三河山間部のはなしになる。九久平(くぎゅうだいら)にある新双竜橋北(しんそうりゅうばしきた)バス停から豊田市のえきまでおいでんバス下山豊田線(しもやまとよだせん)でかえったことは、きのうのブログ記事にかいたとこだけど、この路線の終点、大沼(おおぬま)でのはなしだ。旧下山村(しもやまむら)の中心地区になるとこで、九久平よりもだいぶやまおくになる。1年まえの2017年3月ついたちに、「終点のふたつてまえのバス停で運行うちきり」事件はおこった。路線は下山豊田線じゃなくて東岡崎が起点の名鉄バス大沼線で、日本経済新聞につぎのとおりのっとった。
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- 終点までいかず…バスの運行中断 - 名鉄バスなど行政処分 - 中部運輸局:日本経済新聞|2017/5/31 1:15
- 国土交通省中部運輸局は2017年5月30日、終点まで行かずに路線バスの運行を中断したとして、名鉄バス(名古屋市)と、あおい交通(愛知県小牧市)を道路運送法に基づき行政処分したと発表した。それぞれ、車両1台を10日間の使用停止とした。
- 国土交通省中部運輸局によると、名鉄バスは2017年3月1日、愛知県の岡崎市と豊田市を結ぶ「大沼線」で、終点の2つ手前のバス停で乗客が全員降りた后、営業所に回送。運転手は「自宅に忘れ物をし、早く運行を終えたかった」と話しているという。
△ 名鉄バス大沼線の終端部の地図(あきひこ) - あおい交通では2017年1月から2月の計3回、愛知県豊山町と名古屋市を結ぶ路線で、終点の1つ手前のバス停で乗客が不在となり運行を中断。いずれの運転手もバスの待機場に向かったという。
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なるほど。終点のふたつてまえのバス停っていうと下山支所(しもやまししょ)バス停になる。あとは業務センター前バス停と大沼バス停のふたつってとこで、乗客がみんなおりておらんくなっちゃった。のる可能性があるのは、つぎの業務センター前バス停からだけだけど、のったとしてたった270メートルさきの大沼バス停でおりるしかない。いや、1日に7本しかないバスで、ほんな酔狂なことをするひとなんかおるわけない。1時間、2時間もまって、たった270メートルだけバスになんかのるもんか。ってことで、運転士さんは下山支所バス停で運行をうちきって、営業所にかえっていっちゃっただね。うん、終点の大沼バス停のちかくにすむひとで、「いつもの時間になってもバスがこんな~」ってさびしがっとったひとはおったかもしれん。
名鉄バス大沼線の路線図(路線図ドットコム)
△ 名鉄バス大沼線の路線図(路線図ドットコム)
豊田市における市町村合併の経緯(ヰキペディア)
△ 豊田市における市町村合併の経緯(ヰキペディア)
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(さんこう)
- 名鉄バス九久平線にのって - 2018年2月27日 - あきひこゆめてつどう|2018/03/01
- 終点まえ運行うちきり - あきひこゆめてつどう|2017/01/19
- 大沼線バスの東岡崎発車時刻(平日)(2018年3月ふつか現在)
- 第1便=7:35(岡崎北高前経由)
- 第2便=10:50(岡崎北高前経由)
- 第3便=13:00(岡崎北高前経由)
- 第4便=14:20(岡崎北高前経由)
- 第5便=16:30(岡崎北高前経由)
- 第6便=18:00(大樹寺経由)
- 第7便=19:02(岡崎北高前経由)