リニア中央新幹線 本気らしい

山梨リニア実験線10年ほど まえ、リニア中央新幹線山梨リニア実験線(写真)を 見学した ことが ある。トンネルから でて きたり トンネルに はいって いったり、たてた はねの 空気抵抗の たすけを かりて とまったり する 車両を ながめつつも、いかにも おかねの かかりそうな 軌道設備を みて 実現性の とぼしさを 感じた ものだった。ずーっと とおい 将来の ための あくまで 実験線だと いう 理解だった。


それが ここに きて、JR東海が はっきりと この プロジェクトを すすめると いう 姿勢を しめした。日本車両買収と ルート調査、ふたつの ニュースだ。


リニア実現の 起爆剤か、日本車両を 買収する JR東海の 真意

  • JR東海は 約 260億円で 日本車両製造を 買収すると 発表。
  • その ねらいは リニア中央新幹線計画(2025年度開業予定)の スピードアップ。
  • 「当社には 開発と 保守部門は あるが、まんなかの 製造を もっとらん。リニアが 車両の 段階に はいって いく ことも 考慮して 今回の 提携と なった」(松本正之社長)
  • メーカー買収は くにに 対する アピール材料にも なる。国土交通省は 整備新幹線を 優先し リニアの 具体化を あとまわしに して きた。
  • JR東海は じまえで 5兆 1,000億円の 巨費を 投じると 昨年末に 表明。ことし 2月には トンネル掘削に 必要な 地質調査を 開始。そして 今回の メーカー買収劇。
  • 「外堀を 一気に うめ、こしの おもい くにを うごかす 戦略だらあ」(業界関係者)
  • 東海道新幹線の 輸送力は ほぼ 限界に 達しとる。つぎの 成長マシンを 早急に 準備したい JR東海に とって、2025年は 目前に せまる タイムリミットに うつっとる ようだ。
  • 「かれらが 本気だった ことが これで はっきりした」(業界関係者)

リニア実現の起爆剤か、日本車両を買収するJR東海の真意|企業戦略|投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン|08/09/01|堀川美行


リニア「地元と 調整必要」 春田国土交通事務次官

  • 10月 6日 記者会見 春田謙国土交通事務次官
JR東海が 2025年の 東京−名古屋間 開業を めざす 「リニア中央新幹線」に ついて、「すくなくとも (地元)調整は 必要に なる」と のべ、着工の 前提と して ルートや 中間駅を めぐる 沿線自治体との 調整が 不可欠との 認識を しめした。
  • リニア中央新幹線は、JR東海が 全額自己負担で 建設する 計画を うちだしとるが、全国新幹線鉄道整備法に もとづき、地形地質調査結果を 今月中旬に 国土交通省に 報告する みとおし。
  • これを うけ 国土交通省は 「輸送力」や 「建設費」など のこる 4項目の 調査を 指示するが、自民党の 「リニア特命委員会」(委員長:堀内光雄 元総務会長)が 「地元調整」を 調査の 関連項目に くわえる よう もとめとる。
  • JR東海は みなみアルプスを トンネルで 貫通する ルートの 採用に つよい 意欲を しめしとると される。

FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE:金融・政策/リニア「地元と調整必要」 春田国土交通事務次官 2008/10/7


リニア中央新幹線 想定ルート (2枚とも)
リニア中央新幹線 想定ルート その1
リニア中央新幹線 想定ルート その2



2025年かぁ・・・、17年も さきの はなしだけど なんだか たのしみに なって きた (^_^)