LRT (Light Rail Transit) (アハ 101)

軍港 呉を 見物した 翌 2007年 11月 4日 日曜日、広島駅から 原爆ドームまで 路面電車に のった。ちんちん電車、って いうのは むかしの イメージで、ここ 広電では 最新の LRT (Light Rail Transit)を 導入しとる。

[ 広電(広島電鉄) 広島駅−原爆ドーム前間 概要 ]

距離 2.3 km
運賃 150円
運行本数 1日 216本 (12時台 14本)
表定速度 9.2 km/h

もともと おっそい 電車ってのが すきじゃ ないんで、この 広電も 正直 期待しとらんかった。クルマと いっしょに はしらにゃ いかんし、もちろん 信号で とまらにゃ いかんし、と いう ことで、表定速度を みても 9.2 km/h と おそい。最新の LRTとか いったって、しょせん おそい ことに かわりは ないじゃんか、って。

のって びっくり。はやい! あかるい! ひろい!

はやい、ってのは 加速力の こと。からだが いっきに もって いかれる 感じだ。

あかるい、ひろい、ってのは 車内の こと。写真 みると わかるんだけど、5連の 車両が いもむしの ように 連結しとる。

ふつうの 車両だと、連結部分が ひとが とおれる だけの はばしか ないんだけど、LRTは 連結部分も 車両部分と おんなじ はばが あり、とびらも ついてないので、先頭車両から 末尾車両まで ひとつの ひろーい 空間が 実現しとる。

そう いった わけで、むかしの ちんちん電車の かったるさも なく、まったく ストレスフリーで 快適な 移動だった。

絶対的には おそいんだけど、あるくよりは はやい。地下鉄だと 駅が ふかい ところに あって、階段 おりて のぼってで けっこう 時間が とられちゃうし くたびれも しちゃうんで、今回の ような 2.3 キロ って いう みじかい 区間なら、こいで いいじゃんか!って おもわされた。

名古屋とか 東京、大阪だと、輸送人員の 関係で 問題が あるかも しれんけど、広島 くらいの 都市規模なら LRTが 適しとる ようだ。

広島駅−原爆ドーム前間の 乗車密度も たかく、広島駅停車場 ともども 活気に あふれとった ことが なにより うれしかった。



(さんこう)