列車がしかやくまをはねちゃう事故ってけっこうある。ごうをにやしたJR東海はワイドビュー南紀に「しかはねのけ装置」をつけた。まえのスカート部分にゴム製のブレードをとりつけ、ラッセル車がゆきをはねのけるようなかたちでしかをはねのけるって寸法だ。しかがたすかる確率もたかいらしい。
ところでこんかい、近鉄がしか対策で超音波ふみきりを開発したっていう記事をめにした。
年間300件!相次ぐシカ接触事故に、近鉄がとった対策は...(ライター:青空繭子さん)
- [ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年8月12日放送の「Today's Voice」のコーナーで、近鉄電車のシカとの接触事故対策が紹介されていました。
- 全国の鉄道会社の悩みのタネのひとつが、シカやイノシシ、クマなどの動物と電車の接触事故。私鉄最長501.1キロの路線距離を誇る近鉄電車も例外ではありません。
- 特に事故多発地帯になっているのが、三重県津市内の近鉄大阪線区間。シカが多く生息している地域に、1時間に約20本もの電車が通るため、事故率が高くなっています。
 近鉄大阪線 - 津市内路線図(あきひこ)
- 近鉄電車の担当者は解決策を見出すためシカを観察していたところ、毎日同じ道を歩いていることに気づきました。
- そこで、シカが線路を渡る箇所に超音波発生装置を設置。それ以外は線路沿いにネットを張り、電車の通過時にシカが嫌がる音を出し、通過後は消音することに。
- すると、電車の通過時にシカはピタリと止まり、これまで年間300件発生していた接触事故が、設置後は無事故に。驚きの効果を発揮しました。
- シカを排除するのではなく、共存する方法で解決策を見出し、効果が表れたのはとても素晴らしいですね。この方法が他の鉄道会社でも応用されるといいですね。
(Jタウンネット - 2016年8月20日7時53分)
|
◇ ◇
ふむふむ。基本的には線路にしかがはいらんようにネットをはっとく。けど、ほいじゃあ、しかの生活圏を分断しちゃうで、しかのとおりみちのとこだけネットをあけといて、わたれるようにしとく。ほいで、ほこに超音波ふみきりを設置して、電車のとおるときだけ、しかのいやがる超音波をだしてわたらんようにするわけだ。年間300件もあった接触事故が、超音波ふみきりを設置してからは1件もないだげな。

しかを排除するじゃあなくて、共存しつつ接触事故をなくす。すげえ。
(さんこう)