九州に 久大線って いう 鉄道 路線が ある。久留米 (くるめ)の 「久」と 大分 (おおいた)の 「大」を あわせて 「久大」って わけだけど、愛称の 「ゆふ高原線」の ほうが ずっと いい。九州 山地を 横断して ゆふいんを とおって いくって いう ことが よく イメージできる。
- キロ数=141.5km
- 路線=全線 単線、非電化
- 最高 速度=95km/h
ここで 路線の りょうはしの 久留米と 大分から でる 列車の 運行 本数を みて みる。
方向 | いきさき | 1日 運行 本数 | びこう |
---|---|---|---|
〔久留米 発〕 31本 |
善導寺 (ぜんどうじ) | 1本 | |
筑後吉井 (ちくごよしい) | 3本 | ||
うきは | 3本 | ||
日田 (ひた) | 16本 | ||
由布院 (ゆふいん) | 3本 | うち 2本は 特急 | |
大分 (おおいた) | 5本 | うち 4本は 特急 | |
〔大分 発〕 34本 |
向之原 (むかいのはる) | 4本 | |
庄内 (しょうない) | 4本 | ||
由布院 (ゆふいん) | 18本 | ||
豊後森 (ぶんごもり) | 2本 | ||
日田 (ひた) | 2本 | ||
博多 (はかた) | 4本 | 4本とも 特急 |
久留米からは 福岡県と 大分県の さかいを こえた 日田までで そこそこの 本数が あり、大分からは 由布院までで そこそこの 本数が ある。途中 区間 だけで はしっとる 列車は ひろってないだけど、全線が 久留米−日田間 47.6km、日田−由布院間 51.5km、由布院−大分間 42.4kmに 3分割されて 運行が おこなわれとる ことが わかる。
つぎに 久大線を はしる 特急の 運行を みて みる。
- ゆふと ゆふいんの森って いう 2種類の 特急が あって、あわせて 6往復の 運行が ある。
- すべて 博多 発着で、鹿児島線と 久大線の りょうほうを とおして はしる。
- くだりは 終点 大分まで いく ものが 4本で、由布院 どまりの ものが 2本。
- のぼりも 大分 発の ものが 4本で、由布院 発の ものが 2本。
すべて 博多 発着って とこが ポイントだ。久大線の 起点は 久留米だけど、特急に あっては 博多が 起点って ことだ。きわめて おおざっぱに いうと、博多から 由布院へ いく ための 列車が ゆふや ゆふいんの森なだ。
ところで この 久大線に ついて、沿線の 久留米市、うきは市、日田市、玖珠町 (くすまち)、九重町 (ここのえまち)、由布市、大分市の ななつの 自治体が 8月 25日に JR九州の 社長を おとずれて、つぎの ような 要望を だしたって いう。
まあ、「観光 列車」に ついては ゆふと ゆふいんの森が 観光 列車 ほのもんだと おもうだけど、九州新幹線の 全線 開業に あわせて 指宿枕崎線 (いぶすきまくらざきせん)で 運行を はじめた 特急 いぶたまの 好評に ならいたいって ことだらあね。ゆふと ゆふいんの森は いぶたまに まけん すてきな 列車だ。まっと 本数を ふやして おおくの ひとに のって もらう ように するのも いい。
「久留米での 新幹線から 久大線への スムーズな のりつぎ」に ついては おれも 要望したい。新幹線を べつ 線で つくった おかげで、在来線 沿線の ひとたちが おおいに 不便に なっちゃっただけど、せめて のりかえ だけでも 便利な もんに して ほしい。ほだ、全線 開業 まえの 新八代 (しんやつしろ)じゃ、新幹線と 在来線の のりかえを おんなじ ホームで やっとったじゃんか。
さいわいに して、久留米の 新幹線 ホームは そとがわが あいとる。ほこに 在来線の 列車が とまれる ように せやあ、おんなじ ホームで のりかえが できる。ほんな ことを JR九州には しんけんに かんがえて もらいたい。
九州新幹線や 鹿児島線が みきなら、久大線は えだはだ。元気な えだはで しっかり みきを ささえてこそ 及第点だ。がんばれ、久大線!
(ねたもと)
(さんこう)
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(ついか)