古井から 三木まで 〔第2話 近鉄編〕

名鉄名古屋駅 岐阜 方面 ホームに 面する 近鉄 連絡 かいさつぐちで 大阪難波までの きっぷを かって、近鉄名古屋駅に はいる。ほんの みじかい 距離の 水平 移動で 名鉄から 近鉄に うつれる。


特急券 うりばは どこ? おおきな かいさつぐちの とこで 駅員さんに きくと、まあ いっかい かいさつを でて かって くれとの ことで、きっぷを もった まま いったん かいさつを だして もらって 特急券を かって くる。へんなの。


ホームの 売店で 缶コーヒーと 週刊誌 だけ かって、とっくに いちばん おくの ホームで まっとる、大阪難波 いきの アーバンライナー ネクストに のる。


121107 粟生線 (4) 6:54 近鉄名古屋 アーバンライナー ネクスト
121107 粟生線 (4) 6:54 近鉄名古屋 アーバンライナー ネクスト

7時 ちょうど、出発!


座席は 4号車 23番。進行 方向 みぎがわの まどがわ 席だ。となりに わかい おとこが すわっとって、ひだりがわの 席に すわる ふたりの わかい おんなの ひととも なかまの ようだっただけど、ひとりぼっちの おれを 無視する ことも なく、トイレに たったり する ときも すっと あしを よけて くれたりと きを つかって くれ、大阪までの たびを 快適に すごす ことが できた。ほかの 席は、ふた席に ひとり すわっとる ぐらいの こみようだった。


車内には 前面 展望 ディスプレーが ある。近鉄 特急は 先頭 車両の デッキまで いきゃあ、なまで 前面 展望が えれるだけど、客室に おっても ほれが たのしめるって わけだ。鉄道 ずきには うれしい(^_^)


121107 (5)-1 08:52 アーバンライナー ネクスト 車内121107 (5)-1 08:52 アーバンライナー ネクスト 車内
※ 客室と デッキを しきる ドアの うえに みえるのが 前面 展望 ディスプレー。

むかしは 大阪まで ノンストップだった アーバンライナーも、いまは とちゅう 停車駅が ある。さいしょの 停車駅が 津 (つ)。けっこう ようけいの ひとが おりた ことに びっくり。よんわり ぐらい おりたかも しれん。おりた ひとの かずよりは ちょっと すくないけど、また そこそこの かずの ひとを のせて、つぎの 停車駅 大和八木 (やまとやぎ)を めざす。


津を でて しばらく した とこで、伊勢中川 (いせなかがわ) 短絡線の あたらしい きょうりょうを みぎに カーブしながら ゆるゆると 通過。進路を みなみから にしに かえ、また スピードを あげて 青山 トンネルへと むかう。路線の なまえも 名古屋線から 大阪線に かわっとる。


トンネルを ぬけ 伊賀 盆地を すぎ、奈良 盆地に はいって ちょっと して、大和八木に 停車。こっからも ちょこっと のって くる。


121107 粟生線 (5) 8:40 大和八木
121107 粟生線 (5) 8:40 大和八木

ここは 南北に はしる 橿原線 (かしはらせん)と 十文字 交差する 近鉄の かなめの 駅。きたは 奈良、京都に つながり、みなみは 吉野に つながる。大阪線 名古屋 方面から 橿原線 奈良、京都 方面に わたれる 連絡線も 分岐しとる。


やっと はらが へって、うちから あさめしに もって きた ちいさな パン 3こ たべて、ひといき。生駒 山地を ぬけて 大阪 平野へ はいる。


大阪 さいしょの 停車駅、鶴橋 (つるはし)に 到着。なんかの たてもんの よこに ハングルの 表記が みえ、さすが コリアン タウンと 感心。大阪上本町 (おおさかうえほんまち) 停車の あと、9時 14分、終点の 大阪難波に 到着。ノンストップ 時代と くらべて 7分 よけいに 時間が かかる ように なって、表定 速度も まえより 4.7km/h おちて 84.9km/h。新幹線と おんなじ 標準軌なだで、ここは せめて 100km/hは いかんと!


121107 粟生線 (6) 9:15 大阪難波 アーバンライナー  ネクスト
121107 粟生線 (6) 9:15 大阪難波 アーバンライナー ネクスト

こっからは 阪神なんば線と なまえを かえて 線路は つづくだけど、はて どの のりばに 移動せやあ いいのか?

と、「尼崎 (あまがさき)、三ノ宮 (さんのみや) 方面は おりた 3番線で まて」との アナウンス。たすかる〜





(さんこう)

*1:特急 料金 こみ

*2:通常 料金 650円 プラス 座席 指定 料金 350円