鉄道苦戦〜「ETC搭載車高速道路休日 1,000円のり放題政策」のえいきょう〜

「ETC搭載車高速道路休日 1,000円のり放題政策」により鉄道の苦戦がつづいとる。

「高速 1000円」（3月 28日はじまり）まえの対策

: bold;">ＪＲ西日本:新幹線をふくめた管内の鉄道がのり放題となるきっぷを 4月 8日に発売*1。
: 「西日本パス」は、定額給付金の支給をにらみ、ふつか間普通車利用の価格を 12,000円（みっか間は 16,000円）に設定。
: bold;">ＪＲ九州:新幹線をふくめてＪＲ九州とＪＲ西日本管内の鉄道がのり放題となるきっぷを 4月 8日に発売。
: 「ＪＲ九州・西日本乗り放題パス」は、ふつか間普通車利用が 17,000円、みっか間が 22,000円。

ゴールデンウィーク期間の鉄道利用者の実績

ＪＲ旅客 6社の利用者は前年比 7％減

ＪＲ東日本 5月、6月の鉄道営業収入

5月の鉄道営業収入（速報）: 新幹線や特急など中長距離収入（100キロ超）は前年同月比 17.4％減となり、比較可能なデータのある 1992年以来最大の下落率。
: 近距離収入（100キロ以下）も 2.0％減。
: 営業収入全体では 8.5％減で、7カ月連続のマイナスとなった。
: 不況にともなうビジネス需要の減退にくわえ、高速道路の「1000円のり放題」にレジャー需要をうばわれたのがひびいた。
6月の鉄道営業収入（速報）: 前年同月比 6.9％減で、8カ月連続のマイナスとなった。
: ただし、5月より下落はばは縮小。
: 景気低迷やしんがたインフルエンザの流行のほか、高速道路の通行料金ひきさげの影響がつづいとる。

断片的な情報の収集だが、鉄道苦戦の原因が「ＥＴＣ搭載車高速道路休日 1,000円のり放題政策」にあることはうたがいようがない。ほんとに効率的な交通とはなにかとかんがえたとき、これでいいとはとてもおもえん。これからもこのことはうったえていく。

（写真うえ）ＪＲ九州の 885系かもめ
（写真した）伊勢湾岸自動車道トリトン
（さんこう）