沼津駅高架化、新知事もすすめる方針

土地収用調査に関連し、新貨物駅用地に周知看板を設置する関係者＝6月いつか、沼津市原地区

地権者らから土地収用調査費の執行さしとめをもとめられ、事態の長期化がけねんされた沼津駅高架化である。7月いつかには、「はこもの事業のゼロベースでのみなおし」をかかげた新知事も登場したが・・・。

総事業費 787億円のうちくにと静岡県などが 598億円、沼津市は 189億円を出資し、静岡県東部の「かお」となる拠点整備をねらう。高架にともない移転が必要となる新貨物駅用地を 2010年度までに取得するよう、静岡県と沼津市はこのあきぐち、収用にむけけたたちいり調査を実施する方針。

沼津駅高架化にかかるできごと
ひづけ	項目
2008年 10月	沼津駅高架化推進をかかげて栗原市長がはつ当選（※ 就任は 2008年 11月 10日）
2008年 11月から	就任直後から反対派のいえを一軒ずつまわって理解をもとめた。さしだした名刺をいきなりやぶられても、冷静に対応
2008年 12月 14か	栗原市長と地権者とのはつ会合
2009年 1月	反対派団体が「条件闘争するつもりはない」とその後の協議を拒否
2009年 4月 21日	栗原市長の「いつまでごねとるだ！」発言
2009年 4月 28日	地権者ら 114人が、沼津市の土地収用調査費 7,300万円の執行さしとめをもとめる住民監査請求書を沼津市監査委員事務局に提出
2009年 6月いつか	調査の前段階にあたる地権者への周知措置として、補償内容などを記載した看板を設置
2009年 6月	収用調査後に土地物件調書を作成する業務委託費約 1億円の補正予算を 6月議会で可決（補正予算案提出はようか）
2009年 6月下旬	沼津市監査委員が、さきにだされとった住民監査請求を棄却
2009年 7月いつか	静岡県知事に民主などのおす新人川勝氏が当選
2009年 7月 27日	県議会 6月定例会代表質問で川勝知事が、「沼津駅高架化を推進する方向で検討する」とのべる