あたらしく鉄道つくるのに狭軌か - 宇都宮の路面電車

まったくあたらしい鉄道をつくるってのに狭軌かいってかんじだね。宇都宮の路面電車のことだ。栃木県の県都宇都宮からとなりの自治体芳賀町(はがまち)まであたらしく線路をひいて路面電車をはしらせるだけど、レールはば1435ミリの標準軌を採用せんで、レールはば1067ミリの狭軌を採用するっていうだ。標準軌の最高速度は320キロ、狭軌の最高速度は160キロって大差があるにもかかわらずだ。東武宇都宮線とかJR東北線とか既存の狭軌鉄道にのりいれる予定もないのにだ。おんなじようにほかの鉄道とからみがないのに狭軌鉄道にしちゃったつくばエクスプレスにもずいぶんと失望したもんだけど、こんかいもおおいに失望した。ほれもこれも大隈重信がわるい。明治もわずか5年っていう早期ににほんに鉄道をひいたっていことについてはおおいにほめたいとこだけど、なにをけちったのか狭軌を採用しちゃっただ。標準軌を採用したってよかったはずなのに。以来、にほんの鉄道は低速走行を余儀なくされとる。せっかくたかい技術があって高速鉄道を運行する技術をわがくにがもっとるにもかかわらずだ。JRが採用しとるってことが、なんだかこの狭軌が鉄道の基本なだっていう錯覚をおおくのひとにあたえとるだ。はよ狭軌のしばりからぬけださにゃ。

宇都宮の路面電車、新潟トランシスが設計(鉄道ジャーナル2018年5月号)
宇都宮の路面電車、車両設計は新潟トランシスに決定
宇都宮市の佐藤栄一市長は2018年2月22日の定例記者会見で、宇都宮駅芳賀町(はがまち)の工業団地をむすぶ路面電車計画の車両設計事業者を新潟トランシスに決定するってあきらかにした。宇都宮市では、昨年2017年11月から車両設計業務について公募がたプロポーザルを実施し、国内外から車両設計事業者をつのった。車両の条件は、軌間1067ミリ(狭軌、直流750ボルト、バリアフリー対応の超低床式、車体長30メートル以内だけど特認をえや30メートルをこえても可、定員は155名ていどで座席は極力おおく確保、再急勾配67パーミル以上に対応でき、最高速度は70キロ以上ICカード利用を主体としたワンマン運転方式、運転室まども極力おおきくする、導入数は17編成など。これにたいして、参加もうしこみ3社のうち新潟トランシスのみが審査書類を提出し、車両の性能やデザイン性、価格などに関する提案が宇都宮市のもとめる水準をみたすって判断した。こんご、宇都宮市新潟トランシスは協力して車両デザイン案を作成し、市民アンケートを実施する。2018年度しも半期に設計認可を取得し、製造を開始させる予定。
△ 宇都宮の路面電車、新潟トランシスが設計(鉄道ジャーナル2018年5月号)

◇            ◇

(さんこう)