らいねん2014年3月に開業する上野東京ラインについて、「茨城県のひとがJR東日本にたいして『常磐線の電車を1本でもようけ東京までのりいれさせてほしい』っていうおねがいをしとる」っていう記事をみたよ。
上野東京ラインにのりいれてくるのは高崎線、宇都宮線、常磐線のみっつの線の電車なだけど、要は線路容量がたりんだ。ぜんぶの電車が東京にのりいれれんで、茨城県のひとがおねがいをしとるってわけだ。
またどっかべつに線路ひくばしょさがさにゃ。
(さんこう)
- 東京駅と結ばれたい - 東北縦貫線へ、茨城県が猛アピール:朝日新聞デジタル(上沢博之記者)|2014年2月27日07時50分 〔ねたもと〕
- 来年2015年3月に開通するJR東日本の上野東京ラインに茨城県があつい視線をそそいどる。茨城県内を縦貫し、上野が終点になっとる常磐線が東京に直通でのりいれれるでだ。だけどおんなじ上野どまりの宇都宮線や高崎線と競合し、なんぼんの電車が直通になるかわからん。「千載一遇」とよばれるチャンスは、どいだけいかせるか。
- 「宇都宮や高崎からは新幹線や湘南新宿ラインで東京や横浜方面にのりいれが実現しとる。全列車が上野どまりなのは常磐線だけだ」
2014年1月21日、JR東日本の石司次男副社長をたずねた橋本昌・茨城県知事は「1本でもおおく東京のりいれを」と要請した。3年連続のトップ要請だけど、こんかいは沿線の牛久、竜ケ崎、土浦市などの市長や議長ら最多の10人がいならんだ。 - 石司次男副社長は「あついおもいをひしひしかんじるけど、3線のすべての電車ののりいれは物理的に困難。どうバランスよくはいれるか、複雑な方程式をといとるところ」ってのべ、具体的なわりふりにはふれんかった。
- 茨城県、とりわけ東京通勤圏の茨城県南部の自治体や住民にとって、東京駅への直通はながねんの悲願だ。土浦、牛久、竜ケ崎、石岡市などの商工団体が中心になって1987年、今の「常磐線東京駅・横浜駅のりいれ推進協議会」を設立し、要望活動をつづけてきた。
- 常磐線は、特急のスーパーひたちとフレッシュひたちで、茨城県の県都・水戸と上野を最短1時間10分でむすぶ。JR東日本は、東京駅直通による特急の時間短縮は9分とみとる。だけどほれ以上に茨城県が期待するのは、イメージアップによるいりこみ客の増加だ。
- 民間のコンサルタント会社「ブランド総合研究所」がまいとし発表する都道府県の「地域ブランド調査」で、茨城県の魅力度はきょねん2013年、ふたたび最下位の47位になった。「東京がちかくなるっていうことは、茨城もちかくなるっていうこと。効果ははかりしれん」って茨城県の観光担当者はいい、じもとでは「千載一遇のチャンス」のことばがとびかう。
- 東北縦貫線、開業は 2015年 はる! - あきひこ ゆめてつどう|2013/12/12