2021年6月18日、鉄橋をいく衣浦臨海鉄道のセメント列車をみるために、高浜港(たかはまみなと)までいってきた。まえに大府のえきでとまっとるすがたをみて、いっかいはしっとるすがたをみてみたいなっておもって、いってきたもんだ。現地までのいきかえりはあっかい電車のふうけいをたのしんだ。また、現地では、みなとのふんいきをたのしんだり、あおい鉄橋をいくあっかい電車をながめたり、ここの地形がぞんがいさかのおおいことにおどろいたり、土管坂にかわらのまちのふぜいをかんじたり、みなとまちらしいさかな料理をたべたりしてきた。さらに、かえりみち、知立のえきの高架工事のすすみぐあいにおどろいたりもしてきた。
〔ふるいから高浜港まで〕 〔衣浦臨海鉄道の貨物列車見物と高浜港のまちあるき〕 〔知立までもどる〕 〔ふるいにかえる〕 [乗車記録] [衣浦臨海鉄道の路線図と列車運行時刻表] |
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ふるいから高浜港まで
ふるい9時25分のしんあんじょういきふつうにのる。電車は、きんぎょばちのあっかい電車。
みなみあんじょうで吉良吉田いき急行のこおろぎ塗装といきちがい。うしろはあっかい電車。
9時32分、しんあんじょうは2番のりばにとうちゃく。階段で橋上コンコースにのぼる。
4番のりばにおりて、しんあんじょう9時38分の一宮いき急行にのる。電車は、きんぎょばちのあっかい電車。
しんあんじょうをでていくとこで、東岡崎いきふつうのぎんいろ電車とすれちがい。
牛田を通過。
9時42分、知立は5番のりばにとうちゃく。はんたいから、豊橋いき急行のあっかい電車も6番のりばにはいってくる。
のってきた電車をみおくり。
のりばにおいてある券売機で特別車両券をかうひともなんにんか。東岡崎でさえ、のりばに特別車両券券売機はおいてない。
さて、むかいの4番のりばに知立9時47分の碧南いきふつうがはいってきて、のりこむ。電車は、かんつうがたのあっかい電車。
時間がきて、しゅっぱつ。複線をすすんでいく。
重原に停車。
単線になった線路をすすんで、みぎにゆみなりながら東海道線をこえていく。
東海道線をみぎにそってすすんで、はんたい線にあっかい電車のまつ刈谷に停車。
複線になってから高架をあがってすすんでいく。
刈谷市に停車。
単線になってから地平におりてすすんでいって、猿渡川(さわたりがわ)をわたる。碧海台地(へっかいだいち)に開析谷(かいせきこく)をきざむかわだ。
ひだりぶくらみのいきちがい分岐をひだりにはいる。すぐにちいさなかわをわたって、ながーいいきちがい線をすすんでいく。のりばはずーっとさきだ。
はんたい線にあっかい電車のまつしましきのりばに、やっととうたつ。いや、のりばのはばのせばいこと。いきちがい線がこんなにながいのに、のりばはこんなにせばい。
高浜市の区域にはいって、ひだりかためんのりばの吉浜に停車。いや、そもそもしましきのりばだったもんを、はんぺらだけのこしてかためんのりばにしちゃったもんだ。
ひだり曲線できりとおしをいく。まったいらっていう印象の高浜市だけど、こんなきりとおしもあるだ。
りょうぶくれ分岐をひだりにはいって、三河高浜に停車。
しばらくまって、知立いきふつうのあっかい電車がはいってくる。わが知立いきふつうもこいでしゅっぱつかっておもったら、知立いきふつうがさきにでてって、またしばらくしてからしゅっぱつ。
10時11分、みぎかためんのりばの高浜港(たかはまみなと)にとうちゃく。いや、「たかはまこう」じゃなくて「たかはまみなと」ってよむのがいいな。のってきた電車をみおくって、かいさつをでる。
衣浦臨海鉄道の貨物列車見物と高浜港のまちあるき
高浜港(たかはまみなと)のえきは、くろいかわらやね、しろいかべのしろい駅舎。2016年にできたあたらしい駅舎だけど、じつにしぶい外観だ。この駅舎をせに、えきまえどおりをまっすぐにしにすすむ。
南北のとおりをよこぎって、おにのみちをくだっていく。
くだりきって、またべつの南北のとおりにでたとこのよつつじがまたしぶい。東北かどに縁ふれあい工房。西南かどに神谷乾物店。いまはやってなさそうだけど、東南かどにそめもんやの木造2階だてのしぶいたてもん。
みなみにすすんで、体育センター東交差点の変則的な交差点でおおどおりをよこぎっていく。交差点をわたったすぐみぎに鮨懐石みどり。ひだりにトヨタカローラ愛豊高浜店。
すすんで、防潮堤のそとにでていく。みちが防潮堤をつっきっていくかたちになっとるだ。このさきは、まんだあたらしい時代にうめたてられたとこか。
みぎに高浜市立武道館。うらにグランドがあるだけど、ほのグランドごし、にしがわに衣浦臨海鉄道の高架がまあはいみえる。
ひだりに高浜市立図書館。こんなとこに図書館があるのか。
つきあたりT字を右折。にしにすすむ。一帯はこうばと住宅が混在。
こだちにつきあたって、さてどっちにいきゃあいいのか。ちょうどとおりがかったおじさんにみちをきいて、左折。歩行者専用道路をみなみにすすむ。
でた。うみにでた。正確にいうと高浜川の河口だけど、まったくうみのふぜいだ。みぎに産業道路のとおる汐留橋と、ほのむこうに衣浦臨海鉄のうすきみどりいろの鉄橋。汐留橋は2車線だけど、4車線化工事のまっさいちゅう。汐留橋と鉄橋のあいさは、増設する車線でふさがる予定だ。
ところで、これからくるセメント列車をどっからとやいい。鉄橋のすぐにしには、おんなじたかさで愛知県工業用水のあっかい管がはりついとって、にしからはとれん。汐留橋とのあいさからだとましたからとるかんじで、列車がうつるもんかどうか。
いったん、汐留橋ひがしがわの歩道にあがってみる。鉄橋のうえなのに、ちゃんと4.5キロポストがたっとるのに感心。いや、よこから列車をとるのは、なんか迫力にかけるようなきがする。けっきょく、汐留橋とのあいさからみあげてとることにする。
きた! 11時15分に起点の碧南市駅をでた列車がきた! 鉄骨トラスをとおっとるあいだはまったく列車がかくれちゃっとって、ほっからでてきた一瞬に写真をとる。
先頭のあっかい機関車をとるのがせいいっぱいで、つづくセメント貨車をとっとるまもなく、あっというまに列車はさっていく。いや、沿線から列車をとるってむづかしいもんなだ。
ちょっとした挫折感をむねに、高浜川をかみにあるいていく。
さいしょのはしにとうちゃく。はしのなまえをたしかめるため、銘板をかくすばらをどかすときに、ゆびにけがをする。はしのなまえは横浜橋だった。高浜なのに横浜か。はしを南岸にわたって、また、かみにあるいていく。つぎのはしのなまえは高浜橋。わかりやすい。
高浜橋からまたかみにあるいていくとこで、三河線のあおい鉄橋をきたいきに知立いきふつうのあっかい電車がいくのがみえる。
鉄橋のたもとにとうちゃく。はしげたに「油ケ淵排水路橋梁(あぶらがふちはいすいろきょうりょう)/三河知立起点14K085M65」ってかいてある。三河線ゼロキロポストは知立じゃなくて三河知立にある。ほっから14キロ弱の地点にかかる鉄橋だ。はしのなまえはいろけがない。高浜川鉄橋でいいのに。
こんどは、みなみいきに碧南いきふつうのあっかい電車が鉄橋をわたってくる。
鉄橋をこえて、ひとつかみの坂上橋を北岸にわたって、高浜川をはなれてほのままきたにあるいていく。
とちゅうで左折。にしに生活道路をあるいていって、歩行者専用ふみきりで電車の通過まち。あっかい電車がまちにとけこんどるみたいで、すきな光景だ。
三河線のにしがわをてきとうにきたにあるいていく。いや、けっこうな傾斜地だ。たかだいのにしのはしをきたにあるいていくってかんじで、こっからにしに地面はさがっていってころもがうらにおちていくってかんじだ。
みちにまよいまよいして、やっと鮨懐石みどりにとうちゃく。まずは女給さんにばんそうこうをもらって、ゆびのちをとめる。注文したのはさかなのにつけごぜん。たいのにつけの、やわらかくてあったかいこと。ごちそうさまでした。
えきにもどるべく、体育センター東交差点をきたにわたっていったとこで、みぎに土管坂のみちしるべを発見。となりに土管を3本たてにつないだ土管ばしら。この南北のとおり、きたにむかってあがっていくだけど、土管坂ってなまえがついとったのか。うん、このしぶい光景にぴったりのなまえだ。
うらめんに土管坂の由来がかいてある。
「旧県道名古屋・大浜線沿いのこのあたり段留・欠戸の両台地はその地形を利用して明治以来登窯による土管製造が創められ、以后技術の改良により平地窯に転換。道路筋に土管工場が建ち並び、煙突が林立。黒煙高く活況を呈す。原材料の搬入、製品の陸海輸送のため車馬の往来極めて多く、又各種土管が常時構内に野積みされ、特異な風景を見せ住民がいつとはなくこの坂道を『土管坂』と呼ぶようになり、又街道を通行する人々からも一道標として広く親しまれた。茲に地元用業界発展におおきく寄与された先人の業績を偲ぶと共に、うすれゆく土管坂の愛称を惜しんでこれを建つ」
「立地工場=日本陶管株式会社/かくまる神谷製陶所/やまもり第一工場/やまもり第三工場/やまもり第八工場/神勇製陶所|森弥太郎|中光石材所刻」
煙突が林立、黒煙たかくってかいてあるけど、ほんとむかしっから高浜っていうと、けむりでまちがくろくなっとるっていうかんじだった。
よつつじを右折。おにのみちをのぼっていって、高浜港(たかはまみなと)のえきにとうちゃく。
知立までもどる
かいさつをはいって、高浜港(たかはまみなと)13時37分の知立いきふつうにとびのり。電車はもちろん、かんつうがたのあっかい電車。いや、あっかいにもほどがある。
13時59分、知立は4番のりばにとうちゃく。おりためのまえ、5番のりばに新鵜沼いき快速特急のこおろぎ特急がはいってくる。名古屋方面へのらくらくのりかえがうらやましい。
かいさつをでてえきまえをぶらぶらしとるとこで、知立ひがしふみきり通行どめ予告のかんばんを発見。7月から10月まで4か月も通行どめになるのか。高架工事まっさかりだ。
ほの知立ひがしふみきりを見物。ひがしいきにふみきりにはいってくるあっかい電車のうしろに、高架構造物がたちあがりつつある。
にしいきにふみきりにはいってくるこおろぎ特急のうしろにも、高架構造物がたちあがりつつある。
えきまでもどると、駅舎部分の鉄骨がおおきくたちあがっとる。2023年の高架開業にむかってまっしぐらだ。
ふるいにかえる
かいさつをはいりなおして、6番のりばから知立15時54分の豊橋いき特急にのる。電車はこおろぎ特急。
15時58分、しんあんじょうは5番のりばにとうちゃく。
西尾線にのりかえのため橋上コンコースをのぼりおりして、1、2番のりばに移動。1番のりばにとまっとった2両編成きんぎょばちのあっかい電車が、いったん西尾方面にひきあげられて、また、2番のりばにはいりなおしてくる。
はいりなおしてきて、さきに2番のりばにとまっとった2両編成きんぎょばちのあっかい電車と連結。きんぎょばち重連になった、しんあんじょう16時7分の西尾いきふつうにのる。
みなみにすすんで、みなみあんじょうに停車。いきちがいまちをして、しゅっぱつ。
16時15分、ふるいにとうちゃく。きょうのたびをおえる。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2021年6月18日、きんようび、平日
- いき
- かえり
- いき
- 土管坂 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2021/07/31
- 土管坂|iwase.akihiko|インスタグラム|2021年6月18日
- さかみち
いじわるなあなたは♪
いつでもさかのうえから♪
てまねきだけをくりかえす♪
このさかのなまえは硝子坂、、、じゃなくて土管坂。さかみちっていう地形をいかしてのぼりがまをつくって、土管づくりがさかんになったことから、土管坂ってなまえがついただげな。いいな、このふぜい。
- さかみち
- 鮨懐石みどり|iwase.akihiko|インスタグラム|2021年6月18日
- たいのにつけ、やあらかっ♪ あったかくてやあらかい♪
きょうのひるは、高浜の鮨懐石みどりでさかなのにつけごぜん♪ ごちそうさまでした♪
- たいのにつけ、やあらかっ♪ あったかくてやあらかい♪
- 三河知立起点14K085M65|iwase.akihiko|インスタグラム|2021年6月18日
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- あっかい電車があおい鉄橋をわたってくる。写真はぜんぜんあかんけど、いい光景だ。
- ふみきりまち|iwase.akihiko|インスタグラム|2021年6月18日
- いぬもふみきりまち。うしろむいて、あっかい電車がおそがいのか。
- 衣浦臨海鉄道の貨物列車|iwase.akihiko|インスタグラム|2021年6月18日
- あっていうまに列車はすぎさっていった。いやー、まけたってかんじだ。いや、こうやって線路わきってか、鉄橋したで写真とるってむづかしいもんだな。列車は、高浜川鉄橋をきたにわたってきた衣浦臨海鉄道の貨物列車。
- 半田のたび - 2021年6月ついたち - あきひこゆめてつどう|2021/06/11
- 衣浦臨海鉄道株式会社 > 路線図
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- 列車運行時刻表
〔※ こんかいとった列車=5571列車(碧南市 11:15 → 11:30 東浦 11:33 → 11:44 大府)〕
- 路線図
- たかはまみなとのえき - 2021年5月26日 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2021/08/09 〔ついか〕
- 土管坂のおもいで - おぼえがき(ゆめてつどう)|2021/12/29 〔ついか〕