あさってから特急がなくなる北陸線 - 金沢からむこう

あさって2015年3月じゅうよっかの北陸新幹線金沢開業にともなって、金沢からむこう富山、直江津方面の特急がなくなる。新幹線開業前夜の列車運行本数をみてみるとこうなる。金沢はくだり富山、直江津方面の、富山と魚津、黒部はのぼり金沢方面のそれぞれ平日の1日列車運行本数を表にしてある。

北陸新幹線金沢開業前夜の列車運行本数 - 2015.3.2
△ 北陸新幹線金沢開業前夜の列車運行本数 - 2015.3.2

かなざわ

金沢くだりでは49本の特急がなくなるだけど、金沢発越後湯沢いきのはくたか11本は北陸新幹線におきかわるだで、実質的になくなるのは38本だ。とりわけ富山までいっとったサンダーバードしらさぎが、ともに金沢どまりになっちゃうのがいたい。それぞれ大阪、名古屋から北陸をむすぶ主力列車なだ。

あと、金沢と新潟をむすぶ北越もなくなっちゃう。にほんかい沿岸の2大都市を直接むすぶ列車はなくなり、べつべつに新幹線で東京につながるかたちにかわる。

とやま

富山のぼりでは42本の特急がなくなるだけど、金沢いきのはくたか11本は北陸新幹線におきかわるだで、実質的になくなるのは31本だ。金沢は新幹線開業のあとも大阪、名古屋と直結しとるけど、ここ富山は金沢まで新幹線でいってサンダーバードしらさぎにのりかえにゃいかんくなって、ずいぶんと不便になる。あと、北越がなくなっちゃうのは金沢のとこでかいたとおりだ。

①金沢の富山方面平日時刻表 - 2015.3.2 ②富山の金沢方面平日時刻表 - 2015.3.2
△ ひだり=①金沢の富山方面平日時刻表 △ みぎ=②富山の金沢方面平日時刻表

うおづ、くろべ

魚津と黒部はいまはこのように特急停車駅で、それぞれのぼりで19本と9本の特急があるだけど、北陸新幹線金沢開業のあとはすべてなくなり、新幹線停車駅である富山か黒部宇奈月温泉まででにゃいかんくなる。なんちゅう不便なことだ。ちなみに、富山へでるには、北陸線あらためあいの風とやま鉄道の列車でいくか富山地方鉄道の特急電車でいくことになるだけど、黒部宇奈月温泉へでるには富山地方鉄道の特急電車でいくしかなくなる。おどろくことに、黒部地域では北陸線あらためあいの風とやま鉄道と黒部宇奈月温泉の接点はないだ。

③魚津の金沢方面平日時刻表 - 2015.3.2 ④黒部の金沢方面平日時刻表 - 2015.3.2
△ ひだり=③魚津の金沢方面平日時刻表 △ みぎ=④黒部の金沢方面平日時刻表


(さんこう)