福井駅の高架化がすすんどる。にしから北陸線、北陸新幹線、えちぜん鉄道の順で高架になるだけど、えちぜん鉄道の高架については、まあはい完成しとる北陸新幹線の高架をかり線としてつかってやるだげな。ちゅうにちのきじにつぎのようにのっとった。
(ちゅうにちのきじから)
- 福井市のえちぜん鉄道福井駅付近の高架化にともない、完成ずみの北陸新幹線の高架を活用するかり線工事がすすんどる。2015年のうちにも新幹線の高架にふつう電車がはしるめずらしい光景がみれそうだ。
- 福井県福井駅周辺整備事務所によると、えちぜん鉄道の高架化部分は福井駅から福井口駅付近までの3.0キロ(勝山永平寺線2.3キロ、三国芦原線0.7キロ)。かり線は現在の線路を撤去し、ほのしきちに高架をたてるあいだの線路として北陸新幹線の高架0.8キロを利用する。
△ 福井駅高架化図面 - きた - 正規の高架化での運行は福井国体が開催される2018年度をめざし、総工費はえちぜん鉄道の高架化分で174億円をみこむ。北陸新幹線の高架には、かり線として使用されるあいだ、えちぜん鉄道用の線路がひかれるけど、ほのあとは北陸新幹線用の線路をひきなおす。北陸新幹線金沢-敦賀間の開業を3年まえだおしして2022年度とすることが事実上きまり、福井までのさらなる先行開業も検討材料となるけど、工程にえいきょうはないってみられる。
△ 北陸新幹線の高架にえちぜん鉄道がのりいれるかり線工事がすすむげんば - かり線工事は現在、福井市日之出五(※ 新福井と福井口の中間付近か)で高架にのりいれるスロープの建設などがすすみ、新設する臨時の福井口駅のきたがわで既存の線路につながる予定。かり線の完成后、福井駅と臨時の新福井駅は高架のホームからのりおりする。
△ 福井駅高架化図面 - みなみ - JRをふくめた高架化は、線路で市街地が分断され、交通アクセスが不便な状態であることの解消などを目的に1992年度に着工した。
(さんこう)