発表から5年、ついに武豊線(たけとよせん)が電化になる。
【JR武豊線、電車設備を公開 - らいねん3月ついたち電化開業】
- 電化工事によって新設されたJR武豊線の電車設備が2014年12月22日、報道機関に公開された。
△ あたらしい送電設備をつかって試運転する電車 - 武豊駅 (ちゅうにち) - 電化工事は2010年3月にはじまり、ことし2014年10月に完了。大府(おおぶ)-武豊(たけとよ)間19.3キロに550本の電柱をたて、26キロにわたって架線を設置した。亀崎駅(かめざきえき)のきたのほうと武豊駅の2か所に変電所も新設。費用削減や保守作業の効率向上をめざし、JR東海でははじめて、従来より簡素化された送電設備「き電ちょう架線」を全線で採用した。
- JR東海によると、電化によって、大府駅をとおる東海道線とおんなじ車両を武豊線で運行することが可能となり、効率的な車両運用が可能となる。二酸化炭素の排出量は従来比57%減っていう。
- 電化開業は2015年3月ついたちの予定。JR東海、東海鉄道事業本部工務部の西脇伸電力課長46才は「さらに便利でかんきょうにもやさしい路線にうまれかわる。よりいっそう利用していただければ」ってはなした。
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武豊線、おめでとう!
(さんこう)
- JR武豊線、電車設備を公開 - 来年3月1日電化開業:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)(大久保謙司さん)|2014年12月23日 〔ねたもと〕
- 新幹線でもつJR東海か - あきひこ ゆめてつどう|2014/05/07
- 武豊線 電化! 2015年 - あきひこ ゆめてつどう|2010/03/20
- 武豊線 - Wikipedia
- JR武豊線、利便性向上に期待 - 電化で沿線関係者:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)|2014年12月11日 〔ついか〕
- JR武豊線(大府-武豊間、19.3キロ)の電化開業をらいねん2015年3月ついたちとJR東海が発表した2014年12月とおか、沿線関係者のあいだではらいねんはるのダイヤ改正による利便性向上に期待がたかまった。
- 電化へ要望活動をつづけてきた武豊線近代化促進期成同盟会会長の榊原純夫半田市長は「名古屋からくる東海道線と車両が共用化され利便性がたかくなる」って期待。らいねん2015年のはるには、JR半田駅ちかくにミツカンの博物館MIMが開業予定で、「乙川(おっかわ)や亀崎(かめざき)のまつりも宣伝し、来客をふやしていっそうにぎわいのあるまちにしたい」ってちからをこめた。
- JR東海は2010年3月、2015年はるの電化を発表しとった。車両費50億円、工事費30億円など電化事業全体で82億円を投資する。
- 国鉄がた気動車が太多線から引退(2015年のきになる鉄道行事) - 鉄道コム 〔2015.1.6 ついか〕
- 2015年3月、JR東海の太多線(たいたせん)から国鉄時代やJR発足初期に製造された気動車が引退する。
- 太多線は多治見(たじみ)~美濃太田(みのおおた)間をむすぶ全長17.8キロの路線。電化されておらず、現在は国鉄がたのキハ11がた、キハ40系、ほんでJR東海のさいしんがたキハ25がたが運行しとる。
- キハ11がたは、キハ30がた・キハ28がた・キハ58がたのおきかえと、ワンマン運転の拡大を目的として、JR発足初期の1988年より製造されとった車両。キハ40系は、1977年から1982年にかけて国鉄が製造した一般がた気動車。あわせて888両が製造され、にほん全国の非電化路線に投入された。現在でもJR各社線で運用されている。
- 2015年3月のダイヤ改正により、太多線のすべての定期列車がキハ25がた・キハ75がたの運用に統一され、キハ11がた、キハ40系が運転を終了する。キハ75がたは電化開業する武豊線で使用されとった車両が転用される。