3本 レールの 線路 〜京急 逗子線〜 (アハ 257)

2008年 5月 4日 日曜日、旅行 2日目だが、昨晩 おそかったにも かかわらず あさ 5時 25分に めざめる。あさぶろに はいって ゆっくりと みじたくを ととのえる。まもなく 7時だが、全員集合し 鎌倉へ 出発する 時刻の 8時 45分には まだまだ 時間が ある。

そうだ! 電車に のろう!

横浜マンダリンホテルの もより駅、京急日ノ出町(ひのでちょう)駅まで さかを くだる こと 2分。新逗子(しんずし)駅まで 300円の きっぷを かう。改札を はいり ホームに でると ちょうど 新逗子いきの 普通電車が きた。7時 8分に 出発し、終点まで 14 駅、22.0 キロを 31分 かけて はしる。表定速度は 時速 42.6 キロでしか ないが、平均駅間が 1.6 キロと きわめて みじかい わりには そこそこの はやさと いえる。実際、のっとっても おそいと いう 感覚は ない。ってか、まあはい つぎの 駅じゃんって 感じ。

先頭車両 車窓より みた 三線軌条 その1

日ノ出町を でて 11番目の 駅で ある 金沢八景駅からは、本線を はずれ 支線の 逗子線に はいる。沿線風景も ちょっと さびしく なり、7時 39分に 終点の 新逗子駅に 到着するのだが、なんと 金沢八景駅から ふた駅 神武寺(じんむじ)駅までの のぼり線路は レールが 3本も あるじゃんか!

じつは 東急車両 横浜製作所で 製造する 電車車両を、京急 逗子線金沢八景駅から 神武寺駅を へて、JR横須賀線逗子駅へ のりいれ 全国へ おくりだしとる。

で、なんで レールが 3本?

先頭車両 車窓より みた 三線軌条 その2

京急標準軌軌間 4フィート 8.5インチ)で ある ことは まえの 日記 (京急 110周年! (アハ 222))に かいた。かたや JRは 狭軌軌間 3フィート 6インチ)であり、標準軌車両も 狭軌車両も どちらも とおれる ように レールが 3本 ある。

すなわち、かたほう(写真では ひだりがわ)の レールは 標準軌狭軌で 共用し、反対側の レールが それぞれ 別の レールを つかうので 3本に なる(これを 三線軌条と いう)。

はやく 全国で 軌間を 統一しよまい! そう すりゃあ こんな 複雑な こと せんでも 鉄道ネットワークが ひろがって いくじゃん!

10分 ほど 新逗子駅周辺を 散策しただけで 帰路に つく。新逗子発 7時 52分発 普通電車で 金沢八景まで いき、そこで 青砥いき 特急に のりかえる。青砥は 京成電鉄の 駅であり、京急都営地下鉄 浅草線、京成と 標準軌の レールが つながっとるのだ。

特急電車は 金沢文庫で 羽田いきを 増結するのだが、その 部分は また 川崎で きりはなすとの こと。こまごまと した 運用を するもんだ。上大岡で 特急から また 普通に のりかえ、日ノ出町で 下車。

ホテルに むかう 途中、なかまから 電話が はいる。おれの ねすごしを 心配しての ことなのだが、電車に のった ことを しり おどろく。

京急 日ノ出町新逗子間 路線図
京急 日ノ出町−新逗子間 路線図



新逗子駅 改札口
新逗子駅 改札口

京急 車両
京急 車両

日ノ出町駅 ホーム
日ノ出町駅 ホーム