ゆきの高山線 - あきひこゆめてつどう

きのう 2012年 12月 12日、高山線にのった。

安城からのった、東海道線大垣いき新快速がまあじき岐阜につく。むこうからやってくる貨物列車がはしっとるのが東海道線のぼり線で、こちらがはしっとるくだり線とのあいだにわりこんでくるのが、これからのる高山線の線路だ。

13時 3分、岐阜到着。おりた東海道線くだりホームのむかいがわにはのぼり岡崎いきのふつうがまっとって、となりの高山線ホームのむこうがわの番線には、これからのる高山線の列車がまあはいまっとる。

連絡階段で高山線ホームにうつって、まぢかに 2両編成の高山いきふつう列車をみてみると、ほのふるめかしさにおどろく。気動車ゆえのがらがら音もいかにもってかんじだし、のりおりぐちにおおきなステップがあったり、シートがボックスシートだったりするのもむかしの列車のとくちょうだ。デッキがキャビンとしきられとるのは、寒冷地をはしるがための配慮か。

(9) 13:06 岐阜高山いきふつう

(10) 13:08 岐阜高山いきふつう

まつうちにワイドビューひだがはいってくる。観光特急だけあって、のっとるひとたちもべんとうをひろげたりしてたのしそうだ。スイッチバックして高山線の高山、富山方面にでていく。

121212 高山線と新鵜沼 (11) 13:08 岐阜はいってきたワイドビューひだ

(11) 13:08 岐阜ワイドビューひだ

(12) 13:11 岐阜東海道線と高山線

13時 15分、ワイドビューひだにつづいて、わが高山いきふつうが出発。

(13)　13:15 高山いきふつう出発！

(14) 13:16 岐阜すぎ

東海道線ののぼり線とくだり線のあいだをもぐっていく。列車は 3階のたかさからいったん 2階のたかさにおり、ちょっとしてさらに地平におりる。

121212 高山線と新鵜沼 (15) 13:16 岐阜すぎ

列車はぐうぐううなりをあげてはしる。まくらぎはコンクリートで、最高速度は 90キロぐらい。とちゅう名鉄各務原線（かかみがはらせん）をくぐりながら、しばらくいって長森（ながもり）。まわりにはなんにもない。岐阜から鵜沼（うぬま）まで高山線と各務原線とはならんでひがしにむかうだけど、高山線は各務原線にくらべて駅間がながい。

(16) 13:17 岐阜−長森間

(17) 13:19 高山線長森

長森のつぎは那加（なか）。となりにみえるは各務原線の新那加。まわりはそこそこまちだ。

(18) 13:21 高山線の運転士さん

(19) 13:23 高山線那加

3分おくれの対向列車をまって、那加を出発。対向列車のほうがあたらしいかたのようだ。

121212 高山線と新鵜沼 (20) 13:27 高山線那加

蘇原（そはら）で特急まちして、ほのつぎ各務原。駅間がながいだけあって、どの駅でもいきちがいができる。ほれと、高山線も美濃太田（みのおおた）まではトイカがつかえるだけど、どの駅も無人のうえかいさつもなくて簡易トイカ改札機だけがおいてある。

各務原線の電車とすれちがって、鵜沼に到着。定刻の 13時 41分より 4分おくれの 13時 45分。定刻に到着したとすると、岐阜から鵜沼までの 17.3キロを所要時間 26分、表定速度時速 39.9キロではしった計算になる。

(25) 13:45 高山線鵜沼てまえ

(26) 13:45 高山線鵜沼

これまでちょこちょことのりおりがありながらすすんできただけど、ここ鵜沼ではいっきにたくさんのひとがおりて、たくさんのひとがのる。おれも下車。ここがはじめての駅員さんがおる駅で、橋上にあがったとこにかいさつもある。鵜沼は中山道のしゅくばまちなだ。みじかくはあるけど、はじめての高山線のたびをおえ、かいさつからつづく鵜沼空中歩道をすすんで、各務原線の新鵜沼にむかった。