小田原線 下北沢、地下化 第1弾 完成 ~2013.3.23~

小田急 小田原線と 京王 井の頭線 (いのかしらせん)の まじわる とこに 下北沢 (しもきたざわ)は ある。従来は 小田原線が 地平を、井の頭線が 高架を はしっとっただけど、小田原線も 立体化して ふみきり 解消せにゃ いかん!って ことで、小田原線が 地下に もぐる ことに なった。また、下北沢を ふくむ、小田原線 代々木上原 (よよぎうえはら)-和泉多摩川 (いずみたまがわ)間 10.9キロは 複々線化の 最中でも あり、たんに 地下に もぐる だけじゃ なくて、複々線化も しつつ 地下に もぐらにゃ いかん。ところが、同一 レベルで 複々線化 するだけの 用地 はばが ない!って ことで、上下 2層で 地下化しながら 複々線化するって いう むずかしい 工事を やる ことに なった。最終形は、下層を 複線の 急行線が はしり、上層を 複線の 緩行線 (かんこうせん)が はしるって いう かたちに なる。

で、こんな むずかしい 工事は いっぺんには やれん!って ことで、第1弾の 下層 複線だけの 地下化 工事が 先月 2013年 3月 23日に 完成したって わけだ。下北沢の ほかに、にしどなりの 世田谷代田 (せたがやだいた)と ひがしどなりの 東北沢も あわせて 地下化に なった。

小田原線 世田谷代田 (せたがやだいた) にしの 地下化 きりかえ 地点 (にっけい)
小田原線 世田谷代田 にしの 地下化 きりかえ 地点 (にっけい)
(※ 地下化 きりかえ まえに とった 写真)

 のこる 第2弾の 上層 複線の 工事が 完了して、複々線化が 完成するのは まんだ 5年 あとで、駅舎が あたらしく なるのは さらに 1年 あとに なるって いう。

小田急 小田原線 新宿-新百合ヶ丘間 路線図 (あきひこ)
小田急 小田原線 新宿-新百合ヶ丘間 路線図 (あきひこ)

1972年の 都市 交通 審議会で 「1985年までに 代々木上原-新百合ケ丘 (しんゆりがおか)間 18.0キロの 複々線化を おこなう」って いう 答申が でただげなけど、下北沢の 複々線化が 完成しても、まんだ 和泉多摩川新百合ヶ丘間 7.1キロの 複々線化が のこる。

鉄道の 複々線化とか 線路 設備の 増強ってのは、まったく 時間の かかる もんだ。関係の みなさんの ご苦労が しのばれる。


(さんこう)