松阪ベルラインついに廃止

セントレアと松阪(まつさか)をむすぶ航路に、松阪ベルラインってのがある。2008年の時点で存続の危機にあることをきいとっただけど、ついに廃止のしらせをきいた。

両市職員、ベルライン廃止おしむ - 松阪と常滑、こんごも交流
  • 松阪市常滑市中部国際空港セントレアを結ぶ航路「松阪ベルライン」で高速船が10年の運航を終えた2016年12月19日、航路を縁に交流してきた両市の職員有志らが空港内で会食して廃止を惜しんだ。両市職員らは「これからも交流を続ける」と話している。
  • 航路が開通した翌年の2007年春、当時は松阪市商工観光課長だった松林育也さんと職員の小泉恵美さん常滑市役所を訪れ、職員交流を提案した。
  • 同年2007年9月に松阪市で初の懇親会が開かれ、常滑市商工観光課長補佐だった片岡憲彦市長も参加した。意気投合した参加者により、両市民を巻き込んで交流は継続。年3、4回は互いの市の祭りやイベントを行き来し、親睦を深めた。
  • 片岡憲彦市長は「松阪のおもてなしには圧倒された」。松林育也さんも「こんなに長く交流を続けられるとは」と振り返る。
  • 2016年12月19日は、松阪側の12人が松阪発の最終便などで空港を訪問。常滑側と計30人で会食した。午后10時空港発の最終便で、常滑側の出席者は「10年間ありがとう」と書いた小旗を振り、松阪へ帰る松阪側の出席者も「おもてなしに感謝」の張り紙を船窓に掲げた。
    セントレアを出港するベルライン最終便(ちゅうにち)
    △ セントレアを出港するベルライン最終便(ちゅうにち)
    (旗を振って松阪行きの最終便を見送る常滑側の出席者(左側)に船内から応える松阪側の出席者)
  • 小泉恵美さんは「船の運航は終わるが、他の自治体にはないつながりを築けた。これからも常滑に来る」と話した。両市の関係者は、今后は陸路で交流を続ける計画という。
    両市職員、ベルライン廃止おしむ - 松阪と常滑、こんごも交流:三重:中日新聞(小西数紀さん)|2016年12月21日

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うーん、さびしいね。またこの地域がちからをつけて、この航路が復活するひがくることをねがう。

080809 セントレアと むすぶ 航路
(2008.8.9 - セントレアと むすぶ 航路)

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(さんこう)

  • 近鉄の ゆめは にしに (松阪ベルネット 09) - あきひこゆめてつどう|2013/05/07 〔※ 2008年 8月 なのか もくようび 21:26に松阪ベルネットに投稿したものを、あきひこゆめてつどうにけいさいしなおしたもの〕
    • ゆうちゃんのコメント
      「今松阪では大きな問題が浮上しています。
      中部国際空港セントレア)と松阪市の大口港を結ぶベルラインが存続の危機に陥っています。
      今年度の決算が8,000万円の赤字見込み、燃料代は3,000万円の未払い、2008年8月からは燃料を買うにも現金しか売ってもらえない状態・・・・
      松阪市民にとっては便利な船ですが、利用者数が伸び悩んでいます。
      税金が10億円以上も使われたのにたった2年で「水の泡」になりそうです。」