おとつい2017年3月11日、井川線が全線復旧した。
つい女優の井川遥さんを連想して「いがわせん」ってよんじゃうけど、ほじゃなくて「いかわせん」だ。
起点の千頭(せんず)には、いまから8年まえの2009年におとずれた。東海道線の金谷(かなや)から分岐する大井川鉄道大井川線にのって、終点の千頭までいっただよ。大井川線の終点、千頭が井川線の起点、千頭なだ。ほんならひとつの路線でいいじゃんかっておもうだらあけど、線路の規格や車両限界のちがいから両線に互換性はなく、それぞれべつの路線になっとるわけだ。大井川線がふつうの電化路線なのにたいして、井川線はアプト式路線でトンネルなんかも断面積のちいさな車両しかとおれんようになっとる。
ほの大井川線にのりにいった2年あとの2011年に、台風被害による井川線一部区間の運行休止をしった。ほいで、こんかい2017年の全線復旧のニュースなだけど、2011年の台風被害からの復旧じゃなくて、2014年の土砂くずれからの復旧だった。いまヰキペディアをみてみると、この井川線はちょくちょく自然災害による運行休止があるみたいだ。ほれぐらいやまおくをこの路線ははしっとるだよ。沿線はほとんどひとがすんどらんらしくて、まあ、観光路線っていう性格か。ほれと大井川水系のダムの管理のために中部電力がつかっとる。運行こそ大井川鉄道がやっとるもんの、所有は中部電力らしい。あかじがでたぶんも中部電力がほてんしとるげな。
ちょっとまえに東海テレビだったか「名古屋から井川線にのりにいこまい♪」っていうばんぐみをみただけど、現地までの移動手段はバスだった。いや、じっさい井川線のまえの大井川線ってつかいもんにならん鉄道だしね。鉄道にのりにいくのにほこまで鉄道でいけやへんっていうかなしさだ。鉄道網の範囲からはずれる観光鉄道ってのが井川線の実態だ。
(さんこう)
- 静岡)井川線、2年半ぶり全線復旧 - 14年に土砂くずれ:朝日新聞デジタル|2017年3月12日03時00分
- 2014年におきた土砂くずれで一部区間を運休しとった大井川鉄道の井川線(25.5キロ)が2017年3月11日、全線復旧した。運休しとった接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)-井川間の10.0キロを一番列車がおよそ2年半ぶりにはしり、午前11時ごろに井川駅にとうちゃく。乗客およそ50人をじもと住民らおよそ50人が「おかえりなさい」ってかかれた横断幕なんかで歓迎した。
- 井川線は、千頭-井川間を1日4往復する。奥大井湖上駅(おくおおいこじょうえき)などの「秘境駅」のほか、にほんゆいつのアプト式区間では機関車につけたはぐるまとはがたレールをかみあわせて急勾配をのぼりくだりする。
- 井川観光協会事務局の長島千枝子さんは「みんなでまちにまった復旧」ってえがおをみせ、井川駅周辺の廃線ツアーの集客力向上に期待した。井川の静岡市営温泉ではたらく望月一男さん(61)は1才のまごむすめをふくむ家族5人で一番列車をでむかえ、「観光客がふえるのを期待しとる」ってよろこんだ。
- 2014年におきた土砂くずれで一部区間を運休しとった大井川鉄道の井川線(25.5キロ)が2017年3月11日、全線復旧した。運休しとった接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)-井川間の10.0キロを一番列車がおよそ2年半ぶりにはしり、午前11時ごろに井川駅にとうちゃく。乗客およそ50人をじもと住民らおよそ50人が「おかえりなさい」ってかかれた横断幕なんかで歓迎した。
- これからどうなる大井川鉄道 - 2015.8.31 経営交代 - あきひこゆめてつどう|2015/12/31
- ※ このときのちゅうにちの路線図だと井川線の井川-接阻峡温泉間が運行休止になっとって、これがこんかい復旧したみたいだ。
- ※ このときのちゅうにちの路線図だと井川線の井川-接阻峡温泉間が運行休止になっとって、これがこんかい復旧したみたいだ。
- 列車が 土砂に うまっちゃった 〜南アルプスあぷとライン〜 - あきひこゆめてつどう|2011/07/24
- 大井川鉄道 ひがえり旅行記 〜電車と 蒸気機関車〜 - あきひこゆめてつどう|2009/05/06
- 本線ホーム群の にしには、森林鉄道 「南アルプスあぷとライン」の ホーム群が あり、ここから さらに 1時間 45分を かけて 井川に 達する。
- 「南アルプスあぷとライン」の ホーム群の さらに にしには 本線を はしっとったで あろう 旧式の 車両が 多数 留置されて おり、マニアには 垂涎の まとだろう。
- 喫茶店で しばし 休憩し、千頭駅に もどる。駅舎は 単線路線の 終着駅とは おもえぬ おおきな もので、周辺 ともども 観光客で にぎわう。
- 本線ホーム群の にしには、森林鉄道 「南アルプスあぷとライン」の ホーム群が あり、ここから さらに 1時間 45分を かけて 井川に 達する。
- 大井川鉄道井川線 - Wikipedia
- 井川線(いかわせん)は、静岡県榛原郡(はいばらぐん)川根本町(かわねほんちょう)の千頭駅(せんずえき)と静岡県静岡市葵区(あおいく)の井川駅(いかわえき)とをむすぶ大井川鉄道の鉄道路線である。南アルプスあぷとラインの愛称がつけられとる。
- 沿線に民家は非常にすくなく、利用者は大半が観光客である。えきの半数がいわゆる秘境駅となっとる。終点駅の井川駅は静岡市内だけどみなみアルプスのふもとの山中にある。
- もともと762ミリ軌間で建設されたため、貨車を直通させるために1067ミリに改軌されたあともトンネルなど車両限界がちいさい。車両もほれにあわせて軽便鉄道ていどのおおきさで、「軽便(けいべん)よりちいさい」っていわれることもある。沿線住民からは『エンジン』っていう愛称でしたしまれとる。これはもともと千頭森林鉄道の愛称であり、車両がにとるためひきつがれたものってかんがえられる。
- 鉄道資産は中部電力が保有しとるけど、第三種事業者じゃない。また当線のあかじ額は中部電力が負担しとる。
- 通常は、千頭-井川間のとおし運転が基本で一部接岨峡温泉駅おりかえしの区間列車がある。全列車が機関車けん引の客車列車であるため、大井川本線とはことなりワンマン運転はおこなわれてない。 全列車がDD20がたディーゼル機関車が推進、けん引する客車列車によって運行される。旅客列車においては、連結器の負担軽減と損傷時の危険性をこうりょして、ふもとがわの千頭がわに重量物である機関車が、井川がわには制御客車クハ600がたが連結される。クハ600がたから機関車を制御するため、井川線で運用されるすべての客車・cトキ200がた・cワフ0がたには制御回路がひきとおされとる。