福井鉄道とえちぜん鉄道の相互のりいれが、ついにらいねん2015年はるから実現する。
相互のりいれ区間は福井鉄道の越前武生（えちぜんたけふ）からえちぜん鉄道の鷲塚平針（わしづかひらばり）までの26.9キロ。福井鉄道がわが越前武生から田原町（たわらまち）までの20.9キロで、えちぜん鉄道がわが田原町から鷲塚平針までの6.0キロだ。りょうほうがつながる田原町では、いま福井鉄道がわの線路工事をやっとるっていう。
また、福井鉄道の軌道区間、木田四ツ辻（きだよつつじ）－田原町間と市役所前－福井駅前間では2014年度からの4年計画で、ふるいしきいしやまくらぎなんかを交換して、景観をよくするのといっしょに、電車を安全、快適に走行させるようにするだげな。
△ 赤十字前－木田四ツ辻間のここから路面電車に（2011.1.15 さつえい）
さらには、これも福井鉄道のほうで、越前武生からの電車が福井駅前にいくときに市役所前でスイッチバックしとっただけど、これを不要にするための短絡線をつくったり、福井駅前の駅をまっとJRの駅のほうにのばしたりする工事を2015年度にやるだげな。
相互のりいれ、軌道の改良、短絡線の新設、線路の延伸。これらが実現するには、鉄道事業者である福井鉄道とえちぜん鉄道の努力だけじゃなくて、福井商工会議所の提言をうけて予算を投入することにした福井市役所のたすけもおおきかった。もちろん、くにの補助金もうけるようにした。
鉄道を便利にするために、かんがえれるかぎりのことをやる福井県ってすばらしい。
（さんこう）
