きのう 2011年 8月 はつか、南海 電車に のって きた。起点は 南海の 一大 ターミナル なんばで、終点は 南海本線の 急行 停車駅 春木 (はるき)まで。
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10時 25分、みさき公園 いき 区間急行、出発!
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みぎの 2本が 南海本線の 線路で、ひだりの 2本が 高野線 (こうやせん)の 線路だ。
最初の 駅は 今宮戎 (いまみやえびす)。
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ホームが あるのは 高野線の ほうだけで、南海本線の ほうには なんにも ない。
すぐに 新今宮 (しんいまみや)と なり 停車。
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ここは 大阪環状線との のりかえ 駅。
また すぐ 萩ノ茶屋 (はぎのちゃや)。
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ここも 南海本線の ほうには ホームが ない。
ふたつめの 停車駅が 天下茶屋 (てんがちゃや)。
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大阪地下鉄 堺筋線 (さかいすじせん)の いちばん みなみが ここに きとって、のりかえ 駅に なっとる。堺筋線は いちばん きたの 天神橋筋六丁目 (てんじんばしすじろくちょうめ)で 阪急 千里線 (せんりせん)と 相互 のりいれしとって、天下茶屋から 千里線の 北千里や 京都線の 高槻市 (たかつきし)まで のりかえ なしで いける。南海も 標準軌に 改軌しとや、南海、大阪地下鉄、阪急の 3社 のりいれが 実現して、和歌山 方面から 京都 方面に いたる ながい 路線が できとった、って かんがえると ちょっと 残念な きもちも おこる。
余談が ながく なった。
電車は 4本の 線路が はしる ひろびろと した 高架を 快調に はしる。
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高野線が ひだりに わかれて すぐ 岸里玉出 (きしのさとたまで)に なる。
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わかれてからには なるけど 高野線にも 岸里玉出は あり、いちおう のりかえ 駅だ。また、都心の ローカル線で ある 汐見橋線 (しおみばしせん)の 終着が ここで、南海本線の ほうの 岸里玉出に くっついとる。
岸里玉出と 粉浜 (こはま)の あいだで、南海本線 だけで また 複々線に なっとる。あがり さがりとも うみがわが 優等 列車、やまがわが ふつう 列車用だ。
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粉浜の ホームも うみがわが あおい 柵で とざされ、わが 区間急行も そちらがわを とおりすぎて いく。
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つぎの 住吉大社 (すみよしたいしゃ)も ホームの うみがわが だいだいいろの 柵で とざされとる。
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住吉大社の ひがしがわには 阪堺電車 (はんかいでんしゃ)の 住吉公園が あって のりかえが できる。阪堺電車には 今宮戎の へんから 浜寺公園 (はまでらこうえん)の へんまで 南海本線と 並走する 阪堺線と、天王寺駅前を でて 住吉公園まで くる 上町線 (うえまちせん)が あり、住吉公園の ひとつ てまえの 住吉で ふたつの 路線が 交差しとる。
つぎが 住ノ江 競艇で 有名な 住ノ江 (すみのえ)。
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みぎてには たくさんの 電車が とまっとる 住ノ江 検車区が みえる。
住ノ江で 複々線は おわり、ふつうの 複線に なって 大和川を わたる。かわ むこうは 堺市 (さかいし)だ。
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七道を すぎ、みっつめの 停車駅、堺に なる。
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ホームの ひだりがわで 待避しとった ふつうの おさきに 発車。
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湊 (みなと)の つぎの 石津川 (いしづがわ)で 高架は おわり、地平に おりて 諏訪ノ森 (すわのもり)と なる。
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あがり ホームが あやへんじゃんか!と おもいきや、さがり ホームの さきの ふみきりを すぎた みぎがわに あがり ホームを 発見。
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つぎが、かつては 海水浴客で おおいに にぎわったって いう 浜寺公園。ここから にし、ちょっと うみよりに いった とこに 阪堺電車の 終点 浜寺駅前も ある。
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この 浜寺公園 前後も 高架に せらあって いう 計画が あるそうで、さいしょ 南海が こわしちゃうって いっとった 洋風 木造 建築の 駅舎も、じもとの とりこわし 反対 運動が みのって 移転 保存が きまったって きいた。
よっつめの 停車駅 羽衣 (はごろも)。
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ここから 南海の 支線で ある 高師浜線 (たかしのはません)が みぎに わかれて いく。
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つぎが 高石 (たかいし)。
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羽衣や 高石の へんは 線路が かり線の ようでも あり、浜寺公園の へんと つながって 高架に して いくのかも しれん。
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北助松 (きたすけまつ)を すぎ 松ノ浜 (まつのはま)の てまえで、反対 がわの あがり線は 高架に なる。
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松ノ浜を すぎ、いつつめの 停車駅 泉大津 (いずみおおつ)と なる。ともに 反対 がわの あがり ホームは 高架に なっとる。
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あがり線の 高架は ふた駅で おわり、忠岡 (ただおか)からは あがり さがりとも 地平と なる。
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いよいよ 春木だ。
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あがり線の みぎに 分岐して いくのは、なんば 方面から ここで おりかえし 運転を する 電車が つかう もので、写真に みえる 分岐 ポイントの てまえで あがり線から さがり線への わたり線が ある。
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10時 48分、春木 到着。
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なんばから ここまでの 23.7kmに かかった 時間は 23分。表定 速度 わずかに 61.8km/hとは おもえん スピード感を あじわう ことが でき、こころが あらわれた ような かんじが した。
(さんこう)