西三河の鉄道のうつりかわり4回め=三河鉄道の開業と西尾鉄道の延伸

こんかいは1914年。第1次世界大戦がはじまったとしだ。はなしはふたつ。

まずは刈谷東海道線刈谷につながる鉄道ができただ。1914年2月いつか、三河鉄道が、刈谷から高浜、新川をへて碧南にいたる鉄道を開業。西尾鉄道につぐ都市間鉄道の2号だ。また、碧南のえきがさいしょ大浜港っていうなまえだったことからも推測できるだけど、海運とつながる鉄道でもあった。さいしょから軌間3フィート6インチの狭軌で開業。

まあひとつは、3年まえに開業したばっかりの西尾鉄道の延伸だ。1914年10月30日、西尾から港前(みなとさき)まで延伸して、三河鉄道におなじく海運とつながる鉄道になった。こっちは軌間2フィート6インチの特殊狭軌。ちなみに、港前の「港」は西尾の外港である平坂港(へいさかみなと)のこと。

西三河の鉄道のうつりかわり(あきひこ) - 4.三河鉄道の開業と西尾鉄道の延伸
△ 西三河の鉄道のうつりかわり(あきひこ) - 4.三河鉄道の開業と西尾鉄道の延伸

◇            ◇

(さんこう)