西三河の鉄道のうつりかわり22回め=リニモの開業

22回めのこんかいが連載の最終回になる。はなしは2005年。リニモの開業。

2005年3月むいか、豊田市西北端の八草(やくさ)から名古屋市東端の藤が丘(ふじがおか)までのあいだで、磁気浮上式鉄道であるリニモが開業。八草は愛知環状鉄道の中間駅で、藤が丘は地下鉄東山線の終点。とちゅう区間は陶磁資料館南が豊田市内になるほかはすべて長久手(ながくて)市内で、鉄道布設の目的も2005年3月25日から2005年9月25日まで開催された「愛・地球博長久手会場への観客輸送だった。

西三河の鉄道のうつりかわり(あきひこ) - 22.リニモの開業
△ 西三河の鉄道のうつりかわり(あきひこ) - 22.リニモの開業

西三河区域内になるふたつのえきについては、八草は八草町の中心からはなれとって、陶磁資料館南はまわりがもりであり、こっからのりおりするひとはきわめてすくないって推測する。西三河にとってのリニモの意義は、愛知環状鉄道からののりつぎにはなるけど、ひとつは、豊田から名古屋にいく経路として名鉄豊田線以外のまあひとつの経路ができたことと、まあひとつは、西三河各地から長久手市内に多数ある大学への通学経路ができたことか。さらに、さいきんではアピタイオンモール、イケアと、予定のもんもふくめて、リニモ各駅に直結のおおがた商業施設もできてきとる。これらへのあしにもなるか。

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(さんこう)