JR北海道が2016年2月とおかに発表した「極端にご利用のすくないえき」ってのをみてがくぜんとした。利用のすくないえきをあかまるとみどりいろのまるでしめしてあるだけど、ほの「すくない」の基準にまずおどろく。いちばんすくないのがあかまるなだけど、なんと1日平均1名以下の乗車人員だっていう。いや、ほんなえきがあるのかん。1日平均1名以下ってことは、だあれものらんひもあるってことだ。つぎにすくないのがみどりいろのまるで、これが1日平均10名以下の乗車人員だ。これでさえじゅうぶんにおどろきの基準なだけど、北海道全体であかまるとみどりいろのまるあわせて159駅もある。いや、おどろきだ。北海道じゃあだあれも鉄道なんかつかってないだ。
発表されたのは北海道全域についてだけど、いっぺんにぜんぶをしめすと焦点がぼけるで、こんかいは東部についてみてみる。えきでいって、旭川以東と新得以東を東部とした。
まずは石北本線区間。まるだらけっていっていい。旭川-上川間は都市近郊区間で利用がおおいかとおもいきや、みどりいろのまるがおおいのがぞんがいだ。上川-留辺蘂間はさんたんたるもんだ。まえにもとりあげた上白滝、旧白滝、下白滝の3滝と金華の4駅がこのはる廃止になる。北見近郊と網走近郊はまあ健闘しとる。
つぎに釧網本線区間。これは網走近郊をのぞいてまんべんなくまるがついとるっていうべきか。
さいごに根室本線のうちの新得以東の区間。ここも帯広近郊と釧路近郊をのぞいてまんべんなくまるがついとる。根室が支庁所在地であるのに、ほの近郊がまるだらけなのにおどろく。
以上、東部の極端にご利用のすくないえきをみてみただけど、ほのわりあいのおおさはもちろんおどろきなだけど、ほれ以上にそもそもこの広大な区域に石北本線、釧網本線、根室本線の3本しか鉄道がはしってないってこともおどろきだ。いまふるい地図帳をみてみると、この3本以外にもまっといっぱい鉄道がはしっとっただ。名寄本線はどこへいっただ。湧網線はどこへいっただ。標津線はどこへいっただ。内陸部を縦断しとった池北線はどこへいっただ。士幌線、広尾線はどこへいっただ。
(さんこう)