羽越線 脱線事故、不起訴処分に

2005年の 羽越線(うえつせん) 脱線事故 当時の 運行管理責任者 3人が、2009年 12月 21日に 業務上過失致死 容疑で 書類送検されとった ことは、まえの ブログに かいたけど、けっきょく 不起訴処分に なった。



JR 羽越線 脱線: 突風は 「予測 困難」 〜地検、不起訴処分に〜
◇ 専門家の 意見 ふまえ 結論

JR東日本 羽越線の 脱線転覆事故で 山形地検は 3月 19日、JR東日本 関係者を 不起訴処分と したけど、その 根拠は、最大風速 以上に ふく 突風を 予測しても、列車が 転覆する ほどの はげしい 突風が ふくとは 予測できんかった、と いう ものだった。


山形地検に よると、山形地方気象台は 最大風速が 毎秒 18メートル 以上に なると 予測すると 暴風雪警報を 発令するけど、その ばあいでも 突風は 毎秒 20メートル ていどと しか 想定できず、列車が 転覆する ような はげしい かぜは 予測できんかったと いう。また、気象庁から おくられる 鉄道気象通報は、突風の おそれが あると 発令しとったけど、事故原因と かんがえられる たつまきや ダウンバーストの ような 局所的 突風は 予測できんかった、という。


また、JR東日本は 運行停止に ついて 「気象情報を 把握し 総合的に 判断する」と 内規で さだめて おり、新潟支社 輸送課 指令室が 鉄道気象通報を 受信する ファクスを 故障した ままに し、暴風雪警報を 把握しとらんかった 点に ついても 「刑事責任を とえる ほどの 過失は なく 予測 困難」と 判断した。


山形地検は 3月 19日、事前に アンケートを とり、希望した 被害者 約 10人に たいし 説明会を ひらき、処分結果を 直接 つたえた。


鉄道関係者の 「線路上の 障害物など 危険が あきらかな ばあいは、げんばの 判断で 運転を 中止するけど、当時の 状況で 突風の ような 異常気象を 予測する ことまで とうのは 酷じゃ ないか」って いう 意見が ききいれられた かたちに なったけど、やっぱり そう いう ことで しょうがないじゃ ないかな。


予測不能の 天災ってのも ありえると おもう。もちろん、なくなられた かたには ご冥福を おいのりするし、けがを された かたには おみまいを もうしあげるけど、この 脱線事故は 天災だっただと おもう。




(さんこう)


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