アストラムライン、山陽線から たれさがった 鉄板に 接触

広島での はなしだ。アストラムラインJR西日本山陽線の したを 交差する 地点で、事故が おこった。山陽線の 鉄橋の 底部を おおう 鉄板の うち 2枚が たれさがっちゃって、はしって きた アストラムラインに あたっちゃった。

事故の ようす

  • 5月 はつか 午後 4時 25分 ごろ、広島市の 新 交通 システム アストラムライン 白島 (はくしま)−城北城北)間で、広域公園前 発 本通 (ほんどおり) いき 電車が、約 5メートル うえで 交差しとる JR西日本 山陽線鉄橋から たれさがって きとった 鉄板と 接触。
  • 乗客 約 100人に けがは なく、約 250メートル きたの 白島駅まで あるいて もどる。
  • 落下した 鉄板の 破片が 電力供給線に ふれた ため、アストラムライン 全線が 約 2時間 停電し、約 8千人に 影響した。

アストラムラインに 接触して 落下した 鉄板 (あさひ) 仮称 白島新駅 (はくしましんえき) 位置図
アストラムラインに 接触して
落下した 鉄板 (あさひ)
仮称 白島新駅 (はくしましんえき)
山陽線アストラムラインの のりかえ駅)
鉄板に ついて

  • 落下したのは 漏水 防止などの 目的で 鉄橋の 表面を おおっとる 鉄板 2枚で、それぞれ ながさ 5.9メートル、はば 12センチ、あつさ 1ミリで、おもさ 1.8キロ。
  • 鉄板を とめる ビスが さびて 劣化したのが こんかいの 事故の 原因。
  • 鉄橋は 1991年 3月に 完成した もので、底部の 鉄板を とめる ビスは この ときから 交換されとらんかったけど、2年に 1回、目視に よる 定期 検査を して おり、去年の 7月の 検査で 異状は みられんかったと いう。
  • JR西日本は こんかい げんばの 鉄橋を 点検し、ビスの 劣化が みられた 鉄板 23枚を 撤去。のこった 47枚には ビスを それぞれ 2本 追加して 計 9本で とめる 緊急策を とった。
  • 同種の 鉄板を つかっとる JR西日本 可部線 (かべせん) 下祇園 (しもぎおん)−安芸長束 (あきながつか)間の 鉄橋も 緊急 点検したけど、問題は なかったと いう。

ここは、2014年に 両線の のりかえの ための 新駅が できる ところで、こないだ その レイアウトも 発表された ところだけど、ちょっと けちが ついちゃったかな。



(ねたもと)

(さんこう)