるとこもある。
浜松いきふつうとすれちがい。
上下線が左右にはなればなれになる。
牧の原トンネルにはいる。
トンネルをでてすぐ金谷(かなや)に停車。上下かためんホームのほかになか線がある。さらに、ひだりかためんホームのせなかあわせに、こっからひだりに分岐する大井川鉄道のかためんホームがある。
すすんで、大井川鉄橋をわたる。
211系の浜松いきふつうとすれちがい。
すぐに、袋井(ふくろい)はりょうめんホームのひだりがわに停車。みぎがわははんたい電車がとまる。ほかに、ひだりに側線とみぎにかためんホームがある。
時速105キロでひがしにすすむ。
ガーダー橋をわたる。
すぐに六合(ろくごう)に停車。ホームにあっかい帽子をかぶった小学生らがいっぱいおる。遠足かな。
しゅっぱつした時点で、座席は満席。
313系の島田いきふつうとすれちがい。こんな島田どまりの電車があるだ。ちなみにひるまの時間帯の運行本数をみてみると、浜松からひがしへは1時間に4本あるのにたいして、静岡からにしへは1時間に6本あるだけど、この6本のうちの3本が島田どまりの電車だ。
時速110キロでひがしにすすむ。
9時19分、藤枝(ふじえだ)はりょうめんホームのひだりがわにとうちゃく。みぎがわははんたい電車がとまる。ほかに、ひだりにかためんホームとみぎに側線がある。ついに藤枝にきた。浜松からここ藤枝まで56.8km、51分、66.8km/h。ところでさぶい。ホームにまっとるひとたちもさぶそうにしとったけど、電車をおりてみるとやっぱりさぶい。静岡ってあったかいっていう先入観があって、よけいにさぶくかんじるのか。
ホームのまんなかへんまであるいて、エスカレーターをあがる。のぼりもくだりもエスカレーターだ。
エスカレーターをあがったとこからコンコースをあるいて、かいさつをでる。ごてごてしたよぶんなもんがなくてすっきりしとるし、ひろびろしてうつくしいえきだ。かいさつをでた正面にでかでかとサッカー場の写真。「蹴球都市」ともかいてある。写真のひだりに、「祝全国制覇、藤枝順心高等学校サッカー部、第28回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」っていうおおきな文字。男子は静岡学園が優勝したのはテレビでみとった。女子も静岡県の高校が優勝したってことはしっとったけど、この藤枝にある高校だっただ。
またエスカレーターでえきまえにおりて、まちあるきにむかう。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2020年1月21日、かようび、平日
- ふるい 7:00 → (名鉄西尾線・しんあんじょういきふつう) → 7:10 しんあんじょう
〔5.7km、10分、34.2km/h〕 - しんあんじょう 7:18 → (名鉄名古屋本線・豊橋いき特急【特別車1号車5B*1】) → 7:48 豊橋
〔38.3km、30分、76.6km/h、ふるいから豊橋まで1,170円(乗車料金810円+特別車料金360円)〕 - 豊橋 8:02 → (東海道新幹線・東京いきこだま632号) → 8:16 浜松
〔35.3km*2、14分、151.3km/h、1,550円(乗車料金680円+自由席特急料金870円)〕 - 浜松 8:28 → (東海道線・興津いきふつう) → 9:19 藤枝
〔56.8km、51分、66.8km/h、990円〕
- ふるい 7:00 → (名鉄西尾線・しんあんじょういきふつう) → 7:10 しんあんじょう
- 藤枝までの乗車記録 - 2020年1月21日 - おぼえ (あきひこ ゆめてつどう)|2020/01/21 〔※ 限定公開〕
- 東海道線であんじょうから浜松まで - 2018年3月23日 - あきひこゆめてつどう|2018/03/26
- 静岡は藤枝ってとこにいってみたくて、東海道線をひがしにむかっていった。
- 10時57分、豊橋は6番のりばにとうちゃく。豊橋いき快速にのった岡崎からここ豊橋まで32.3km、23分、84.3km/h。いや、表定速度80キロごえはみごと。JR東海も名鉄もあしのはやさがじまんだ。ただし、JR西日本の新快速にはまける。はよ130キロ運転を実現してほしいもんだ。みぎの7番のりばにとまっとるのははんたい電車、、、ってこのときはおもっとった。豊橋からさきは掛川いきふつうにのりかえにゃいかんだけど、こせんきょうをのぼりおりして7番のりばにいけっていう。なんでおんなじホームはんたいがわの5番のりばからでんだ。
- 11時38分、浜松は1番のりばにとうちゃく。豊橋からここ浜松まで36.5km、35分、62.6km/h。藤枝までいくには終点の掛川までいって、また、のりついでいかにゃいかんだけど、また、豊橋みたいにこせんきょうをわたらされるのかっておもったらいやけがさして、ここ浜松まででこのひのたびをおえることにする。のってきた電車をみおくって、かいさつをでる。
- 藤枝宿をあるく - 2020年1月21日 - あきひこゆめてつどう|2020/01/29 〔ついか〕
- 藤枝宿からかえる - 2020年1月21日 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2020/01/30 〔ついか〕
- みやげにサッカーもなかをかった府中屋から、にしに白子(しろこ)バス停まであるく。