カザフスタンからの ウラン、シベリア鉄道 経由に

カザフスタンってのは ロシアの となりに ある 中央 アジアの 内陸国だけど、鉱物 資源に めぐまれとって、なかでも ウラン鉱の 採掘量 3,300トンは 世界 第3位で 世界 シェア 9.2%にも たっするだげな。


カザフスタンの 地図
カザフスタンの 地図

そんな カザフスタンの ウランを にほんも 輸入しとるだけど、あたらしい 輸送 ルートを 開拓する ことに なった。



【これまでの 輸送 ルート】



  • カザフスタン 産 ウランは 現在、イギリスや フランスなどで 燃料化し、スエズ 運河 経由などで にほんに 海上 輸送されとる。

  • しかし、海賊や テロの ほか、緊迫する 中東 情勢の えいきょうも 心配される。

  • カザフスタンから にほんに ウランが はこばれて くるまで 約 2か月 かかる。





【あたらしい 輸送 ルート】



  • あたらしい ルートは、カザフスタンで 採掘した ウランを ロシアで 濃縮し 燃料化して、ロシア 極東 経由で にほんに 輸送する もの。
    カザフスタン 産 ウランの あたらしい 輸送 ルート (時事)

  • にほん がわは、ロシア 国営 原子力 企業 テフスナブエクスポートの 協力を えて あたらしい ルートの 事業化 調査を おこない、極東 沿海 地方の ナホトカ、ボストチヌイ、ボリショイカーメニの 3港が 利用 可能との 結論が 2月 末に まとまった。

  • あたらしい ルートの 開拓の ため、にほん 政府が 電力 会社や 核 燃料 加工 会社などと 共同で、ことしの あきに 輸送 試験を 計画しとる。

  • 輸送 試験は、ひがし シベリアの アンガルスクに ある ロシアの 「国際 ウラン 濃縮 センター」から ウラン 燃料 約 15トンを シベリア鉄道で ナホトカ港などに はこび、ふねで にほんに 輸送するって いう ものだけど、ちかく 資源エネルギー庁が 参加 企業を 公募する。

  • カザフスタンから にほんに ウランが はこばれて くるまでの 期間は 約 1か月で すむ。

  • はやければ 来年から あたらしい ルートの 利用が 本格化する みとおし。




カザフスタンでは 住友商事や 東芝などが ウラン 鉱山の 権益を 獲得しとって、にほんの ウラン 輸入に しめる カザフスタン 産の シェアは 21%と、カナダ、オーストラリアに つぐ 3位で、将来は 3わりに たっすると 予想されとるだげな。


カザフスタンの おんなの ひと (時事)
カザフスタンの おんなの ひと (時事) (まんなかの ひとは 木村佳乃さん に)

まえに マツダが クルマの 輸出を シベリア鉄道 経由に きりかえて、おおはばな 時間 短縮を はかったって いう ことを ここに かいただけど、これで カザフスタンからの ウランも より はやく より 安全に にほんに くる ように なるって ことだね。




(ねたもと、さんこう)