石北線(せきほくせん)の上川(かみかわ)と丸瀬布(まるせっぷ)のあいだのよっつのえきはすべて白滝(しらたき)がつく。上川にちかいほうから、上白滝、白滝、旧白滝、下白滝となるだけど、なんとなんにもつかん白滝以外のみっつの白滝がらいねん2016年3月26日にいっぺんに廃止になるっていう。上川と丸瀬布のあいだのきょりは57.0キロもあるのに、このかんにえきはなんにもつかん白滝のひとえきになっちゃうだ。
じつはこのかんには、まあはい廃止になったえきが4駅もある。すべて上川と上白滝のあいだで、上川にちかいほうから天幕(てんまく)、中越(なかこし)、上越(かみこし)、奥白滝(おくしらたき)のよっつだ。うん、まあはい廃止になった白滝のつくえきもあっただ。ちなみに天幕以外の3駅はいまは信号場になっとる。
ずーっとまえの状態からいうと、上川と丸瀬布のあいだにあった8駅のうち7駅が廃止になって、なんにもつかん白滝のひとえきだけがのこるってわけだ。
ここで、いまのこっとる4駅の1日の運行本数をみてみる。
- 上白滝=くだり1日1本、のぼり1日1本
- 白滝=くだり1日7本(特急3本+ふつう4本)、のぼり1日4本(特急3本+ふつう1本)
- 旧白滝=くだり1日1本、のぼり1日3本
- 下白滝=くだり1日1本、のぼり1日3本
いやー、1日に1本とか3本とか、ほいでどうやって鉄道が利用できるっていうのかね。まあはい死んどるも同然のみっつの白滝だけど、廃止になったあとのこの区間、カナディアンパシフィックってなかんじで、ひとけもない原野を延々とはしるってなかんじになっちゃうのかな。
(さんこう)