きのう2016年12月19日のゆうがたのNHKニュースでしった。2017年度の整備新幹線の事業費がきまったげな。北陸新幹線が1,400億円、長崎新幹線が800億円、北海道新幹線が430億円のぜんぶで2,630億円か。
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- 整備新幹線、来年度の路線ごとの配分額かたまる - NHK 2016.12.19
政府の来年度2017年度予算案の編成作業で、整備新幹線の事業費が固まり、北陸新幹線に今年度より400億円多い1,400億円を充てるなど、路線ごとの配分額が明らかになりました。 - 事業費全体
それによりますと、政府は来年度2017年度予算案に、整備新幹線を建設するための国費として今年度と同じおよそ755億円を計上し、地方の負担などと合わせた事業費は全体で2,630億円とします。 - 北陸新幹線
これを受けて、国土交通省は各路線への配分額を固め、北陸新幹線には今年度2016年度より400億円多い1,400億円を配分し、現在工事が進んでいる金沢と福井県の敦賀の区間に1,340億円を充てる方針です。 - 長崎新幹線
また、新幹線と特急列車を乗り継ぐ「リレー方式」で2022年度中の暫定開業を目指している、九州新幹線長崎ルートの武雄温泉と長崎の区間には、今年度2016年度より300億円多い800億円を配分する方針です。 - 北海道新幹線
さらに、北海道新幹線には430億円を配分し、このうち建設が進んでいる新函館北斗と札幌の区間に430億円を充てる方針です。 - 敦賀以南の経路
一方、国土交通省はこれらの予算とは別に、北陸新幹線の敦賀から先のルートの選定が福井県小浜市を通って京都駅に南下する「小浜・京都ルート」で事実上決着したのを受けて、環境面の影響調査の準備費用などとして11億円を盛り込む見通しです。
整備新幹線、来年度の路線ごとの配分額かたまる|NHKニュース|2016年12月19日14時45分
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まったくなげかわしい。
まず、高速鉄道用にべつ線をつくるってこと自体が過剰投資だ。北陸も長崎も北海道も、ほんなにようけ電車なんかはしっとやへんだ。優等列車をべつ線である新幹線にもっていかれてふつう電車しかはしらんくなった在来線にとっても、いままでの線路設備は過剰なものとしてのしかかってくる。
なんで在来線を高速化して、特急もふつうもおんなじ線をはしらせるようにせんのか。
さまたげになっとるのが、在来線の軌間が1067ミリっていうせばいもんになっとるってことだ。大隈重信のおろかさはおおいにのろいたいとこだけど、いつまでもこんな状態をつづけとっちゃいかん。在来線は1067ミリ狭軌で新幹線は1435ミリ標準軌。あいいれん2種類の鉄道網が併存しとるっていう、こんな非効率な状態をいつまでもつづけとっちゃいかんだ。
はよ、全国をひとつの軌間に統一せんと。新幹線にあわせて1435ミリ標準軌でもいいし、まっときりのいい1500ミリでもいいし、1520ミリロシア軌間でもいいし、2000ミリ軌間でもいい。