きのう2018年6月22日、名鉄バスで足助街道(あすけかいどう)をいくたびをした。矢作川(やはぎがわ)下流域の大都市岡崎から矢作川の支流巴川(ともえがわ)上流域の中核的なまち足助までの区間になる。
【門立まで】【松平橋まで】【則定まで】【足助追分まで】【香嵐渓まで】
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門立まで
しゅっぱつは東岡崎から。しんあんじょうからのった伊奈いき急行を東岡崎でおりて、きたぐちからバスにのりかえ。足助いきバスが4番のりばからしゅっぱつすることをかくにん。あさのバスのりばは活気がある。
(12) 足助いきバス - 東岡崎しゅっぱつ、(11) 東岡崎(美合駅いきバス)
8時30分、東岡崎をしゅっぱつ。乗客は9人。
(13) 足助いきバス - 明大寺本町交差点を右折、(14) 殿橋をわたる
えきに平行するとおりをにしにすすんで、明大寺本町(みょうだいじほんまち)交差点を右折。本町どおりをきたにすすむ。すぐに菅生川(すごうがわ)にかかる殿橋(とのばし)をわたって、国道1号線をよこぎる。ちなみに、明大寺本町交差点からみなみは電車どおりっていうなまえになる。おんなじ南北の1本のみちだけど、きたは本町どおり、みなみは電車どおりってなまえがかわる。ほいから、本町どおりは足助街道でもある。まちなかは本町どおりっていうなまえで、郊外にはいってから足助街道っていうなまえになるのかもしれん。
(15) 足助いきバス - 康生町バス停、(16) 本町バス停
都心にはいって、康生町(こうせいちょう)バス停で3人おりてひとりのってくる。本町バス停でひとりおりてひとりのってくる。乗客は7人。
(17) 足助いきバス - 能見町交差点、(18) 能見町バス停
能見町(のみちょう)交差点ではんたいバスとすれちがい。いや、これまでにもなんぼんものバスとすれちがっとるし、これからもなんぼんものバスとすれちがう。本町どおりも電車どおりもバス銀座だ。むかしは岡崎電気軌道の路面電車がはしっとった。能見町バス停でひとりおりて、乗客は6人に。
伊賀川(いががわ)をななめにわたる。ひだりななめうしろが下流で、岡崎城のにしで菅生川(すごうがわ)にそそぐ。
(20) 足助いきバス - 井田バス停、(21) 井田交差点
井田(いだ)バス停でふたりのってきて、乗客は8人に。井田交差点でみぎうしろからくるモダンどおりと合流。モダンどおりは、東岡崎からほのままきたにでて、すぐに明代橋(みょうだいばし)をわたってきたにのびるとおりだ。
(22) 足助いきバス - 鴨田本町交差点、(23) 大樹寺バス停
鴨田本町(かもだほんまち)交差点ではんたいバスとすれちがい。すぐに大樹寺(だいじゅうじ)バス停でひとりのってきて、乗客は9人に。岡崎電気軌道の路面電車区間はこの大樹寺までで、こっからは郊外電車区間だった。
百々住宅前(どうどじゅうたくまえ)バス停でひとりおりて、乗客は8人に。
(26) 足助いきバス - 岩津百々バス停(はんたいバス停)
岩津百々(いわづどうど)バス停でふたりおりて、乗客は6人に。
(27) 足助いきバス - 青木町バス停、(28) 青木橋をわたる
青木町(あおきちょう)バス停でひとりのってきて、乗客は7人に。すぐに青木橋をわたる。
(29) 足助いきバス - 東蔵前交差点、(30) 岩津天神口バス停
東蔵前(ひがしくらまえ)バス停、岩津(いわづ)バス停、岩津天神口(いわづてんじんぐち)バス停って、岩津のまちの中心部をすすむ。学問のかみさまで有名な岩津天満宮はこっからひがしにはいっていったとこにある。
新興住宅街にはいった岩津団地バス停でひとりおりて、乗客は6人に。このあとすぐに左折。
(32) 足助いきバス - 於御所南交差点を右折、(33) 仁木バス停、(34) 仁木交差点を右折
於御所南(おごそみなみ)交差点で右折して、にーよんぱーこと国道248号線にはいってきたにすすむ。岩津於御所交差点をすぎたとこで、仁木(にっき)バス停を通過。岩津於御所交差点からみぎななめまえにはいっていくのが足助街道だけど、バスはほのまま仁木(にっき)交差点まですすんで右折。
はんたいバスもとまるなか岩脇バス停に停車。ひとりおりてふたりのってきて、乗客は7人に。のってきたのはきいろい帽子をかぶった保育園児とほのおかあさん。なんだかほほえましい。
(36) 足助いきバス - 北斗台口交差点、(37) 細川バス停
細川町長根(ほそかわちょうながね)交差点で、みぎななめうしろからきた足助街道と合流。北斗台口(ほくとだいぐち)を直進。さかをあがった細川バス停でさっきのおやこがおりて、乗客は5人に。
さかをくだってほのまままっすぐいくと矢作川の支流巴川(ともえがわ)にあたるっていうとこの門立(もだち)バス停を通過。この細川のまちのまちはずれにある門立バス停こそが、岡崎電気軌道の郊外線の終着駅、門立駅のあったとこだ。東岡崎をでてここまできれめなく市街地をとおってきた。電車はここまできとっただ。
松平橋まで
門立バス停のすぐさきの細川町上屋敷(ほそかわちょうかみやしき)交差点をすぎると、足助街道はみぎ曲線にまがって、巴川にそってほのひがしがわのわずかな平坦地を東北方向にすすんでいく。けしきは一変してひなびたけしきになる。桑原町門立(くわばらちょうもだち)交差点を直進。これをみぎにはいっていくと奥殿陣屋(おくどのじんや)があるだけど、じつは奥殿陣屋いきのバスのほうが足助いきバスよりもおおい。
郡界川(ぐんかいがわ)をわたって岡崎市の区域から豊田市の区域にかわる。むかしの郡名でいくと額田郡(ぬかたぐん)から東加茂郡(ひがしかもぐん)だ。
中垣内(なかがいと)バス停を通過。こっからは豊田市にでるバス路線との二重区間になる。
中垣内町元屋敷(なかがいとちょうもとやしき)交差点を直進。T字交差点で、ひだりにはしをわたって巴川の西岸にいける。
(44) 足助いきバス - 松平支所前バス停、(45) バス停間(巴川)、(46) 港橋東交差点
巴川ぞいの平坦地もだんだんせばくなって、渓谷っていうかんじになってくる。松平支所前バス停を通過。旧松平町(まつだいらちょう)のやくばがあったとこだ。港橋東(みなとばしひがし)交差点を直進。この交差点もT字交差点で、ひだりにはしをわたって巴川の西岸にいける。九久平(くぎゅうだいら)バス停を通過。旧松平町の中心地区だ。
(47) 足助いきバス - バス停間(巴川)、(48) 鵜ケ瀬バス停、(49) 松平橋東交差点
鵜ケ瀬(うがせ)バス停でひとりおりて、乗客は4人に。松平橋(まつだいらばし)バス停を通過して、松平橋交差点を直進。この交差点もT字交差点で、ひだりにはしをわたって巴川の西岸にいくみちが、豊田のまちにつながる幹線道路だ。中垣内(なかがいと)バス停から豊田市にでるバス路線も、ここでひだりにまがっていく。
則定まで
(50) 足助いきバス - 鍋田バス停、(51)、(52)、(53) 足助いきバス - バス停間
松平橋交差点をすぎて、足助街道はいちだんとくさぶかくなって、ひだりにそってながれる巴川もいちだんとたにぶかくなる。鍋田(なべた)バス停を通過。登里公(とりこう)のかんばんがある。ひだりしたに渓谷がみえる。王滝渓谷(おうたきけいこく)のいりぐちのかんばんがある。
大楠(おおくす)バス停を通過。こだちのなかをすすむ。
さて、運転士さんがバスの速度をおとして、おれのほうをふりむく。このあたりがみどころですよって。バスにのってからずーっと写真をとりつづけとるおれのために、巴川の渓谷がみえる絶景地点でバスの速度をおとしてくれただ。うれしい。
(58) 足助いきバス - バス停間、(59) 則定交差点(T字交差点)を右折
自転車野郎をおいこしたあと、足助街道は巴川の西岸にでる。はしをわたってT字交差点を右折。すぐに則定(のりさだ)バス停を通過。
足助追分まで
(60)、(61) 足助いきバス - バス停間(つぎは大島)、(62) (つぎは田振下)、(63) (つぎは田振)、(64) 田振バス停、(65) (つぎは足助追分)
則定(のりさだ)バス停をすぎて、はんたいのおいでんバスとすれちがい。豊田市営バスであるおいでんバスも足助までいっとるだ。わが名鉄バスは巴川(ともえがわ)の渓流をみぎにみてすすむ。大島(おおしま)バス停でひとりおりて、乗客は3人に。田振下(たぶりしも)バス停、田振(たぶり)バス停って通過。
(66) 足助いきバス - 足助追分交差点を右折、(67) 足助追分バス停
T字の足助追分(あすけおいわけ)交差点にあたって、右折。すぐに足助追分バス停を通過。急にまちっぽいふうけいになる。ちなみに、足助追分交差点を左折してひだりにいくと、名古屋につながる。
香嵐渓まで
足助追分(あすけおいわけ)からはすっかりまちだ。かわぞいの平坦地のはばはせばいけど、みせもいくつかある。近岡(ちかおか)バス停を通過。
(69) 足助いきバス - 足助記念橋北交差点、(70) 足助大橋バス停
足助記念橋北交差点をすぎたとこで足助大橋(あすけおおはし)バス停にとうちゃく。ひとりおりて、乗客はふたりに。
(71) 足助大橋西交差点を右折(72)、(73) 足助いきバス - 足助大橋をわたる
足助大橋西交差点を右折。すぐに足助大橋をわたって巴川の対岸にわたる。足助大橋西交差点を右折せんでまっすぐいくのが足助街道のバイパスで、足助大橋をわたっとるとこで上流ひだりてにトンネルにはいっていくのがみえる。
(74) 足助いきバス - 香嵐渓バス停、(75) 香嵐渓バス停 - 足助いきバス
足助大橋からすぐに香嵐渓(こうらんけい)バス停にとうちゃく。終点はこっからよっつさきの足助バス停だけど、紅葉の名所香嵐渓がすぐとなりにあって、観光案内所やひろい駐車場もあるこの香嵐渓バス停が足助を代表するバス停であり、ここでバスをおりる。バスは乗客ひとりになって、つぎのバス停にむかっていく。
香嵐渓バス停にとうちゃくしたのは定刻の9時35分より7分おくれの9時42分。東岡崎から1時間12分かかって、ここまできただ。料金は800円。きょりが30キロちかくあるだで、まあこれぐらい時間もおかねもかかるのか。ちなみに、門立(もだち)を終着駅とした岡崎電気軌道もじつは足助までの延伸を計画しとった。岡崎から足助まで電車できたかったな。このことはあらためてかく。
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- 乗車記録 - 2018年6月22日、きんようび、平日
(さんこう)
- 伊奈いき急行のひみつ - 2018年6月22日 - あきひこゆめてつどう|2018/06/22
- すいたとこで、かいさつをでてバスにのりかえる。