こないだ、2015年5月ここのか、どようびに吉原(よしわら)までいってきたことはまえにかいたとおりだけど、こんかいはほのときのいきかえりにのった東海道線の電車を紹介する。
のぼり熱海いきふつう
豊橋からのった新幹線を静岡でおりて、東海道線にのりかえ。のりかえ時間がたった4分しかなくて心配しただけど、静岡駅の構造は単純で、高架の新幹線ホームからおりたコンコースにあるのりかえかいさつぐちをとおって、また高架の東海道線ホームにあがるだけっていうかんたんさだった。ほんとはおんなじホームで新幹線から東海道線にのりかえれると、まっといいだけどね。
東海道線のホームにまっとったのは浜松発熱海いきふつう。静岡県内の東海道線に快速はない。
7時45分、静岡をしゅっぱつ。車両はJR東海の標準ともいうべき313系で、わが愛知県でもさんざんみとるで新鮮味はない。
20150509_074504 熱海いきふつう - 静岡しゅっぱつ
電車は東静岡(ひがししずおか)、草薙(くさなぎ)、清水(しみず)と快調にすすむ。このあたりでは静岡鉄道も平行してはしっとって、東海道線とあわせて4複線のようになっとるとこもあって、鉄道ずきにはうれしいばしょなだけど、いつものコカコーラ電車じゃない、あおいのご紋がはいった特別な塗装の電車とすれちがったりもした。ここ静岡は徳川家康の隠居の地、駿府(すんぷ)なだ。
20150509_075752 熱海いきふつう - 清水付近
さらに、電車は興津(おきつ)、由比(ゆい)、蒲原(かんばら)、新蒲原(しんかんばら)とすすむ。興津と由比のあいだは、きょねん台風による土砂くずれでとおかかんほど運行休止になった区間だけど、このあたりのやまがうみにせまっとる地形をみると、ほういう災害がおこってもふしぎじゃないっておもえる。
ところで、きっぷを新幹線にのった豊橋から静岡までのぶんまでしかもっておらず、吉原までかいなおさあと、先頭車両にのっとった車掌さんにきいたところ、このひとは業務にあたる車掌さんじゃなくてただ移動でのっとるだけだって、最後尾の車掌さんにもうしでてほしいとのこと。まあ3両分ぐらいならっておもって、最後尾にむかう。たしか3両めだったかにトイレあり。じつにりっぱなもんだ。浜松から熱海まで152.5キロ、2時間34分のちょうきょり列車には必需品だな。こいで最後尾かっておもったとこで貫通とびらで、さらにうしろにつながっとる。313系3両のうしろに211系3両がくっついとっただ。211系のほうが、内装もやっぱりほれなりにふるさをかんじる。やっとのおもいで最後尾にたどりつくも、車掌さん、なかなかいそがしそうで、いったんこえをかけるも、まあいいですわ!っていって、おりたときに精算することにして、また延々と車内をあるいて先頭車両にもどる。吉原での岳南電車へののりかえ時間が5分しかないで、めんどうなことはさきにすませときたかっただけどね。
富士川(ふじかわ)のえきをすぎ、富士川(ふじがわ)をわたる。左右のがっちりしたらんかんに安心感をおぼえる。
20150509_081653 熱海いきふつう - 富士川をわたる
富士(ふじ)にとうちゃく。身延線(みのぶせん)の分岐するえきで、富士市の代表駅だ。新幹線の新富士(しんふじ)もあるけど、孤立駅であんまり機能してない。
20150509_081815 熱海いきふつう - 富士とうちゃく
富士でちょこっととまってからまたしゅっぱつ。
電車はすすみ、あたりに工場がおおくなる。ここ富士市は製紙のまちなだ。
20150509_082206 熱海いきふつう - 富士と吉原のあいだ
いよいよ吉原(よしわら)だ。構内のひろいこと。原料のパルプをはこぶのか、製品のかみをはこぶのか、製紙業のための貨物輸送がさかんなだな。
20150509_082312 熱海いきふつう - まあじき吉原
ひだりに岳南電車のだいだいいろの電車をみながら、吉原にとうちゃく、げしゃ。富士市と合併した旧吉原市のまちなかにつながる、だいだいいろの電車にのりかえるべくこせんきょうをわたり、東海道線をあとにした。心配した静岡からののりこし精算は、岳南電車の駅員さんが苦もなくやってくれたよ。
20150509_082319 熱海いきふつう - 吉原とうちゃく
- 乗車区間
静岡 7:45 → (熱海いきふつう) → 8:23 吉原
〔38.9km、38分、61.4km/h、670円*1〕 - 列車区間
浜松 6:25 → (熱海いきふつう) → 8:59 熱海
〔152.5km、2時間34分、59.4km/h、2,590円、5422M=313系3両+211系3両、土休運転〕
くだり浜松いきふつう
岳南電車をぞんぶんにたのしんだあとは、富士急静岡バスで富士のえきにでて、かえりはこっからかえることに。橋上かいさつをはいってホームにおりる。むかいのホームにとまっとる、めずらしいいきさきの313系にめがとまる。いきさきの国府津(こうづ)ってのは神奈川県だ。しかも御殿場線(ごてんばせん)経由とある。うん、JR東海の東海道線は静岡県内の熱海(あたみ)でおわるけど、沼津(ぬまづ)から分岐する御殿場線でいきゃあ神奈川県にまではいって、ふたたび東海道線と合流する国府津までいけるだ。げんばで実感する地理感ってやつだね。
20150509_133251 富士 - 御殿場線経由国府津いきふつう
ちょっとしてわがホームにやってきた熱海(あたみ)発浜松(はままつ)いきふつうにのる。車両は211系だったけど、うしろに313系を連結しとったかどうかをたしかめる元気はなかったよ。いきとちがって車内はけっこうひとがのっとって、最後尾までいくのもたいへんだっただらあけどね。13時36分、富士をしゅっぱつ、いえじについた。
- 乗車区間
富士 13:36 → (浜松いきふつう) → 14:10 静岡
〔34.0km、34分、60.0km/h、580円〕 - 列車区間
熱海 12:56 → (浜松いきふつう) → 15:33 浜松
〔152.5km、2時間37分、58.3km/h、2,590円、443M=211系3両に静岡でまえに313系2両を連結、毎日運転〕
(さんこう)
- 古井から吉原まで往復395.5キロのたび - 2015.5.9 - あきひこゆめてつどう|2015/05/12
- 岳南電車のたび - あきひこゆめてつどう|2015/05/10
- 東海道線の興津 - 由比間、運行再開! - 2014.10.16 - あきひこゆめてつどう|2014/10/15
- 列車名=普通、列車番号=5422M、うんてんび=土休運転、浜松6:25発、熱海8:59着|えきから時刻表 列車詳細
- 列車名=普通、列車番号=443M、うんてんび=毎日運転、熱海12:56発、浜松15:33着|えきから時刻表 列車詳細
- 東海道線土曜休日上り(浜松→熱海)運用表
- 東海道線土曜休日下り(熱海→浜松)運用表
*1:のりこし精算じゃなくてべつに静岡から吉原までのぶんをはらった