2018年6月じゅうよっかは豊田市(とよだし)までいったついでに、三河線(みかわせん)の終点猿投(さなげ)までいってきた。
◇ ◇
知立まで
しゅっぱつは古井(ふるい)から。あさ7時22分の岐阜いきふつうにのる。西尾線から名古屋本線にのりいれていく電車で、ばりばり通勤時間帯の電車だ。さいしょはあんじょう平野をきたにすすむ。
(2) 岐阜いきふつう - しんあんじょう-牛田間(東岡崎いきふつう)
しんあんじょうから名古屋本線にのりいれて、西三河平野をにしにすすむ。すれちがうあっかい電車があさひにかがやく。
牛田(うしだ)に停車。通勤客がホームにいっぱいまっとる。ここでぎんいろ電車とすれちがい。
7時38分、知立(ちりゅう)は5番のりばにとうちゃく。
豊田市まで
2番のりばに移動。知立7時50分の猿投いきふつうにのる。三河線はここ知立を起点に南北にのびる線で、豊田市方面のきたいき電車はぜんぶ終点猿投までいく。車両は6000系かんつうがた。三河線の電車はぜんぶこのかただ。きたがわに豊田、みなみがわに刈谷(かりや)っていう重要都市がありながら、どういうわけかワンマン運行をおこなっとる。まんだばりばり通勤時間帯で、満員電車のままきたにすすむ。線路は、わが西尾線や名古屋本線が直線がおおいのにたいして、三河線はまがりくねっとる。ほとんどのえきでいきちがいができるようになっとるだけど、分岐はりょうぶくらみになっとって、このことも電車がはよはしれん要因のひとつだ。
8時14分、豊田市にとうちゃく。大都市豊田の代表駅だ。筆者をふくめてほとんどの乗客が電車をおりる。ホームにおりる階段はひとであふれて、すぐにかいさつにたどりつけん。
(8) 豊田市 - 高架にし側道(きたむきにさつえい)、(9) (みなみむきにさつえい)
高架のえきはひがしがわがバスのりばもある正面になるだけど、にしがわの側道も歩道になっとって、えきにむかうひとえきからあるいてくるひとが安心してあるけるようになっとる。人間優先の思想がうれしい。
(27) 豊田市駅ひがしぐちバスまちあいじょ(きたからみたとこ)、(24) (ひがしがわにあるいりぐち)
(26) (みなみからみたとこ)
さて、午前中は会合に参加してえきにもどったとこで、バスまちあいじょを発見。そとにベンチがあるだけでもうれしいのに、あめかぜもふせいでくれるへやとしてまちあいじょがあるだ。エアコンまでついとる。しきられた半分は喫煙所になっとって、ここにもエアコンがついとる。これも人間優先の思想だ。豊田はクルマのまちだけど、公共交通機関をつかう人間をたいせつにしてくれる。
えきまえどおりをちょこっとひがしにあるいて、キタラのニックストックっていうみせでひるごはん。
◇ ◇
さて、猿投まであしをのばしてみることにする。豊田市まではなんかいもくるだけど、ほっからきたはあんまりいくことがない。じっくりみるために、ひとえきひとえき電車をおりるしゃくとりむし戦法でいくことにする。
梅坪まで
(29) 豊田市 - 猿投いきふつう、(30) 猿投いきふつう - 豊田市しゅっぱつ
豊田市14時ちょうどの猿投いきふつうにのる。
(31) 猿投いきふつう - 梅坪、(32) 梅坪 - 猿投いきふつう
豊田線(とよだせん)と共用の複線高架をすすんで、14時1分、梅坪(うめつぼ)にとうちゃく。
いったんかいさつをでる。まわりはまちだ。豊田のまちからつづくまちだ。
(34) 梅坪 - 上小田井いきふつう(まえ)、(35) (うしろ)
高架のホームにもどったとこで、あおい電車がとおっていく。豊田線の上小田井(かみおたい)いきふつうだ。豊田線の終点赤池(あかいけ)からほのまま地下鉄鶴舞線(つるまいせん)にのりいれて、名鉄犬山線(いぬやません)と接続する上小田井までいくだ。車両は名古屋市交通局の車両になる。
越戸まで
(36) 梅坪 - 猿投いきふつう、(37)、(38) 猿投いきふつう - 梅坪しゅっぱつ
梅坪14時17分の猿投いきふつうにのる。三河線はふつうだけだけど、15分間隔で運行がある。えきをでたとこですぐに分岐。複線のままひだりにわかれるのが豊田線で、わが猿投いきふつうは単線になってみぎにわかれる三河線をいく。
電車は単線高架をすすむ。矢作川(やはぎがわ)の支流篭川(かごがわ)をわたるといなかになる。
(40) 猿投いきふつう - 越戸、(41) 越戸 - 猿投いきふつう
14時19分、高架のまま越戸(こしど)にとうちゃく。
かいさつをでると、ほこは集落とたんぼのさかいめになる。えきからすぐちかくに、やまごぼうのみそづけをつくっとる丸加醸造場っていうみせもある。
平戸橋まで
(43) 越戸 - 猿投いきふつう、(44) 猿投いきふつう - 越戸しゅっぱつ
越戸14時35分の猿投いきふつうにのる。はんたい電車といきちがいをしてしゅっぱつ。地平におりてひだりまがりにまがっていく。
(45) 猿投いきふつう - 平戸橋、(46) 平戸橋 - 猿投いきふつう
14時37分、平戸橋(ひらとばし)にとうちゃく。えきはまんだひだり曲線のなかで、集落にはいったすぐのとこにある。
かいさつをでたとこに平戸橋公園のかんばんがある。いったことはないけど、こっからあるいていけるだ。越戸ダムから下流の矢作川のほとりにあるかなりおおきな公園で、中心的な施設であるらしい豊田市民芸館まであるいて15分ってかいてある。ほいで、ほのむこうのやまのうえに杜若高校(とじゃくこうこう)がある。あー、わかった。知立からのった猿投いきふつうを豊田市でおりるときに、ほとんどの乗客がここでおりるのにまんだ高校生を中心になんにんかがのこっとるのがふしぎだっただけど、この杜若高校にかようこたちだっただ。
かいさつをはいりなおしたとこで臨時の駅員さんがおる。はなしをきいてみると、杜若高校は名鉄が経営する高校だった。この平戸橋のえきがもよりえきになるだけど、あるいていくと30分はかかるとのことで、生徒の半分はここに自転車をおいといてのっていくとのこと。じつはかいさつ内にトイレがあっただけど、杜若高校の生徒たちのためにつくったもんにちがいない。ふつう名鉄はこんないなかのえきにトイレなんかつくやへんだ。
(48) 平戸橋 - 知立いきふつう(まえ)、(49) (うしろ)
猿投いきふつうのまえに知立いきふつうがはいってきてでていく。
猿投まで
(50) 平戸橋 - 猿投いきふつう、(51) 猿投いきふつう - 平戸橋しゅっぱつ
14時52分の猿投いきふつうがやってきて、これにのる。電車はきりとおしをすすむ。
(52)、(53) 猿投いきふつう - 猿投、(54) 猿投 - 猿投いきふつう
14時54分、猿投にとうちゃく。しましきホームひとつだけのえきだけど、ひろびろとしてがっちりしたつくりのホームだ。となりは車両基地で線路がなんぼんもある。にしがわがえきまえになるだけど、駅舎もりっぱでえきまえひろばもひろびろとしとる。周辺はちょこっとだけまちっぽくもある。こっからみなみにちょこっとあるいたとこに喫茶店をみつけていっぷく。
かえり
えきにもどって15時46分の知立いきふつうにのる。16時25分、知立にとうちゃく。名古屋本線にのりかえ。
知立16時27分の豊川稲荷(とよかわいなり)いき急行にのる。4番のりばから6番のりばへの移動があっただけど、のりかえ時間2分でものりかえれるもんだ。16時31分、しんあんじょうにとうちゃく。西尾線にのりかえ。
しんあんじょう16時37分の西尾いきふつうにのる。16時45分、古井にとうちゃく。このひのたびをおえる。
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- 乗車記録 - 2018年6月じゅうよっか、もくようび、平日
- いき
- 古井 7:22 → (岐阜いきふつう) → 7:38 知立
〔10.5km、16分、39.4km/h〕 - 知立 7:50 → (猿投いきふつう) → 8:14 豊田市
〔15.7km、24分、39.3km/h、古井から豊田市まで550円〕 - 豊田市 14:00 → (猿投いきふつう) → 14:01 梅坪
〔1.4km、170円〕 - 梅坪 14:17 → (猿投いきふつう) → 14:19 越戸
〔2.0km、170円〕 - 越戸 14:35 → (猿投いきふつう) → 14:37 平戸橋
〔1.1km、170円〕 - 平戸橋 14:52 → (猿投いきふつう) → 14:54 猿投
〔1.1km、170円〕
〔※ 豊田市から猿投までとおしでのると5.6km、9分、37.3km/h、230円〕
- 古井 7:22 → (岐阜いきふつう) → 7:38 知立
- かえり
- いき
(さんこう)
- 豊田市いきふつう - 2018年6月じゅうよっか - おぼえがき(ゆめてつどう)|2018/06/20
- 「みたけ・可児散策きっぷ」 - 2018年6月じゅうよっか - おぼえがき(ゆめてつどう)|2018/06/20
- 豊田市駅ひがしぐちバスまちあいじょに…|いわせあきひこ|フェースブック|2018年6月14日13:47
- 豊田市駅ひがしぐちバスまちあいじょにおる。そとにベンチがあるだけでもうれしいのに、とびらのあるまちあいじょのなかであめかぜもふせいでくれる。さらにエアコンまでついとる。さらにさらに、いりぐちがべつのへやが喫煙所になっとって、ここにもエアコンがついとる。豊田はクルマのまちだけど、公共交通機関をつかう人間をたいせつにしてくれる。感動した。
(27あ) 豊田市駅ひがしぐちバスまちあいじょ
- 豊田市駅ひがしぐちバスまちあいじょにおる。そとにベンチがあるだけでもうれしいのに、とびらのあるまちあいじょのなかであめかぜもふせいでくれる。さらにエアコンまでついとる。さらにさらに、いりぐちがべつのへやが喫煙所になっとって、ここにもエアコンがついとる。豊田はクルマのまちだけど、公共交通機関をつかう人間をたいせつにしてくれる。感動した。