6月 18日の 工事費 発表に つづき 7月 21日、JR東海は リニア中央新幹線 3ルートを 対象と した 輸送 需要 予測 などの 試算 結果を まとめた。2回の 発表を まとめると つぎの とおりだ。
ルート名 | 路線距離 | 所要時間 | 工事費 | 輸送需用量(2025年) | 年間維持運営費 | 設備更新費(50年間) |
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木曽谷ルート | 334km | 46分 | 5兆 6,300億円 | 156億人km | 1,770億円 | 3兆 3,300億円 |
伊那谷ルート | 346km | 47分 | 5兆 7,400億円 | 153億人km | 1,810億円 | 3兆 4,200億円 |
みなみアルプスルート | 286km | 40分 | 5兆 1,000億円 | 167億人km | 1,620億円 | 2兆 9,100億円 |
一目瞭然で みなみ アルプス ルートが、みじかく、はやく、やすく、そして たくさん のる。
〔試算の 前提 条件 など〕
- 首都圏の 始発 駅
- 品川駅。
- リニア 1編成の 輸送 能力
- 約 1,000人
- 運行 頻度
- 1時間 あたり かたみち 5本(直行 4、各駅 停車 1)を はしらせる。*1
- 料金
- 東京―大阪で 東海道 新幹線 のぞみ 指定席より 950円 たかい 1万 5千円と 仮定した。*2
- みなみ アルプス ルートの 輸送 需要 量が いちばん おおく なる 理由
- 直線の ばあい、長野県 中部からの 利用は 迂回より 不便に なるが、所要 時間が 7分 みじかく なる 分、航空との 競争 力が まし、利用者が おおく なると みとる。
- 既存の 東海道 新幹線と あわせた 輸送 需要 量
- これも みなみ アルプス ルートが 568億人キロと、3ルートで もっとも おおかった。*3
JR東海は 今回の 試算 結果を、自民党の リニア特命委員会 (堀内光雄 委員長)に 報告したのだが、8月 30日には 総選挙を ひかえて おり、政権 政党が どこに なるかにも よっても、また あらたな てま ひまを かける 必要が 生じる。
(ねたもと)
- 産業/JR東海 リニア輸送需要など試算 直線ルート、全データで優位 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE|2009/7/22
- asahi.com(朝日新聞社):直線「需要9%増」 JR東海、中央リニアルート試算 - ビジネス・経済|2009年7月21日5時31分
- リニアの需要予測など報告 JR東海 - MSN産経ニュース|2009.7.21 12:10
- asahi.com(朝日新聞社):リニア、直線ルートの方が需要あり JR東海が試算 - ビジネス・経済|2009年7月21日21時27分
(さんこう)
- みなみ アルプス ルートで いけるか 〜リニア中央新幹線〜 - あきひこ ゆめてつどう|2009-06-26 (※ この とき、距離、時間、工事費を 発表)
- 「5分 ながいだけ!?」 〜リニア中央新幹線 伊那谷ルート〜 - あきひこ ゆめてつどう|2008-10-26 (※ あきひこの つくった 想定 ダイヤ あり)