秋田から新潟までにほんかいにそって南北にはしるのが全長273.0キロの羽越線(うえつせん)で、この羽越線ゆいつの特急がいなほだ。大阪と札幌をむすぶトワイライトエクスプレスもこの羽越線をとおっとったけど、廃止になっちゃった。酒田、鶴岡などの山形県庄内地方や村上などの新潟県北部のひとたちが、「特急いなほで新潟にでて新幹線にのりかえて東京方面にむかう」っていうようなつかわれかたをしとる。ただし、庄内地方の2大都市のひとつ酒田は「陸羽西線(りくうさいせんで)新庄まででて、山形新幹線で東京にでる」っていう方法ももっとる。
羽越線の路線図
羽越線は厳密には新津(にいつ)につながる路線だけど、運行の実態により新発田(しばた)から白新線(はくしんせん)にはいって新潟にいたるまでの273.0キロを便宜上羽越線とした。
特急いなほの運行
特急いなほは、秋田から酒田まで1日3往復、酒田から新潟まで1日7往復の運行がある。したの時刻表はきょう2015年8月17日現在のものだけど、のぼりの酒田-新潟間についてはこれ以外に3本の臨時列車がある。さとがえりしたひとたちが東京にUターンするためのものとおもわれる。
所要時間と表定速度は秋田-新潟間をとおしではしるものでみてみると、平均でのぼりが3時間35分、76.1km/h、くだりが3時間33分、76.9km/hとなる。さらに平均した3時間34分、76.5km/hをもってここでは代表数値とする。76.5km/hは線路状態がわるいってきいとったわりには健闘しとるっていえるか。
のぼり 〔かくだい〕
くだり 〔かくだい〕
いなほ新幹線
いま、特急いなほから新潟新幹線にのるかえるひとの便利をはかるために、新潟駅での対面のりかえ工事をやっとるとこだっていう。特急いなほをおりたホームのはんたいがわに東京いきの新幹線がまっとるっていうわけだ。こんなの私鉄じゃああたりまえのかんがえだけど、かたくなにこせんきょうのりかえをしいてきたJRがやっとめをさましたことをよろこびたい。わがJR東海もこれをみならいなさい。
さて、新幹線延伸のはなしだ。おんなじホームでのりかえれるようになるのはすばらしいことだけど、まあ一歩すすめて新潟新幹線をほのまま羽越線にのりいれさせちゃあどうだ。山形新幹線や秋田新幹線でまあはい実施ずみの方法で、在来線をいかしたまま、高速列車をはしらせることのできるすばらしい方法だ。なまえは「いなほ新幹線」がいい。
(さんこう)
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- 羽越本線 - Wikipedia
- いなほ (列車) - Wikipedia
- 新潟駅 - Wikipedia
- 工程順としては、2013年度までに信越線・白新線のかり線化をすすめたうえで在来線の一部に1面2線の仮設ホームを設置、あわせて越後線の上所島・新上所島両跨道橋(こどうきょう)のかけかえ、白山駅の3線化を竣工させる(当初みこみでは2010年度完成を予定)。ほのあとは在来線の高架化をすすめ、2018年度までに信越線・白新線の一部高架化、越後線の全面高架化および一部複線化を完了させたうえで新潟駅の高架ホームを2面4線でかり開業させる(当初みこみでは2013年度完成を予定)。この高架ホームのかり運用開始時から、新幹線と在来線が同一平面上でのりかえできる在来線ホーム5番線および新幹線ホーム10番線の運用が開始される予定で、新幹線と特急「いなほ」ののりかえ利便性向上などに活用される。ほのあともひきつづき信越線・白新線の施工をすすめ、2021年度までに3路線の全面高架化と新潟駅の高架ホームの全面竣工をめざす(当初みこみでは2015年度全面竣工予定)。