きょう2017年11月23日、つまとふたりで徳川園にいってきた。
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名鉄
さいしょは西尾線しんあんじょういきふつうにのる。9時25分、古井をしゅっぱつ。9時32分、しんあんじょうにとうちゃく。
しんあんじょうで名古屋本線にのりかえ。さいしょに3番のりばにはいってきたのが犬山いきふつうで、ここで急行と特急をさきにいかせるだけど、「岐阜まちあるき」の系統板をつけとる。
つぎに4番のりばにはいってきた一宮いき急行はみおくって、ほのつぎの岐阜いき特急にのる。9時42分、しんあんじょうをしゅっぱつ。10時8分、名古屋にとうちゃく。まえ2両が3150系ぎんいろ電車のため、前面展望はなし。ほんとはうしろ2両の特別車でいきたかっただけど、ふたりならびの席がとれず断念。車内はたちきゃくも3わりほどおっただけど、知立ですわれたのは運がよかった。つまがすわれたのは金山から。
市バス
徳川園は新出来(しんでき)ってとこにある。名駅から直接いく鉄道はなく、市バスにのっていく。名駅は10番のりばからのっただけど、路線をみつけるのとのりばをさがすののたいへんなこと。なんかいい方法はないもんか。名駅をでてさいしょは桜どおりをひがしにすすむ。地下鉄とちがって、うつくしいまちなみをみながらいけるのがバスのいいとこだ。大津どおりとの交差点でひだりにまがって、きたにすすむ。市役所をすぎたとこでみぎにまがって、またひがしにすすむ。ちょっといったとこからは、バス専用の基幹レーンをすいすいってすすむ。市バスだけじゃなくて、名鉄バスもはしっとる。これ、このまま市電をはしらせてもいいじゃんかね。徳川園新出来っていうバス停でバスをおりて、徳川園まであるく。
徳川園
つまははじめてじゃないけど、おれははじめての徳川園。紅葉も香嵐渓みたいにきらびやじゃないけど、じゅうぶんにきれいだ。見物客でごったがえしとるっていうわけじゃなくて、ゆったりとみてまわれる。結婚式用の写真どりをする新郎新婦もいくくみかあったよ。中国人の夫婦づれや、スカーフをまいたイスラームのおんなのひとの軍団もおった。
徳川美術館
こんどは併設の徳川美術館にはいる。かたなやら能衣装やら源氏物語えまきやら展示物がいっぱいだ。つぎからつぎへと展示室をつたっていく。ゆかにはめこまれた「江戸時代の名古屋城下町」なんてのもあった。
いや~、むかしの名古屋ってこんなかんじだっただ。名古屋城のすぐにしからみなみにむけて堀川がはしっとるだけど、ほっからにしにまちはない。三の丸のみなみに「町人地」ってあるのが、いまの錦、栄だ。ほの町人地からみなみにいまの金山のほうにのびるのが本町どおり。いまは、本町どおりよりもひがしにある大津どおりが金山までのびとるで、むかしとはちがうd。あとは三の丸と町人地のひがしからみなみを「武家地」がとりかこんどって、さらにほのひがしとみなみに「寺社地」がひろがる。江戸時代でもきちんとした「まちわり」をしとっただな。ってか、いまの都市計画よりもしっかりしとったのかもね。
三の丸のとこはこんなかんじ。
ず~っとおくにすすんで、ふるくて威厳のあるたてもんにはいっていく。これが以前の徳川美術館なだ。正面のあたらしくでっかい新館に、おくの旧館もくわえて美術館全体としとるだ。
かえり
見物をおえて、かえりは瀬戸線でかえる。大曽根よりひとつ栄町よりの森下からのって、終点の栄町までいく。瀬戸線の大曽根から栄町までのあいだは、都心の閑散線区ってのがおれの印象なだけど、ベンチシートが満席になるぐらいにのっとったのは意外だった。
栄は地下街にみつけたとんかつやさんでひる。地下鉄で名駅までいって、名鉄にのりかえ。うちにもどった。
(さんこう)