ついに 大井町線に のった!

ついにっちゅう ほど おおげさな もんじゃ ないけど、溝の口 (みぞのくち)から 大井町までの 改良、延伸 工事が 2009年 7月 11日に 完成してから 約 1年後の 2010年 6月 28日、東急 大井町線に のって きた。

東急 大井町線溝の口二子玉川、自由が丘
東急 大井町線 溝の口駅に 到着した 急行 電車 東急 大井町線 溝の口駅 大井町 いき ふつう 電車 東急 大井町線 二子玉川駅を でる 東急 大井町線 自由ヶ丘駅 (うえは 東横線 ホーム)
溝の口に 到着した
急行 6000系
溝の口大井町
いき ふつう
二子玉川を でる
自由が丘
(うえは 東横線

これまでにも 2回 とりあげ、大井町線用に 新造された 急行用 車両 6000系の スタイルが アバンギャルドすぎて、沿線の 風景に そぐわんじゃ ないかだとか、急行の くせに 表定速度が 時速 50キロにも みたんとは どう いう ことだとか、いろいろ 文句を いって きた 路線だけど、実際に のって みると そんなに わるく ないじゃんか!って いう 結論を えた。

東急 大井町線=旗の台、大井町
東急 大井町線 旗の台駅 てまえで 急行 電車と すれちがい 東急 大井町線 旗の台駅 東急 大井町線 大井町駅 東急 大井町駅に はいって くる ふつう 電車
旗の台 てまえで
急行と すれちがい
旗の台
大井町に ではいりする ふつう

最初に 田園都市線で あざみ野から 溝の口まで いって、そっから 大井町線に のりかえて 終点の 大井町まで いっただけど、アバンギャルドすぎや へんかと おもわれた 6000系も、地味な 東急の 電車の イメージを ふりはらう、このましい はなやかさが かんじられたし、おそすぎやへんかと おもった スピードも まあ それほどには 苦に なる もんじゃ なかった。



以下、写真を とった 順に 大井町線を 紹介する。

東急への 最初の アクセス ポイントは 田園都市線の あざみ野だ。新幹線を おりた 新横浜から のった、横浜市営地下鉄 ブルーラインの 終着駅が この あざみ野だでだ。あざみ野で 地下鉄を おり、連絡 通路を つたって 田園都市線の 改札に でる。

ホームは 高架の うえで、改札は 地平に ある。

東急 田園都市線 あざみ野駅 改札ぐち
100628-76 東急 田園都市線 あざみ野駅 改札ぐち

改札から 45度 みぎを むくと、ひがしぐちが みえる。

東急 田園都市線 あざみ野駅 ひがしぐち
100628-77 東急 田園都市線 あざみ野駅 ひがしぐち

いろんな みせやさんが ひがしぐちに 直接 接して おり、まさに 「あるいて くらせる まちづくり」を 実現しとる。

改札の ひだりがわに きっぷ うりばが ある。

東急 あざみ野駅 きっぷ うりば (大井町線の 宣伝が みえる)
100628-78 東急 あざみ野駅 きっぷ うりば (大井町線の 宣伝が)

大井町 往復 プラス りんかい線 1日 のりほうだい」の 宣伝が みえる。ここでも、大井町線の 利用 促進に つとめとるだ。

改札を はいり、のぼり ホームに あがる。ホーム 自体は 単純な 相対式 ホームだけど、10両の 電車が とまれる ように なっとる その ながさと、ひとの おおさに おどろく。田園都市線が 首都圏一の 混雑度を しめす 路線だと いう ことに 納得する。

東急 田園都市線 あざみ野駅 ホームの 発車 案内機
100628-79 東急 田園都市線 あざみ野駅 ホームの 発車 案内機

うえを みると、電光 掲示板に 「急行 押上 (おしあげ)」の 文字が みえる。一瞬 かんがえてから、田園都市線東京メトロ 半蔵門線 (はんぞうもんせん)を 介して、東武 伊勢崎線 (いせさきせん)と 相互 のりいれを しとる ことを 理解する。急行は 半蔵門線伊勢崎線の 境界駅で ある、押上 どまりの ものと、伊勢崎線にまで のりいれる ものが、半々だ。

「都営 新宿線が 停電」って いう 表示も、ここが すでに 首都圏で ある ことを 実感させて くれる。

くだり 回送 電車が、反対がわ ホームを とおりぬける。

東急 田園都市線 あざみ野駅 くだり 回送 電車
100628-80 東急 田園都市線 あざみ野駅 くだり 回送 電車

回送 電車は 東急の 伝統に そった べんとうばこがただけど、これまで イメージしとった ほどの やすっぽさは かんじんかった。

そうこう する うちに、いよいよ のる 押上 いき 急行が ホームに つく。

東急 田園都市線 あざみ野駅 のぼり 押上 いき 急行
100628-81 東急 田園都市線 あざみ野駅 のぼり 押上 いき 急行

しらべて みると 東急 自社 車両で 5000系と いうらしい。

10時 37分に あざみ野を でて、すぐに たまプラーザ。ここも 相対式 ホーム。つぎが 鷺沼 (さぎぬま)。ここは 2面 4線で おいぬきが できる ように なっとって、わが 急行も ふつうを おいぬく。この 駅の ホームを すぎた ところで、電車 基地が あらわれる。

ここから 溝の口までは ノンストップだけど、電車は けっこう こきざみに ゆれる。その せいか、スピード感も ある。

10時 45分、溝の口 着。ここから 大井町線が はじまるだけど、二子玉川 (ふたごたまがわ)までは 田園都市線との 並走で、うちがわの 2線を 大井町線が つかい、そとがわの 2線を 田園都市線が つかう。溝の口の ホームも 2面 4線の 構造だ。

うちがわの 大井町線の 線路に、ここ 溝の口に 到着した 6000系が みえる。

東急 大井町線 溝の口駅に 到着した 急行 電車
100628-82 東急 大井町線 溝の口駅に 到着した 急行 電車

あ、いいじゃん! その スタイルに たいする、これまでの 否定的 見解は どっかに とんだ (^_^;) ロボットチックと おもえた フロントマスクや、でかすぎると おもえた チンガードも、電車に 力感を あたえこそ すれ、周囲から ういたり する ような ものじゃ なかった。あかも いい (^_^)

そのうち、こちら 大井町線の 出発 ホームに ふつう 電車が あらわれる。

東急 大井町線 溝の口駅 大井町 いき ふつう 電車
100628-83 東急 大井町線 溝の口駅 大井町 いき ふつう 電車

これも べんとうばこ系の 電車だけど、そんなに わるく ない。

そとがわの 田園都市線を くだり 電車が いく。

東急 田園都市線 溝の口駅 くだり 電車
100628-84 東急 田園都市線 溝の口駅 くだり 電車

またまた しらべて みると、東武が のりいれて きとる 50050系って いう 電車の ようだ。

うちがわの 大井町線の ふつう 電車が これを おいかける。

東急 大井町線 溝の口駅 くだり 電車
100628-85 東急 大井町線 溝の口駅 くだり 電車

田園都市線大井町線複々線は 壮観で あり、また たのしくも ある。

こんどは ホームの いちばん うしろに いくと、大井町線 おりかえし用の 留置線が ある。大井町から きた 大井町線の 電車は くだり ホームで 乗客を おろした あと、中央林間かたに ある この 留置線まで すすんで 停車し、その あと おりかえして のぼり ホームに 進入すると いう しくみだ。JRの ように 「どうせ おりかえすだで、最初から 反対 方面の ホームに 進入しちゃえ!」などと いう 横着は せんだ。もし ここで、そんな ことを すれば、大井町線から 田園都市線に のりかえようと おもった 乗客は、また ホームを 移動せにゃ いかんと いう ことに なる。

急行と ふつうの 2本が、この 留置線に ならんで とまっとっただけど、さきに ふつうが ホームに 進入して くる。

東急 大井町線 溝の口駅 のぼり ふつう 電車
100628-86 東急 大井町線 溝の口駅 のぼり ふつう 電車

急行の でばんは まあ ちょっと まってからの ようだ。

東急 大井町線 溝の口駅 のぼり 急行 電車
100628-87 東急 大井町線 溝の口駅 のぼり 急行 電車

それに しても、この ように レールが クロスする さまは、メカニカルで あると 同時に セクシーでも ある。

いったん、改札を でる。

東急 田園都市線大井町線 溝の口駅 ひがしぐち
100628-88 東急 田園都市線・大井町線 溝の口駅 ひがしぐち

駅の ではいりぐちは 活気が あり、えきまえ デッキは たかい ビルで かこまれる。

東急 田園都市線大井町線 溝の口駅 えきまえ
100628-89 東急 田園都市線・大井町線 溝の口駅 えきまえ

また、溝の口は JR 南武線 (なんぶせん)との 連絡駅でも ある。と いうか、南武線から 田園都市線に のりかえる 乗客が あまりにも おおく、いっそう ました 田園都市線の 混雑を やわらげる ために、のりかえ客の 一部でも 大井町線に 誘導する ことが できればと、もともとの 大井町線との 分岐点で ある 二子玉川では なく、ここ 溝の口大井町線の 起点と する 大改良工事を 東急は 実施しただ。

東急 田園都市線大井町線 溝の口駅 (てまえは JR 南武線
100628-90 東急 田園都市線・大井町線 溝の口駅 (てまえは JR 南武線)

てまえの 南武線は 地平に、むこうの 東急線は 高架に、それぞれ ホームが ある。

ふたたび 溝の口の 改札を はいり、11時 14分 発の 大井町 いき 急行に のる。

田園都市線との 並走 区間に ある ふた駅を 通過し、分岐点で ある 二子多摩川に 進入する。溝の口と おなじく、うちがわ 2線が 大井町線、そとがわ 2線が 田園都市線と いう 構成の 2面 4線の 駅だ。

東急 田園都市線大井町線 二子玉川駅
100628-91 東急 田園都市線・大井町線 二子玉川駅

二子玉川の ホームを とおりすぎると、うちがわ 2線は みぎに 分岐する。

東急 大井町線 二子玉川駅を でる
100628-92 東急 大井町線 二子玉川駅を でる

よっつの 駅を 通過して、急行 電車は 自由が丘に とまる。

東急 大井町線 自由ヶ丘駅 (うえは 東横線 ホーム)
100628-93 東急 大井町線 自由ヶ丘駅 (うえは 東横線 ホーム)

地平の 大井町線 ホームは 単純な 相対式だけど、立体 交差する 東横線 (とうよこせん)の ホームが うえに おおいかぶさる。

通過駅の 緑ヶ丘で、ふつう 電車と すれちがう。

東急 大井町線 緑ヶ丘駅で ふつう 電車と すれちがい
100628-94 東急 大井町線 緑ヶ丘駅で ふつう 電車と すれちがい

急行の とまらん 駅は けっこう ちゃっちくて、大井町線が ローカル線だった ことを おもいおこさせる。

つぎの 大岡山は 目黒線と 分岐 交差する ところで、2面 4線の 地下駅だ。ふつう 停車駅の 北千束 (きたせんぞく)を 通過し、急行 停車駅の 旗の台 (はたのだい)の てまえで 急行 電車と すれちがう。

東急 大井町線 旗の台駅 てまえで 急行 電車と すれちがい
100628-95 東急 大井町線 旗の台駅 てまえで 急行 電車と すれちがい

旗の台は 池上線 (いけがみせん)と 立体 交差する 駅だけど、そっちの 駅は みあたらんかった。大井町線の ほうの 旗の台駅は 2面 4線の りっぱな もので、ここが 大井町線 ゆいつの おいこし ポイントだ。

東急 大井町線 旗の台駅
100628-96 東急 大井町線 旗の台駅

実際、ふつう 電車が そとがわの 線路で、わが 急行 電車を 待避しとる。

いよいよ 大井町線の たびは おわる。

東急 大井町線 大井町駅
100628-97 東急 大井町線 大井町駅

頭端式 (とうたんしき) 1面 2線 ホームの みぎがわには、ふつう 電車が とまっとる。

11時 34分、大井町 着。

東急 大井町駅 溝の口 いき 急行
100628-98 東急 大井町駅 溝の口 いき 急行

乗客を おろした 電車は なんだか まが ぬけとるけど、おりかえして 溝の口 いきと なる。

また ふつう 電車が はいって くるけど、進行 方向 みぎがわの 線路に 転線して くる。

東急 大井町駅に はいって くる ふつう 電車
100628-99 東急 大井町駅に はいって くる ふつう 電車

ホームが 急行用と ふつう用で わかれとったのかも しれん。ちなみに、急行は 6両、ふつうは 5両だった。

改札を でると、むかいがわは JR 京浜東北線 大井町駅の 改札が ある。のりかえ 改札ぐちこそ ないけど、のりかえ 至便だ。のりかえ 利便性を たかめようと する、首都圏の 鉄道 会社の 努力は、わが 愛知県の 鉄道 会社も みならうべきだ。

駅舎も 東急と JRで 共通だ。

東急 大井町線 大井町駅の 外観
100628-100 東急 大井町線 大井町駅の 外観

期待した 以上の いい 印象を もち、大井町線を あとに する。



(さんこう)


【乗車 データ (平日)】

(ついか)