黒部のまちとも在来線黒部駅ともなんの接続もない位置につくっちゃった北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅(くろべうなづきおんせんえき)。なまえからもわかるように、ここで新幹線をおりて宇奈月温泉までクルマがバスでいってね~っていうかんがえでできたえきだ。黒部のまちの発展もかんがえてないし、公共交通機関をじぶんのあしとしてつかうひとのこともかんがえてない。
こんな状況にすくいのてをさしのべたのが富山地方鉄道だ。ちょうど北陸新幹線が富山地方鉄道の線路をよこぎるとこに、あたらしくえきをつくってくれることになっただ。新黒部駅っていうなまえで、北陸新幹線の金沢開業にさきだって、きょう2015年2月26日に開業した。かみさまほとけさまだね。
ところで、こんな記事をみた。黒部市の予算で、黒部宇奈月温泉駅と在来線黒部駅をむすぶバス路線を開設するっていうだ。まて、まて、黒部のまちとは富山地方鉄道でつながることになったじゃんか。黒部のまちにいちばんちかいのが電鉄黒部駅だ。税金を投入するなら、ほっちの充実のほうがさきじゃないかっておもった。
(さんこう)
- 黒部市新年度予算案 - 2次交通整備で新幹線相乗効果|チューリップテレビニュース|2015年02月20日(金)17時25分
- 北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅がある黒部市の新年度予算案が発表された。
- 新幹線のえきとあいの風とやま鉄道のえきをむすぶバス路線の新設など2次交通網の整備にちからをいれ、新幹線との相乗効果をめざす。
- 新年度、黒部市は、新幹線の黒部宇奈月温泉駅とあいの風とやま鉄道の黒部駅までの5.9キロをむすぶ路線バスの『新幹線市街地線』を新設。
- 黒部宇奈月温泉を利用するひとの利便性をたかめることが目的で、計画では1日26便を運行、黒部宇奈月温泉駅に発着する新幹線と接続するようにダイヤを編成。
- また、将来的には入善町(にゅうぜんまち)、朝日町(あさひまち)、魚津(うおづし)をバスでむすぶアクセス網をつくる予定。
- 黒部市の新年度予算案は一般会計でまえの年度より0.1パーセントましの220億円4,300万円で、新年度予算案は来月2015年3月ふつかに開会する市議会で審議される。
- 富山地方鉄道の新黒部駅は新幹線よりひとあしおさきに開業! - 2015.2.26 - あきひこ ゆめてつどう|2015/02/14
- 新黒部駅は富山地方鉄道本線の長屋(ながや)-舌山(したやま)間に位置し、平日、休日ともに特急をふくめて1日あたり上下線66本が停車。利用客は1日平均870人をみこんどる。